バック駐車が苦手から得意になった30代主婦のメモ

バック駐車が苦手だった30代主婦が運転が得意になったコツのメモ

カテゴリ: セダン

(photo出典:『Wikipedia』トヨタ・カローラ)

トヨタのセダン、カローラ(12代目2018年~)の、駐車に必要な道路・通路幅はどのくらいになるか、メーカの諸元表資料を基に、CAD上で検討してみました。

(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mx5.0mと3.0mx5.0mで想定しています。)

12代目カローラの車体寸法(単位mm)

項目WxB(2WD)の寸法G-X(2WD)の寸法
全長4,495同左
全幅1,745同左
全高1,435同左
ホイールベース2,640同左
トレッド(F/R)1,510/1,5201,530/1,540
最小回転半径5,3005,000

カローラはグレードによって、最小回転半径、トレッドが異なります。今回はその中から、ハイブリッド2WDのWxBタイプとG-Xタイプを取り上げてみました。

カローラWxB(2WD)タイプ

カローラWxBタイプの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのセダン、カローラWxBの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

カローラWxBタイプが、間口2.5mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.461m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.840m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.519m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、7.717m以上のスペースが必要です。

カローラWxBタイプの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのセダン、カローラWxBの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

カローラWxBタイプが、間口3.0mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.054m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.840m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.111m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、7.246m以上のスペースが必要です。

カローラWxBタイプの間口2.5mと3.0mの場合の差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m
バック駐車4,4614,054407
前向き駐車7,7177,246471

カローラWxBタイプを切り返しせずに駐車する場合、間口2.5mと間口3.0mでは、バック駐車で約40cm、前向き駐車で約47cm以上の必要な道路・通路幅の差があります。

カローラG-X(2WD)タイプ

カローラG-Xタイプの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのセダン、カローラG-Xの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

カローラG-Xタイプが、間口2.5mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.275m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.481m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.255m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、7.402m以上のスペースが必要です。

カローラG-Xタイプの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのセダン、カローラG-Xの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

カローラG-Xタイプが、間口3.0mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、3.920m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.481m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を0.900m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、6.974m以上のスペースが必要です。

カローラG-Xタイプの間口2.5mと3.0mの場合の差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m
バック駐車4,2753,920355
前向き駐車7,4026,974428

カローラG-Xタイプを切り返しせずに駐車する場合、間口2.5mと間口3.0mでは、バック駐車で約35cm、前向き駐車で約42cm以上の必要な道路・通路幅の差があります。

カローラWxB(2WD)タイプとG-Xタイプ(2WD)の小回りの差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m間口による差
WxBタイプバック駐車4,4614,054407
G-Xタイプバック駐車4,2753,920355
WxBタイプとG-Xタイプの差186134
WxBタイプ前向き駐車7,7177,246471
G-Xタイプ前向き駐車7,4026,974428
WxBタイプとG-Xタイプの差315272

カローラの2WDのWxBタイプとG-Xタイプでは、駐車場の間口によってバック駐車で約13cm~18cm、前向き駐車で約27cm~31cmの違いがあります。

間口の狭い駐車場程、WxBタイプよりも最小回転半径の小さいG-Xタイプの小回りの優位性が現れています。

(photo出典:『wikipedia』トヨタ・カムリ)

トヨタのセダン、カムリ(10代目2017年~)の、駐車に必要な道路・通路幅はどのくらいになるか、メーカの諸元表資料を基に、CAD上で検討してみました。

(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mX5.0mと3.0mX5.0mで想定しています。)

10代目カムリの車体寸法(単位mm)

項目WS”レザーパッケージ”(2WD)の寸法G(2WD)の寸法
全長4,9104,885
全幅1,840同左
全高1,445同左
ホイールベース2,825同左
トレッド(F/R)1,580/1,5851,590/1,595
最小回転半径5,9005,700

カムリはグレードによって、全長、最小回転半径、トレッドが異なります。今回はその中から、2WDのWS”レザーパッケージ”タイプとGタイプを取り上げてみました。

カムリWS”レザーパッケージ”(2WD)タイプ

カムリWS”レザーパッケージ”タイプの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのセダンカムリWS”レザーパッケージ”の間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

カムリWS”レザーパッケージ”タイプが、間口2.5mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、5.067m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約4.389m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.968m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、8.677m以上のスペースが必要です。

カムリWS”レザーパッケージ”タイプの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのセダンカムリWS”レザーパッケージ”の間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

カムリWS”レザーパッケージ”タイプが、間口3.0mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.634m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約4.389m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.535m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、8.218m以上のスペースが必要です。

カムリWS”レザーパッケージ”タイプの間口2.5mと3.0mの場合の差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m
バック駐車5,0674,634433
前向き駐車8,6778,218459

カムリWS”レザーパッケージ”タイプを切り返しせずに駐車する場合、間口2.5mと間口3.0mでは、バック駐車で約43cm、前向き駐車で約45cm以上の必要な道路・通路幅の差があります。

カムリG(2WD)タイプ

カムリGタイプの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのセダンカムリGの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

カムリGタイプが、間口2.5mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.935m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約4.155m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.797m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、8.452m以上のスペースが必要です。

カムリGタイプの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのセダンカムリGの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

カムリGタイプが、間口3.0mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.502m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約4.155m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.364m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、8.014m以上のスペースが必要です。

カムリGタイプの間口2.5mと3.0mの場合の差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m
バック駐車4,9354,502433
前向き駐車8,4528,014438

カムリGタイプを切り返しせずに駐車する場合、間口2.5mと間口3.0mでは、バック駐車で約43cm、前向き駐車で約43cm以上の必要な道路・通路幅の差があります。

カムリWS”レザーパッケージ”(2WD)タイプとGタイプ(2WD)の小回りの差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m間口による差
WS”レザーパッケージ”タイプバック駐車5,0674,634433
Gタイプバック駐車4,9354,502433
WS”レザーパッケージ”タイプとGタイプの差132132
WS”レザーパッケージ”タイプ前向き駐車8,6778,218459
Gタイプ前向き駐車8,4528,014438
WS”レザーパッケージ”タイプとGタイプの差225204

カムリの2WDのWS”レザーパッケージ”タイプとGタイプでは、駐車場の間口によってもそれほど大きな差がなく、Gタイプの方がバック駐車で約13cm、前向き駐車で約20cm~22cm、WS”レザーパッケージ”タイプよりも小回りになります。

結婚したり家族が増えたりして、それまで乗っていた軽自動車のスズキワゴンRから、セダンのスバルレガシィB4に乗り換えを検討している人もいるでしょう。

同じ軽からセダンの乗り換えでも、ワゴンRからレガシィB4への流れって、分かるような気がします。街中の生活の走りだけでなく、休日のレジャーの走りを想像させます。

私はワゴンRから中古のエルグランドに乗り換えた時には、車幅の広さと車の重量感に面食らった記憶があります。あまりの燃費の悪さに長くは乗り続けませんでした。近所の店に買い物に行くのに、車体が大き過ぎて狭い駐車場で苦労したのも原因です。

憧れだけで車を選ぶと後悔します。乗り換えた後の生活のイメージを考えておく必要があります。

軽自動車からセダンに変わると、内輪差の違いによる左折や右折時の巻き込みや脱輪、後ろのトランクのスペース(オーバーハング)の違いによる下がり過ぎての衝突、加速の違いによりアクセルを踏みすぎての速度の出し過ぎ、車高(最低地上高)の違いによる底部の擦りなど、多くの注意する点があります。

ワゴンRからレガシィB4では、車のサイズも大きく変わります。バック駐車する時にどう変わるのか比較したいと思います。

LegacyB4-6gene

<出典画像:『レガシィB4』https://www.subaru.jp/legacy/b4/>


ワゴンRとレガシィB4の車のサイズ(諸元)

項目ワゴンR HYBRID FZ(4WD)レガシィB4(AWD)
全長3,395mm4,800mm
全幅1,475mm1,840mm
全高1,650mm1,500mm
ホイールベース2,460mm2,750mm
トレッド(前/後)1,295/1,290mm1580/1595mm
最小回転半径4.4m5.6m

wagonR-size

<出典画像:『ワゴンR HYBRID FX 寸法図』https://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/detail/spec_fz.html

LegacyB4-size

<出典画像:『レガシィB4 寸法図』https://www.subaru.jp/legacy/b4/spec/spec.html

2019年10月に発売予定されている新型レガシィ(7代目)では、全長だけ40㎜延びて、4,840mmになるという情報があります。2019年5月現在の現行モデルは6代目です。今回は現行モデル(全長4,800mm)を参照しています。

<出典動画:『All-New 2020 Subaru Legacy | New Model Walkaround』YouTube>

全高だけワゴンRの方が大きいです。私ももっと若い時は天井の高い車が、圧迫感がなく見晴らしが良くて運転しやすく感じましたが、少しずつ歳を重ねていくと、そういうことより、心地よいシートにゆったりもたれて運転したくなります。

横風の強い高速道路などでは、車高の高い軽自動車はハンドルを取られる程振られます。そういう時、車高が低く重心の低いセダンが余裕で追い越していく後ろ姿を眺めるのは、乗り換えたいと感じる場面かもしれません。

ワゴンRとレガシィB4のバック駐車の比較

ワゴンRのバック駐車に必要な通路幅

最も通路幅(道路幅)が狭くて済むバック駐車は直角バックです。1回でできる直角バックに必要な通路幅(道路幅)が最小と考えることができます。

wagonR-1

最小回転半径の中心は、後ろの車軸の延長線上にあります。15度づつ回転させてみます。駐車スペース(車庫)を間口2.5m、奥行き5mで想定します。

wagonR-2

ワゴンRを直角バック1回で駐車するためには、3,298mm以上の通路幅(道路幅)が必要です。その時のスタート地点は、駐車スペース入り口の水平ラインから車体側面を813mm離して、運転席が2つ先の駐車枠の中央付近に来た位置になります。

ワゴンRの全幅は1,475mmですので、2.5mの間口の駐車スペースの場合、片側512.5mmの空きが出来ます。両側に駐車中の車があっても、乗り降りは楽です。

レガシィB4のバック駐車に必要な通路幅

サイズも最小回転半径も大きいので、どれだけの差が出るでしょうか?

Legacyb4-1

レガシィB4が1回の直角バックに必要な通路幅(道路幅)は4,851mm以上必要です。そのためのスタート地点は、駐車スペース入り口の水平ラインより、車体側面を1,748mm離し、運転席が2つ先の駐車枠の奥の境界線に来た位置になります。

Legacyb4-2

レガシィB4の全幅は1,840mmですので、2.5mの駐車スペースの間口の場合、c駐車した時の車の片側の空きは330㎜になります。特に支障のある狭さではありません。

ワゴンRとレガシィB4を比較すると、必要な通路幅の差は、4,851mm-3,298mm=1,553mmと、1.5m以上もあります。直角バックする場合には、入り口水平ラインから、1,748mm-813mm=935mmも余計に車体側面を離し、駐車枠の間口の半分程(約1.25m)遠くからスタートする必要があります。

直角バックでなく、一般的な車を傾けるバック駐車の場合でも、ワゴンRに比べてレガシィB4では、1.5m以上余計に通路幅が必要になるということです。

一般的な駐車場では通路幅は5m以上取ってありますので心配ありませんが、自宅の車庫の前の道路幅が5m以下の場合には、数度の切り返しが必要になるでしょう。(4,851mm以上あれば直角バックなら1回で可能ですが)

セダンと言っても、レガシィB4は、高級SUVに近い印象を受けます。私はSUVっぽいゴツゴツしたデザインはあまり好きではありません。レガシィB4みたいな落ち着いたデザインの方が魅力を感じます。フルモデルチェンジの新型レガシィB4が街中を走るの早く見たいです。

 

 

 

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