（photo出典：『Wikipedia』トヨタ・ランドクルーザープラド）

トヨタのSUV、ランドクルーザープラド（４代目2009年～）の、駐車に必要な道路・通路幅はどのくらいになるか、メーカの諸元表資料を基に、CAD上で検討してみました。

４代目ランドクルーザープラドは、2.8Lディーゼル、2.7Lガソリンがありますが、全高以外は全てのグレードで車体サイズは統一されています。

今回はその中から、2.8LディーゼルランドクルーザープラドTXを取り上げてみます。

（＊オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mx5.0mと3.0mx5.0mで想定しています。）

４代目ランドクルーザープラドTXの車体寸法（単位mm）

項目ランドクルーザープラドTXの寸法
全長4,825
全幅1,885
全高1,850
ホイールベース2,790
トレッド（F/R)1,585/1,585
最小回転半径5,800

間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのSUV、ランドクルーザープラドTXの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

間口2.5mの駐車場の場合、ランドクルーザープラドTXを切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、5.042m以上のスペースが必要です。

直角（90度）駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約4.292m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.919m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、8.578m以上のスペースが必要です。

間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのSUV、ランドクルーザープラドTXの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

間口3.0mの駐車場の場合、ランドクルーザープラドTXを切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.609m以上のスペースが必要です。

直角（90度）駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約4.292m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を約1.486m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、8.124m以上のスペースが必要です。

間口2.5mと3.0mの場合の差（単位mm）

駐車方法間口2.5m間口3.0m差
バック駐車5,0424,609433
前向き駐車8,5788,124454

ランドクルーザープラドTXを切り返しせずに駐車する場合、間口2.5mと間口3.0mでは、バック駐車で約433mm(43.3cm)、前向き駐車で約454mm(45.4cm)以上の必要な道路・通路幅の差があります。