(photo出典:『Wikipedia』写真は5代目ステップワゴン(2015年~))

ホンダステップワゴンの最新モデル(六代目2022年1月初公開以降モデル)の駐車に必要な道路・通路幅がどのくらいになるかCAD上で検討してみました。

六代目ステップワゴンは、ハイブリッド、ガソリン車の二種類のグレードがあります。サイズ的には全長が4,760mmと4,690mmの二種類あり、最小回転半径では5,700mmのものが一種類ありますが、殆どが5,400mmになっています。

今回はそれらの中から、ハイブリッド車のe:HEV SPADA G EX Honda SENSINGの資料を基に検討します。

(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mx5.0で想定しています。)

5代目ステップワゴンe:HEV SPADA G EX Honda SENSINGの車体寸法(単位mm)

項目 e:HEV SPADA G EX Honada SENSING
全長 4,760
全幅 1,695
全高 1,840
ホイールベース 2,890
トレッド(前輪) 1,470
トレッド(後輪) 1,485
最小回転半径 5,400

5代目ステップワゴンe:HEV SPADA G EX Honda SENSINGが駐車に必要な道路・通路幅

ステップワゴンe:HEV SPADA G EX Honda SENSING
ステップワゴンe:HEV SPADA G EX Honda SENSINGを切り返しせず一回で行うには、4.54m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.82m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を約1.48m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせず一回で行うには、7.94m以上のスペースが必要です。8mを切っています。

4代目トヨタヴォクシー(ノア)、5代目日産セレナとの比較

同クラスのミニバンにはトヨタヴォクシー(ノア)と日産セレナがあります。

⇒「 トヨタのミニバン4代目ヴォクシー(ノア)の駐車に必要な道路・通路幅は?」
⇒「 日産のミニバン5代目セレナの駐車に必要な道路・通路幅は?」

トヨタヴォクシー(ノア)、日産セレナ(e-POWER XV)と、ステップワゴン(e:HEV SPADA G EX Honda SENSING)の駐車に必要な道路・通路幅を比較してみました。(CAD図面上で比較した結果になります。単位mm)

駐車方法 STEP WGN SERENA e-POWER XV Voxy(Noa)
バック駐車 4,544 4,577 4,625
前進駐車 7,946 7,997 8,039

ステップワゴンはホイールベースが他の二種よりも長いですが、最小回転半径とトレッドが一番小さいので、これらのミニバンの中では最も小回りが効く車です。