「私の乗ってるのイタリア車だけど、何か?」なんて一度は言ってみたい。高級ブランドのイメージがあるイタリア車SUVが300万円で現実のものになります。

外観は私の好みではありませんが、フロントマスク、特に大きな印象を受けるヘッドライトを中心に可愛い顔をイメージします。夜間に点灯するとなお一層その感を強くします。

それより興味を惹かれたのが、ATとMTの中間のような「デュアロジック」というシフトチェンジの仕組みを選べることです。

もちろん通常のAT操作もできますが、切り替えて、MTのように手動でギアチェンジの感触を味合う方法も選べるのです。

クラッチペダルでギアを切ったりつないだりする操作をしなくても、ローギアで車をゆっくり発進させ、一瞬間をおいてセカンドに入れてから引っ張り、再び間をおいてサードに入れる、みたいなマニュアル車のギアチェンジを楽しむことができます。

ローとかセカンド、サード、フォース、トップというような区切りではなく、「+」と「-」の2つだけで、シフトアップ、シフトダウンをしていく仕組みです。クラッチ操作もないので簡単ですが、ギアの区切りを境に、アクセルを踏み込んでから一瞬離すといったマニュアル車のつなぎ方は必要なようです。面白いですよね。

フィアット500Xが、バック駐車で車庫入れするのに必要な道路幅(通路幅)を調べてみました。
FIAT-500X

(出典:https://kakaku.com/item/K0000815885/)

フィアット500Xのサイズ

項目サイズ
全長4,280mm
全幅1,795mm
全高1,610mm
ホイールベース(前後の車軸の中心間距離)2,570mm
トレッドF/R(左右輪の中心間距離)1,545mm
最小回転半径(最小回転した時の外側前輪の円軌道半径)5.5m
*オーバーハングF/R(車軸中心とバンパー端間の距離)*855mm振り分け

*オーバーハングの寸法データは不明でしたので、全長からホイールベースを引いた値を2等分し、前後のオーバーハングとして振り分けました。

FIAT-500X-1

バック駐車で車庫入れするのに必要な道路幅

直角バックに必要な道路幅(通路幅)を求めます。一般的な車を斜めに傾けて行うバック駐車も、直角バックの一つの通過点に過ぎません。

そういう考え方から、直角バックが可能な最小の道路幅(通路幅)が、いわゆるバック駐車に最低限必要な道路幅(通路幅)に相当すると言えます。

想定する車庫(駐車スペース)は、標準的な間口2.5m、奥行き5mとしました。


FIAT-500X-2

 

車庫の中心4.090mの位置に後輪を置いて、車庫の入り口のラインから1.727m車体側面を離して直角バックをした場合、4.584mを超える道路幅(通路幅)であれば1回で車庫入れが可能です。

一般の駐車場で直角バックをしたい場合には、運転席から見て、駐車したいスペースの2つ先と3つ先の駐車スペースの境界線が、運転席の横に来た辺りがスタート地点の目安になります。

 

前向き駐車を1発でするために必要な道路幅

バック駐車に比べて、前向き駐車がどの位余計に道路幅(通路幅)が必要なのかも見ておきましょう。バック駐車の方が前向き駐車よりやりやすく感じるのを数字的に再確認できます。

(出典:『【フィアット500X試乗】新エンジンの投入でより上質となったコンパクトSUV 【読み上げてくれる記事】』by clicccar in YouTube)