バック駐車が苦手から得意になった30代主婦のメモ

バック駐車が苦手だった30代主婦が運転が得意になったコツのメモ

タグ:通路幅

時速35㎞以下で走った直近の50mのルートを記憶して、自動操縦でバックで戻ることが出来るという「リバース・アシスト」って、便利なのでしょうか?

BMWの1シリーズをバック駐車で車庫入れするのに必要な道路幅(通路幅)を調べてみました。

BMW-The1
(参照:https://autoc-one.jp/bmw/1_series/report-5004756/)

BMW1シリーズのサイズ

サイズは、1シリーズ118i,118i Playを参照しました。他のグレードの118i M Sport,M135i xDriveとのサイズ的な違いはトレッドの数値が僅かにことなるだけです。

項目サイズ
全長4,335mm
全幅1,800mm
全高1,465mm
ホイールベース(前後の車軸中心間の距離)2,670mm
トレッドF/R(左右のタイヤの中心間の距離)1,565/1,565mm
最小回転半径(最小回転時の外側前輪の円軌道半径)5.7m
*オーバーハングF/R(車軸中心とバンパー端間の居地)*832.5/832.5mm

*オーバーハングの正確な数値は不明なので、前後均等に想定しました。

 BMW-The1-1

バック駐車で車庫入れするのに必要な道路幅

車庫のスペースは間口2.5m、奥行き5mで想定します。直角バック1回で車庫入れ出来る道路幅(通路幅)を割り出します。

最小回転半径の軌道を15度毎に90度描いてみます。

BMW-The1-2

 

車庫の中心か4.253らmの離れて後輪を置き、車庫の入り口の水平ラインから1.849m車体側面を離した位置から直角バックを行うと、4.726mを超える道路幅(通路幅)であれば、1回で車庫入れが可能と考えられます。

前向き駐車で車庫入れする場合は

バック駐車との比較のために、前向きで車庫入れする場合を見てみます。どの位余計にスペースが必要になるでしょうか?ドアミラーの分25㎝を考慮します。

BMW-The1-3

 

前向き駐車で1回に車庫入れするには8.325mを超える道路幅(通路幅)が必要です。現実的には、これほど広い場所は難しいので、切り返しを何回かする必要が出てきます。

「リバース・アシスト」の使い道として、「間違って一方通行の道に入り込んでしまった時や、先が細くて通れない道に迷い込んだ際に、進入したルートをそのままバックして脱出する」という使い方があります。

 


(出典:『【詳細情報】新型BMW 1シリーズ 見どころTop10』by  carwow 日本語 in YouTube)

コンパクトで、外観も室内デザインもスポーティなSUV、ニッサンジューク。オプションパーツが豊富で、個性を出しやすい車らしい。

15RXを参考に、バック駐車で車庫入れするのに最低限必要な通路幅(道路幅)を調べてみました。

ニッサンジュークJUKEの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

JUKE-yellow

(参照:https://kakaku.com/item/K0000117314/

ニッサンジュークJUKEのサイズ

項目サイズ
全長4,135mm
全幅1,765mm
全高1,565mm
ホイールベース(前輪と後輪車軸中心間隔)2,530mm
トレッド(左右輪の中心間隔)1,540mm
最小回転半径(外側前輪の最小円軌道半径)5.3m

前後のオーバーハング(車軸中心からバンパー端までの距離)のデータは不明なので、前後を均等で想定しました。

バック駐車で車庫入れするのに最低限必要な通路幅

JUKE-1

15度刻みで90度回転させます。回転の中心は後輪の軸の延長線上ににある最小回転半径です。

車庫のスペースは間口2.5m、奥行き5mで想定します。

JUKE-2

一回でバック駐車するのに必要な通路幅(道路幅)は、4.381mより広い幅でなければなりません。

スーパーなどの駐車場で直角バックで入る目安としては、入りたい駐車スペースから2つ先の駐車スペースの奥の境界線が、運転席の辺り見えた位置からバックすれば良いでしょう。

駐車スペース入り口のラインと車体側面は1.563m以上空けておく必要があります。

ちなみに、前進駐車で一回で入るためには7.758m以上の通路幅が必要です(ドアミラーの分25㎝余裕をみる)

JUKE-3

こんな車で、好きな人を助手席に乗せて高原を走ってみたらかっこいいでしょうね。あと15年若かったら・・・。

(参照:『Nissan JUKE』by 4x4MAGAZINE in YouTube)

  • 低床設計で広い室内空間
  • 荷室が広くたくさん積み込める

ホンダのSUVヴェゼルVEZELをバック駐車で車庫入れする場合に、必要最小限度の通路幅はどのくらいか調べてみました。

ヴェゼルVEZEL(1.5L i-VTEC + i-DCD)にはサイズ的に少し違う2種類ありますので、その代表として、「HYBRID Honda SENSING」と「HYBRID RS Honda SENSING」を選びました。

VEZEL-white

 (参照:https://cvimg01cv.c.yimg.jp/cvmaterials/modelimages/gallery/3/253464.jpg)

ホンダのSUVヴェゼルVEZELのサイズ

項目HYBRID Honda SENSINGHYBRID RS Honda SENSING
全長4,330mm4,340mm
全幅1,770mm1,790mm
全高1,605mm同左
ホイールベース(前後輪の車軸中心間隔)2,610mm同左
トレッド前/後(左右輪の中心間隔)1,535/1540mm同左
最小回転半径(外側前輪の最小円軌道半径)5.3m5.5m

前後のオーバーハング(車軸からバンパー端までの距離)のデータがないので、前後均等(全長ーホイールベース)/2で想定することにします。

VEZEL HYBRID Honda SENSINGの場合

VEZEL-Standard-1

最小回転半径の中心は後輪軸の延長線上にあります。15度ずつ90度回転させて、車庫入れに必要な通路幅を出します。

車庫のスペースは、間口2.5m、奥行き5mで想定することにします。

VEZEL-Standard-2

車庫の中心から3.845m手前に後輪を置いて、車庫の入り口から1.535m車体側面を離して直角バックした場合、4.441mより広い通路幅が必要になります。

VEZEL HYBRID RS Honda SENSINGの場合

VEZEL-RS-1

同様の条件で90度回転させます。

VEZEL-RS-2

車庫の中心から4.074m手前に後輪を置いて、車庫の入り口から1.712m車体側面を離して直角バックした場合、4.597mより広い通路幅が必要になります。

HYBRID Honda SENSINGとHYBRID RS Honda SENSINGの差

車庫の中心から後輪までの距離の差=4.074-3.845=0.229m(22.9cm)

車庫の入り口から車体側面までの距離の差=1.712-1.535=0.177m(17.7cm)

バック駐車で車庫入れに必要な通路幅=4.597-4.441=0.156m(15.6cm)

どちらにしても、こんな車に乗れる人が羨ましい限りです。

(参照:『「ホンダ ヴェゼルハイブリッド」試乗インプレッション~PART1~ VEZEL』by Go!Car CHANNEL in YouTube)

結婚したり家族が増えたりして、それまで乗っていた軽自動車のスズキワゴンRから、セダンのスバルレガシィB4に乗り換えを検討している人もいるでしょう。

同じ軽からセダンの乗り換えでも、ワゴンRからレガシィB4への流れって、分かるような気がします。街中の生活の走りだけでなく、休日のレジャーの走りを想像させます。

私はワゴンRから中古のエルグランドに乗り換えた時には、車幅の広さと車の重量感に面食らった記憶があります。あまりの燃費の悪さに長くは乗り続けませんでした。近所の店に買い物に行くのに、車体が大き過ぎて狭い駐車場で苦労したのも原因です。

憧れだけで車を選ぶと後悔します。乗り換えた後の生活のイメージを考えておく必要があります。

軽自動車からセダンに変わると、内輪差の違いによる左折や右折時の巻き込みや脱輪、後ろのトランクのスペース(オーバーハング)の違いによる下がり過ぎての衝突、加速の違いによりアクセルを踏みすぎての速度の出し過ぎ、車高(最低地上高)の違いによる底部の擦りなど、多くの注意する点があります。

ワゴンRからレガシィB4では、車のサイズも大きく変わります。バック駐車する時にどう変わるのか比較したいと思います。

LegacyB4-6gene

<出典画像:『レガシィB4』https://www.subaru.jp/legacy/b4/>


ワゴンRとレガシィB4の車のサイズ(諸元)

項目ワゴンR HYBRID FZ(4WD)レガシィB4(AWD)
全長3,395mm4,800mm
全幅1,475mm1,840mm
全高1,650mm1,500mm
ホイールベース2,460mm2,750mm
トレッド(前/後)1,295/1,290mm1580/1595mm
最小回転半径4.4m5.6m

wagonR-size

<出典画像:『ワゴンR HYBRID FX 寸法図』https://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/detail/spec_fz.html

LegacyB4-size

<出典画像:『レガシィB4 寸法図』https://www.subaru.jp/legacy/b4/spec/spec.html

2019年10月に発売予定されている新型レガシィ(7代目)では、全長だけ40㎜延びて、4,840mmになるという情報があります。2019年5月現在の現行モデルは6代目です。今回は現行モデル(全長4,800mm)を参照しています。

<出典動画:『All-New 2020 Subaru Legacy | New Model Walkaround』YouTube>

全高だけワゴンRの方が大きいです。私ももっと若い時は天井の高い車が、圧迫感がなく見晴らしが良くて運転しやすく感じましたが、少しずつ歳を重ねていくと、そういうことより、心地よいシートにゆったりもたれて運転したくなります。

横風の強い高速道路などでは、車高の高い軽自動車はハンドルを取られる程振られます。そういう時、車高が低く重心の低いセダンが余裕で追い越していく後ろ姿を眺めるのは、乗り換えたいと感じる場面かもしれません。

ワゴンRとレガシィB4のバック駐車の比較

ワゴンRのバック駐車に必要な通路幅

最も通路幅(道路幅)が狭くて済むバック駐車は直角バックです。1回でできる直角バックに必要な通路幅(道路幅)が最小と考えることができます。

wagonR-1

最小回転半径の中心は、後ろの車軸の延長線上にあります。15度づつ回転させてみます。駐車スペース(車庫)を間口2.5m、奥行き5mで想定します。

wagonR-2

ワゴンRを直角バック1回で駐車するためには、3,298mm以上の通路幅(道路幅)が必要です。その時のスタート地点は、駐車スペース入り口の水平ラインから車体側面を813mm離して、運転席が2つ先の駐車枠の中央付近に来た位置になります。

ワゴンRの全幅は1,475mmですので、2.5mの間口の駐車スペースの場合、片側512.5mmの空きが出来ます。両側に駐車中の車があっても、乗り降りは楽です。

レガシィB4のバック駐車に必要な通路幅

サイズも最小回転半径も大きいので、どれだけの差が出るでしょうか?

Legacyb4-1

レガシィB4が1回の直角バックに必要な通路幅(道路幅)は4,851mm以上必要です。そのためのスタート地点は、駐車スペース入り口の水平ラインより、車体側面を1,748mm離し、運転席が2つ先の駐車枠の奥の境界線に来た位置になります。

Legacyb4-2

レガシィB4の全幅は1,840mmですので、2.5mの駐車スペースの間口の場合、c駐車した時の車の片側の空きは330㎜になります。特に支障のある狭さではありません。

ワゴンRとレガシィB4を比較すると、必要な通路幅の差は、4,851mm-3,298mm=1,553mmと、1.5m以上もあります。直角バックする場合には、入り口水平ラインから、1,748mm-813mm=935mmも余計に車体側面を離し、駐車枠の間口の半分程(約1.25m)遠くからスタートする必要があります。

直角バックでなく、一般的な車を傾けるバック駐車の場合でも、ワゴンRに比べてレガシィB4では、1.5m以上余計に通路幅が必要になるということです。

一般的な駐車場では通路幅は5m以上取ってありますので心配ありませんが、自宅の車庫の前の道路幅が5m以下の場合には、数度の切り返しが必要になるでしょう。(4,851mm以上あれば直角バックなら1回で可能ですが)

セダンと言っても、レガシィB4は、高級SUVに近い印象を受けます。私はSUVっぽいゴツゴツしたデザインはあまり好きではありません。レガシィB4みたいな落ち着いたデザインの方が魅力を感じます。フルモデルチェンジの新型レガシィB4が街中を走るの早く見たいです。

 

 

 

17年ぶりに復活したトヨタ新型スープラ(SUPRA)は、ホイールベースを短く、トレッドを広く、重心を低くして、ハンドルの操作性とコーナリング姿勢を安定させた「ピュアスポーツカー」らしいです。純粋なスポーツカーというニュアンスでしょうか?

500万円代から700万円代の価格帯で2人乗りの高級スポーツカーは、私には夢のまた夢の車です。10年後に中古車でなら実現可能かもしれませんが。

ピカピカに磨いたホワイトメタリックかプロミネンスレッドのRZ仕様で、真夏の海岸を風をなびかせて走ったら気持ちいいでしょうね。10年後の私を想像するだけで・・・虚しい、いえ、楽しい。

オーストリアの工場で受注生産されるというから、予約注文しても乗れるのは、半年以上先になるでしょう。10月の消費税アップが気になりますが、「果たして家の車庫にすんなりバック駐車できるのか?」と気になる人もいるかと思います。

トヨタGRスープラ(SUPRA)のRZ仕様で、車庫にバック駐車するのに必要な最小の通路幅を調べてみました。ホイールベースとトレッドの変更がどう影響しているでしょうか?

GR-SUPRA-F1
<出典画像:『GR SUPRA』http://creative311.com/wp-content/uploads/2019/01/20190114_supra7.jpg>

トヨタGRスープラ(SUPRA)RZ仕様のサイズ(諸元)


<出典動画:『新型スープラ独占取材 Part.2「GR スープラ」初試乗!【GENROQ Web】』YouTube>
項目サイズ
全長4,380mm
全幅1,865mm
全高1,295mm
ホイールベース(前輪と後輪の軸中心間距離)2,470mm
トレッド(前/後)(左右のタイヤ中心間の距離)1,594mm/1589mm
最小回転半径(最小に回転した時の外側前輪の軌道半径)5.2m

確かに、このサイズの大きさの車にしては、ホイールベースが短く、トレッドが広くなっています。直線の安定性より、コーナリングの安定性を重視したのがうかがえます。

新型GRスープラ(SUPRA)のデザインコンセプトは、「Condensed Extreme L6 FR "TOYOTA" Sports」となっていますが、Condensedは「凝縮された」、Extremeは「過激な」の意味だそうです。ハンドリングとコーナリングを重視したということになるのでしょうが、車の小回りにも表れていると推測されます。

supra-side

<出典画像:『新型GRスープラの側面』https://car-research.jp/directimgsymln/2019/01/supra-side.jpg

前後のオーバーハング(前後の車軸の中心からバンパーの端までの寸法)の寸法データが入手できなかったので、全長(4,380mm)からホイールベース(2,470mm)を差し引いて2で割った955㎜を前後のオーバーハングと仮定しました。

車庫入れに必要な最小の通路幅

バック駐車に必要な通路スペース(道路幅)は、直角バックが1回で出来るスペースを出せば分かります。直角バックが最も通路幅を要しないバック駐車だからです。

TOYOTA-SUPRA-1

後輪の車軸の延長線上に、最小回転半径の中心点があります。半径5.2mの円の軌道上を、外側前輪のタイヤが回転します。15度ずつ回転させて、どの位のスペースを必要とするのか見てみましょう。

直角バックをするのに必要な通路幅はどの位になるかですが、車庫の間口とも関係しますので、間口を2.5m、3m、3.5mの3通りで調べてみます。

TOYOTA-SUPRA-2

間口2.5m奥行5mの車庫に、直角バック1回でバック駐車するには、4,515mm以上の通路幅が必要です。間口2.5mは標準的な広さなので、一般の駐車場で直角バック1回で駐車する場合にも、この間口のケースの位置関係が参考になります。

TOYOTA-SUPRA-3

駐車スペースの入り口から車体側面を約1.5m(1,539mm)離し、駐車したいところから2つ先の駐車スペースの奥の白線に、前輪が来た辺りで車を停めます。その位置から直角バックすれば1回で駐車できます。

TOYOTA-SUPRA-4

車庫の間口が3mになると、4,077mm以上の通路幅があれば、1回で直角バックが可能になります。

TOYOTA-SUPRA-5

間口を3.5mとると、直角バックに必要な通路幅は3,826mmと、4mを切ってきます。

これから自宅車庫を作るなら

自宅車庫を作る場合、どの位のスペースを見ればよいのか、基本的な考え方を知っておいて損はありません。

ここでは、カーポートの販売メーカーのLixilのホームページを参考に見てみましょう。

カースペースの大きさの目安として、車の全長プラス800㎜(前に500㎜、後ろに300㎜)、車の全幅プラス900㎜から1,400㎜という考え方です。

駐車スペースの基本寸法

<出典画像:『駐車スペースの基本寸法』https://www.lixil.co.jp/lineup/carspace/hint/parking/

今回のGRスープラの場合、全長4,380mm、全幅1,865mmなので、奥行は4,380mm+800mm=5,180mm、間口は1,865mm+900mmから1,400mm=2,765mmから3.265mmになります。

GRスープラの場合、間口が3m以上取れると良いことは車幅との関係からも言えますね。全幅1,865mmはかなり広いですから。ヴォクシーの大きいグレードの全幅1,735mmに比べても分かります。

カースペースのレイアウト

<出典画像:『カースペースのレイアウト』https://www.lixil.co.jp/lineup/carspace/hint/parking/

建売住宅などのカースペースの標準的なレイアウトでは、縦に2台設ける場合には間口を5.6m、縦横2台の場合には間口9.8mとなっています。こういうカースペースであれば、GRスープラでも十分バック駐車できます。

 

 

 

↑このページのトップヘ