メルセデス・ベンツの初めてのコンパクトSUVのGLAクラス。GLA220 4MATICとGLA250 4MATICがバック駐車で車庫入れする場合に必要な道路幅(通路幅)を調べてみます。

メルセデス・ベンツの豊富な安全機能は運転の負担を軽減してくれます。たとえば、ディストロニックプラスという、レーダーによって先行車との安全な車間距離を維持する機能のお陰で、苦手な高速走行の不安が軽くなったという人もいます。

また停車時のHOLD機能で、信号待ちが楽になったという人も。一度停車したら、ブレーキペダルを奥まで踏むとHOLD機能が作動して、足を離しても車は停まったままうごきません。坂道でも下がりません。

こういう高機能の車に慣れると、普通の車には戻れなくなるのでしょうね。

 Benz-GLA220
(出典:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/gla/gla-suv/explore.html)

メルセデス・ベンツGLA180,GLA220,GLA250のサイズ

項目/タイプ別サイズGLA180GLA220GLA250
全長4,430mm同左同左
全幅1,805mm同左同左
全高1,505mm同左1,510mm
ホイールベース2,700mm同左同左
トレッドF/R1,545mm1,555/1545mm1,560/1,545mm
最小回転半径5.7m同左同左
オーバーハングF/R920mm/810mm同左同左

珍しくオーバーハングの寸法データが提供されていました。車軸からバンパーの端までの距離です。前部が920㎜、後部が810㎜です。

BENTS-GLA-4

GLA220 4MATICとGLA250 4MATICのサイズの違いは全高だけなので、回転の大きさは共通ですから、どちらの車種も車庫入れに必要な道路幅(通路幅)は共通です。GLA180も、トレッドが多少ことなるだけで、GLA220、GLA250と他のサイズは同じなので、同様に考えて良いでしょう。

GLAクラスには他に受注生産のMercedes-AMG GLA45 4MATICがあります。サイズ的に異なるのは全長が3㎝長い(4,460mm)のと、全高が1,500mm、トレッドが1,560mm/1,560mmとちょっと広くなっています。車庫入れに必要な道路幅(通路幅)は多少広くなるはずですが、正確なオーバーハングのデータがないので比較はしないでおきます。

バック駐車の車庫入れに必要な道路幅

 車庫のスペースは間口が2.5m、奥行きを5mで想定しました。

BENTS-GLA-1


BENTS-GLA-2

車庫の中心から4.242mのところに後ろタイヤを置き、車庫の入り口のラインから1.843m車体側面を離して直角にバック駐車を開始する場合、4.794mを越えた道路幅(通路幅)があれば車庫入れが可能です。

前向きに1回で駐車するのに必要な道路幅

参考までに、前向き駐車で車庫入れする場合には、どの位の道路幅(通路幅)が必要か見てみます。

BENTS-GLA-3

1回の前向き駐車で車庫入れしようとすれば、8.462mを超えるスペースが必要になります。こんなに広い駐車場や道路は普通はありえません。前向き駐車では、何度も切り返しをしなければならないので、バック駐車に比べてやりにくく感じる原因です。

「コンパクトなのにボリューム感がある」SUV。赤のGLAもカッコイイ。


(出典」:『【4K画質】メルセデス・ベンツ認定中古車 新型GLA 220 4MATIC』by 認定中古車. COM in YouTube)