個人的にはマツダの車には縁がほとんどなくて、しいて言えば、父が若い頃に、ロータリーエンジンの中古車を乗っていたことがあるくらいです。父によれば、ロータリーエンジンは加速の伸びが良かった記憶があるそうです。ただ、中古車だったせいなのか、エンジンが温まらないと、よくエンストしたそうです。

そんな影響もあって、マツダというとロータリーエンジンの印象が強かったのですが、今ではクリーンディーゼルの車にも力を入れている印象も持っています。

コンパクトSUVのランキングの常連になっているCX-5のイメージは、鮮やかなワインレッド(マツダではソウルレッドクリスタルメタリックと呼んでいます)のシャープなボディラインに、個性的なフロントグリルが特徴的です。

気になる安全装備としては、ヘッドライトの自動制御があります。ハイビームとロービームの自動制御はよくありますが、それだけでなく、走行速度に応じて、LEDを点灯と消灯をコントロールして、対向車や前走車に眩しくさせないようにしたり、横断歩道などでは左右に光を広げたり、高速では上方に光の角度を変えて標識看板を照らしたりする自動制御機能です。

そういう機能のない車を運転している私としては、ハイビームとロービームを手動で切り替えてるのを煩わしく思っているので、とても羨ましいです。

そんなコンパクトSUVとして人気のあるマツダCX-5が、バック駐車するのに必要な最小の通路幅を調べてみました。

Mazda_CX-5_at_the_Tokyo_Auto_Salon_2017

<出典画像:『マツダCX-5』https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Mazda_CX-5_at_the_Tokyo_Auto_Salon_2017.jpg/1200px-Mazda_CX-5_at_the_Tokyo_Auto_Salon_2017.jpg

マツダCX-5の車体サイズ

<出典動画『マツダ新型CX-5はディーゼル一択!国産SUVで特上の出来栄えだ!』YouTube>

現行モデルでは、どのグレードでも、ガソリン車、ディーゼル車でも、車体サイズは変わりません。

項目サイズ
全長4,545mm
全幅1,840mm
全高1,690mm
ホイールベース(前後の車軸の中心間距離)2,700mm
トレッド(左右のタイヤの中心間距離)1,595mm(前後共)
最小回転半径(最小回転時の前輪外側タイヤの軌道半径)5.5m

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全長・ホイールベースが短め、全幅が広めの車体サイズの印象を受けます。トレッドが前後輪で同じなのも特徴です。

駐車スペースのサイズを、間口2.5m、奥行き5mで想定します。この駐車スペースに、1回の直角バックで駐車するための通路幅はどの位が必要かを見ます。

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1回の直角バックのための通路幅は、4,682mm以上が求められます。直角バックの開始位置は、駐車スペースの中心から3,994mm離れた位置に後輪タイヤを、駐車スペースの入り口の水平ラインから1,679mm車体側面を離した位置になります。

直角バックの開始位置を運転席から判断する目安としては、2つ先の駐車スペースの奥のラインが、運転席の横に来た辺りで良いでしょう。

直角バックでなく、通路を左から進入して来て、車を左に傾けるやり方で考えた場合には、車の回転図の右から2番目から4番目の位置(15度から45度傾けた軌道上の位置)につければ良いです。

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回転図からは、ピボットエリアと車の内側後輪の距離関係も見て取れます。ピボットエリアとは、駐車スペース入り口のコーナーを中心にした半径50㎝の円の範囲です。

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右側後輪が、ピボットエリアのどの辺りを通過しているかを見てください。ピボットエリアの円を4分割して考えると分かりやすいでしょう。

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漠然と、ピボットエリアの半径50㎝の円の中ならどこでも良いのではなくて、4分割したピボットエリアのある部分を通過するように接近すべきなのです。

BlogPaint

私の経験がもっと重なれば、4分割よりももっと精度の高い範囲指定ができると思うのですが、現在はこの程度までしか追求できていません。

ところで、クリーンディーゼルというディーゼルエンジンの乗り心地はどうなのでしょうか?燃費なども気になります。国産車の中でも独自路線を行くような印象のあるマツダの車も、ちょっとカッコイイと思います。マツダの鳥が羽ばたいているようなエンブレムも好きです。

マツダエンブレム

<出典画像:『マツダエンブレム』http://fsv-image.autoc-one.jp/images/1644739/001_o.jpg