ホンダステップワゴンの最新モデル(六代目2022年1月初公開以降モデル)の駐車に必要な道路・通路幅がどのくらいになるかCAD上で検討してみました。
六代目ステップワゴンは、ハイブリッド、ガソリン車の二種類のグレードがあります。サイズ的には全長が4,760mmと4,690mmの二種類あり、最小回転半径では5,700mmのものが一種類ありますが、殆どが5,400mmになっています。
今回はそれらの中から、ハイブリッド車のe:HEV SPADA G EX Honda SENSINGの資料を基に検討します。
(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mx5.0で想定しています。)
5代目ステップワゴンe:HEV SPADA G EX Honda SENSINGの車体寸法(単位mm)
項目 | e:HEV SPADA G EX Honada SENSING |
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全長 | 4,760 |
全幅 | 1,695 |
全高 | 1,840 |
ホイールベース | 2,890 |
トレッド(前輪) | 1,470 |
トレッド(後輪) | 1,485 |
最小回転半径 | 5,400 |
5代目ステップワゴンe:HEV SPADA G EX Honda SENSINGが駐車に必要な道路・通路幅
ステップワゴンe:HEV SPADA G EX Honda SENSINGを切り返しせず一回で行うには、4.54m以上のスペースが必要です。直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.82m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を約1.48m離した位置になります。
また前進駐車を切り返しせず一回で行うには、7.94m以上のスペースが必要です。8mを切っています。
4代目トヨタヴォクシー(ノア)、5代目日産セレナとの比較
同クラスのミニバンにはトヨタヴォクシー(ノア)と日産セレナがあります。
⇒「 日産のミニバン5代目セレナの駐車に必要な道路・通路幅は?」
トヨタヴォクシー(ノア)、日産セレナ(e-POWER XV)と、ステップワゴン(e:HEV SPADA G EX Honda SENSING)の駐車に必要な道路・通路幅を比較してみました。(CAD図面上で比較した結果になります。単位mm)
駐車方法 | STEP WGN | SERENA e-POWER XV | Voxy(Noa) |
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バック駐車 | 4,544 | 4,577 | 4,625 |
前進駐車 | 7,946 | 7,997 | 8,039 |
ステップワゴンはホイールベースが他の二種よりも長いですが、最小回転半径とトレッドが一番小さいので、これらのミニバンの中では最も小回りが効く車です。