(photo出典:『Wikipedia』3代目アルファード(2015年~))

トヨタアルファードの現行モデル(三代目2021年4月一部改良以降モデル)の中から、ガソリン車の2.5LSとハイブリット車Xの2種を取り上げて、駐車に必要な道路・通路幅がどのくらいになるかCAD上で検討してみました。

同じアルファードでも、ハイブリッドXの方が2.5LSよりも必要なスペースが少なく済むことがわかりました。

(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mx5.0で想定しています。)

3代目アルファードの車体寸法(単位mm)

項目 ガソリン2.5LS ハイブリッドX
全長 4,950 4,945
全幅 1,850 1,850
全高 1,935 1,950
ホイールベース 3,000 3,000
トレッド(前輪) 1,575 1,600
トレッド(後輪) 1,580 1,595
最小回転半径 5,800 5,600

ハイブリッドXの方が、全長、最小回転半径が小さく、トレッドが広くなっています。

ガソリン車2.5LSが駐車に必要な道路・通路幅

ガソリン車2.5LS
2.5LSのバック駐車を切り返しせず一回で行うには、5m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約4.2m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を約1.8m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせず一回で行うには、8.6m以上のスペースが必要です。

ハイブリッド車Xが駐車に必要な道路・通路幅

ハイブリッド車X
ハイブリッドXのバック駐車を切り返しせず一回で行うには、4.9m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.9m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を約1.6m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせず一回で行うには、約8.4m以上のスペースが必要です。