バック駐車が苦手から得意になった30代主婦のメモ

バック駐車が苦手だった30代主婦が運転が得意になったコツのメモ

カテゴリ: コンパクトカー

(photo出典:『Wikipedia』日産・マーチ)

日産のコンパクトカー、マーチ(4代目2010年~)の、駐車に必要な道路・通路幅はどのくらいになるか、メーカの諸元表資料を基に、CAD上で検討してみました。

4代目マーチ 2WDモデルの主なグレードにはS、S プラムインテリア、X Vセレクションがありますが、グレードによる車体寸法の違いはありません。(5代目マーチが2017より欧州で販売されていますが、日本では2022年現在発売されていません)

(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mx5.0mと3.0mx5.0mで想定しています。)

4代目マーチの車体寸法(単位mm)

項目マーチの寸法
全長3,825
全幅1,665
全高1,515
ホイールベース2,450
トレッド(F/R)1,470/1,475
最小回転半径4,500

間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

日産のコンパクトカー、マーチGの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

間口2.5mの駐車場の場合、マーチを切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、3.669m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.039m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を約0.892m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、6.409m以上のスペースが必要です。

間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

日産のコンパクトカー、マーチGの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

間口2.5mの駐車場の場合、マーチを切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、3.401m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.039m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を約0.625m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、5.928m以上のスペースが必要です。

間口2.5mと3.0mの場合の差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m
バック駐車3,6693,401268
前向き駐車6,4095,928481

マーチを切り返しせずに駐車する場合、間口2.5mと間口3.0mでは、バック駐車で約268mm(26.8cm)、前向き駐車で約481mm(48.1cm)以上の必要な道路・通路幅の差があります。

(photo出典:『Wikipedia』トヨタ・ルーミー)

トヨタのコンパクトカー、ルーミー(初代2016年~)の、駐車に必要な道路・通路幅はどのくらいになるか、メーカの諸元表資料を基に、CAD上で検討してみました。

(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mX5.0mと3.0mX5.0mで想定しています。)

初代ルーミーの車体寸法(単位mm)

項目カスタムG-T(2WD)の寸法G-T(2WD)の寸法
全長3,7053,700
全幅1,670同左
全高1,735同左
ホイールベース2,490同左
トレッド(F/R)1,455/1,4651,465/1,475
最小回転半径4,7004,600

ルーミーはグレードによって、小さい差ではありますが全長、最小回転半径、トレッドが異なります。今回はその中から、2WDのカスタムG-TタイプとG-Tタイプを取り上げてみました。

ルーミーカスタムG-T(2WD)タイプ

ルーミーカスタムG-Tタイプの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのコンパクトカールーミーカスタムG-Tの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

ルーミーカスタムG-Tタイプが、間口2.5mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、3.765m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.258m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.055m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、6.548m以上のスペースが必要です。

ルーミーカスタムG-Tタイプの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのコンパクトカールーミーカスタムG-Tの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

ルーミーカスタムG-Tタイプが、間口3.0mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、3.464m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.258m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を0.754m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、6.019m以上のスペースが必要です。

ルーミーカスタムG-Tタイプの間口2.5mと3.0mの場合の差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m
バック駐車3,7653,464301
前向き駐車6,5486,019529

ルーミーカスタムG-Tタイプを切り返しせずに駐車する場合、間口2.5mと間口3.0mでは、バック駐車で約30cm、前向き駐車で約52cm以上の必要な道路・通路幅の差があります。

ルーミーG-T(2WD)タイプ

ルーミーG-Tタイプの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのコンパクトカールーミーG-Tの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

ルーミーG-Tタイプが、間口2.5mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、3.698m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.135m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を0.965m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、6.442m以上のスペースが必要です。

ルーミーG-Tタイプの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのコンパクトカールーミーG-Tの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

ルーミーG-Tタイプが、間口3.0mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、3.416m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.135m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を0.682m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、5.934m以上のスペースが必要です。

ルーミーG-Tタイプの間口2.5mと3.0mの場合の差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m
バック駐車3,6983,416282
前向き駐車6,4425,934508

ルーミーG-Tタイプを切り返しせずに駐車する場合、間口2.5mと間口3.0mでは、バック駐車で約31cm、前向き駐車で約48cm以上の必要な道路・通路幅の差があります。

ルーミーカスタムG-T(2WD)タイプとG-Tタイプ(2WD)の小回りの差

駐車方法間口2.5m間口3.0m間口による差
カスタムG-Tタイプバック駐車3,7653,464301
G-Tタイプバック駐車3,6983,41628
カスタムG-TタイプとG-Tタイプの差6748
カスタムG-Tタイプ前向き駐車6,5486,019529
G-Tタイプ前向き駐車6,4425,934508
カスタムG-TタイプとG-Tタイプの差10685

ルーミーの2WDのカスタムG-TタイプとG-Tタイプでは、駐車場の間口によってバック駐車で約4cm~6cm、前向き駐車で約8cm~10cmの違いがあります。

間口の狭い駐車場程、カスタムG-Tタイプよりも最小回転半径の小さいG-Tタイプの小回りの優位性が現れています。

(photo出典:『Wikipedia』トヨタ・ヤリス)

トヨタのコンパクトカー、ヤリス(4代目2020年~)の、駐車に必要な道路・通路幅はどのくらいになるか、メーカの諸元表資料を基に、CAD上で検討してみました。

(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mx5.0mと3.0mx5.0mで想定しています。)

4代目ヤリスの車体寸法(単位mm)

項目Z(2WD)の寸法X(2WD)の寸法
全長3,940同左
全幅1,695同左
全高1,500 1,515(E-Four)同左
ホイールベース2,550同左
トレッド(F/R)1,480/1,4751,490/1,485
最小回転半径5,1004,800

ヤリスはグレードによって、最小回転半径が異なります。今回はその中から、ハイブリッド2WDのZタイプとXタイプを取り上げてみました。

ヤリスZ(2WD)タイプ

ヤリスZタイプの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのコンパクトカーヤリスZの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

ヤリスZタイプが、間口2.5mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.112m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.676m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.373m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、7.117m以上のスペースが必要です。

ヤリスZタイプの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのコンパクトカーヤリスZの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

ヤリスZタイプが、間口3.0mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、3.743m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.676m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.004m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、6.573m以上のスペースが必要です。

ヤリスZタイプの間口2.5mと3.0mの場合の差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m
バック駐車4,1123,743369
前向き駐車7,1176,573544

ヤリスZタイプを切り返しせずに駐車する場合、間口2.5mと間口3.0mでは、バック駐車で約36cm、前向き駐車で約54cm以上の必要な道路・通路幅の差があります。

ヤリスX(2WD)タイプ

ヤリスXタイプの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのコンパクトカーヤリスXの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

ヤリスXタイプが、間口2.5mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、3.9231m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.321m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.114m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、6.817m以上のスペースが必要です。

ヤリスXタイプの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのコンパクトカーヤリスXの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

ヤリスXタイプが、間口3.0mの駐車場の場合、切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、3.605m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.321m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を0.796m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、6.328m以上のスペースが必要です。

ヤリスXタイプの間口2.5mと3.0mの場合の差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m
バック駐車3,9233,605318
前向き駐車6,8176,328489

ヤリスXタイプを切り返しせずに駐車する場合、間口2.5mと間口3.0mでは、バック駐車で約31cm、前向き駐車で約48cm以上の必要な道路・通路幅の差があります。

ヤリスZ(2WD)タイプとXタイプ(2WD)の小回りの差

駐車方法間口2.5m間口3.0m間口による差
Zタイプバック駐車4,1123,743369
Xタイプバック駐車3,9233,605318
ZタイプとXタイプの差189138
Zタイプ前向き駐車7,1176,573544
Xタイプ前向き駐車6,8176,328489
ZタイプとXタイプの差300245

ヤリスの2WDのZタイプとXタイプでは、駐車場の間口によってバック駐車で13cm~18cm、前向き駐車で24cm~30cmの違いがあります。

間口の狭い駐車場程、Zタイプよりも最小回転半径の小さいXタイプの小回りの優位性が現れています。

(photo出典:『Wikipedia』トヨタ・パッソ)

トヨタのコンパクトカー、パッソ(3代目2016年~)の、駐車に必要な道路・通路幅はどのくらいになるか、メーカの諸元表資料を基に、CAD上で検討してみました。

(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mx5.0mと3.0mx5.0mで想定しています。)

3代目パッソの車体寸法(単位mm)

項目パッソ2WD MODAの寸法
全長3,680
全幅1,665
全高1,525
ホイールベース2,490
トレッド(F/R)1,465/1,475
最小回転半径4,600

3代目パッソはグレードによって、全長が3,680mmと3,650mmの2種類があります。今回はその中から、2WD MODAを取り上げてみました。

間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのコンパクトカー、パッソの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

間口2.5mの駐車場の場合、パッソを切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、3.685m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.135m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を0.962m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、6.423m以上のスペースが必要です。

間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

トヨタのコンパクトカー、パッソの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

間口3.0mの駐車場の場合、パッソを切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、3.404m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.135m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を約0.681m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、5.910m以上のスペースが必要です。

間口2.5mと3.0mの場合の差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m
バック駐車3,6853,404281
前向き駐車6,4235,910513

切り返しせずに駐車する場合、間口2.5mと間口3.0mでは、バック駐車で約28cm、前向き駐車で約51cm以上の必要な道路・通路幅の差があります。

時速35㎞以下で走った直近の50mのルートを記憶して、自動操縦でバックで戻ることが出来るという「リバース・アシスト」って、便利なのでしょうか?

BMWの1シリーズをバック駐車で車庫入れするのに必要な道路幅(通路幅)を調べてみました。

BMW-The1
(参照:https://autoc-one.jp/bmw/1_series/report-5004756/)

BMW1シリーズのサイズ

サイズは、1シリーズ118i,118i Playを参照しました。他のグレードの118i M Sport,M135i xDriveとのサイズ的な違いはトレッドの数値が僅かにことなるだけです。

項目サイズ
全長4,335mm
全幅1,800mm
全高1,465mm
ホイールベース(前後の車軸中心間の距離)2,670mm
トレッドF/R(左右のタイヤの中心間の距離)1,565/1,565mm
最小回転半径(最小回転時の外側前輪の円軌道半径)5.7m
*オーバーハングF/R(車軸中心とバンパー端間の居地)*832.5/832.5mm

*オーバーハングの正確な数値は不明なので、前後均等に想定しました。

 BMW-The1-1

バック駐車で車庫入れするのに必要な道路幅

車庫のスペースは間口2.5m、奥行き5mで想定します。直角バック1回で車庫入れ出来る道路幅(通路幅)を割り出します。

最小回転半径の軌道を15度毎に90度描いてみます。

BMW-The1-2

 

車庫の中心か4.253らmの離れて後輪を置き、車庫の入り口の水平ラインから1.849m車体側面を離した位置から直角バックを行うと、4.726mを超える道路幅(通路幅)であれば、1回で車庫入れが可能と考えられます。

前向き駐車で車庫入れする場合は

バック駐車との比較のために、前向きで車庫入れする場合を見てみます。どの位余計にスペースが必要になるでしょうか?ドアミラーの分25㎝を考慮します。

BMW-The1-3

 

前向き駐車で1回に車庫入れするには8.325mを超える道路幅(通路幅)が必要です。現実的には、これほど広い場所は難しいので、切り返しを何回かする必要が出てきます。

「リバース・アシスト」の使い道として、「間違って一方通行の道に入り込んでしまった時や、先が細くて通れない道に迷い込んだ際に、進入したルートをそのままバックして脱出する」という使い方があります。

 


(出典:『【詳細情報】新型BMW 1シリーズ 見どころTop10』by  carwow 日本語 in YouTube)

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