バック駐車が苦手から得意になった30代主婦のメモ

バック駐車が苦手だった30代主婦が運転が得意になったコツのメモ

カテゴリ: SUV

(photo出典:『Wikipedia』初代CX-3(2015年~))

マツダのSUV、CX-3,CX-30,CX-5,CX-8の、駐車に必要な道路・通路幅はどのくらいの違いがあるか、メーカの諸元表資料を基に、CAD上で比較検討してみました。

(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mx5.0mで想定しています。)

CX-3,CX-30,CX-5,CX-8の車体寸法(単位mm)

項目CX-3CX-30CX-5CX-8
全長4,2754,3954,5754,900
全幅1,7651,7951,8451,840
全高1,5501,5401,6901,730
ホイールベース2,5702,6552,7002,930
トレッド(F/R)1,525/1,5201,565/1,5651,595/1,5951,595/1,600
最小回転半径5,3005,3005,5005,800

<参考モデル> CX-3:初代(2015年~) CX-30:初代(2019年~) CX-5:2代目(2017~) CX-8:初代(2017~)

現行モデルのCXシリーズは、車体サイズの小さい順では、CX-3,CX-30,CX-5,CX-8となります。他にMX-30という車種もありますが、これはサイズ的にはCX-30と全高が10mm高いだけの違いになりますので参考になると思います。

CX-3の駐車に必要な道路・通路幅

マツダのSUV,CX-3の駐車に必要な道路・通路幅

CX-3を切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.421m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.872m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.552m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、7.598m以上のスペースが必要です。

CX-30の駐車に必要な道路・通路幅

マツダのSUV,CX-30の駐車に必要な道路・通路幅

CX-30を切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.487m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.804m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.517m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、7.699m以上のスペースが必要です。

CX-5の駐車に必要な道路・通路幅

マツダのSUV,CX-5の駐車に必要な道路・通路幅

CX-5を切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.725m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.994m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.681m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、8.063m以上のスペースが必要です。

CX-8の駐車に必要な道路・通路幅

マツダのSUV,CX-8の駐車に必要な道路・通路幅

CX-8を切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.999m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約4.208m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.835m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、8.568m以上のスペースが必要です。

CX-3,CX-30,CX-5,CX-8の駐車に要する道路・通路幅の比較(単位mm)

駐車方法CX-3CX-30CX-5CX-8
バック駐車4,4214,4874,7254,999
前向き駐車7,5987,6998,0638.568

(photo出典:『Wikipedia』3代目エクストレイル(2013年~))

日産のSUVエクストレイルの2022年2月現在の現行モデル(3代目2020年~)の、駐車に必要な道路・通路幅はどのくらいになるか、メーカの諸元表資料を基に、CAD上で検討してみました。

(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mx5.0mで想定しています。)

3代目エクストレイルの車体寸法(単位mm)

項目寸法
全長4,690
全幅1,820
全高1,740
ホイールベース2,705
トレッド(F/R)1,575/1,575
最小回転半径5,600

現行モデルのエクストレイルは、ガソリン車、ハイブリッド車を問わず、どのグレードも車体サイズ、最小回転半径は同じます。(一部全高の違いがあります)

3代目エクストレイルの駐車に必要な道路・通路幅

日産のSUVエクストレイルの駐車に必要な道路・通路幅

エクストレイルを切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.791m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約4,115m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.757m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、8.209m以上のスペースが必要です。

トヨタ4代目ハリアーとの比較

トヨタのハリアーには最小回転半径が5.5mと5.7mの2種類のタイプがあります。その2種とエクストレイルを比較してみます。

⇒「トヨタのSUV4代目ハリアーの駐車に必要な道路・通路幅は?」

駐車方法ハリアー(5.5m)ハリアー(5.7m)エクストレイル
バック駐車4.7684.9084,791
前向き駐車8.1668.3718,209

日産のエクストレイルの最小回転半径が5.6mなので当然かもしれませんが、トヨタのハリアーの最小回転半径5.5mと5.7mのタイプの丁度中間の数値です。

駐車スペースの観点からいえば、トヨタのハリアーの方が選択肢は多いです。

(photo出典:『Wikipedia』4代目ハリアー(2020年~))

トヨタのSUVハリアーの2022年2月現在の現行モデル(4代目2020年~)の、駐車に必要な道路・通路幅はどのくらいになるか、メーカの諸元表資料を基に、CAD上で検討してみました。

(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mx5.0mで想定しています。)

4代目ハリアーの車体寸法(単位mm)

項目寸法
全長4,740
全幅1,855
全高1,660
ホイールベース2,690
トレッド(F/R)1,605/1,625
最小回転半径5,500/5,700

現行モデルのハリアーは、車体サイズは同じで、最小回転半径が5.5mと5.7mの2種類のタイプがあります。それぞれのタイプについて検討してみます。

4代目ハリアーの駐車に必要な道路・通路幅

最小回転半径が5.5mのタイプ

トヨタのSUVハリアー(最小回転半径5.5m)の駐車に必要な道路・通路幅
最小回転半径5.5mのタイプのハリアーを切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.768m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.994m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.686m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせず一回で行うには、8.166m以上のスペースが必要です。

最小回転半径が5.7mのタイプ

トヨタのSUVハリアー(最小回転半径5.7m)の駐車に必要な道路・通路幅
最小回転半径5.7mのタイプのハリアーを切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.908m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約4.222m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を約1.853m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせず一回で行うには、8.371m以上のスペースが必要です。

最小回転半径5.5mタイプと5.7mタイプとの差(単位mm)

駐車方法5.5mタイプ5.7mタイプ
バック駐車4,7864,908122
前向き駐車8,1668,371205

バック駐車で約12cm、前向き駐車で約20cmの差があります。

「700万円でポルシェの新車が買える!」

一生に一度だけ、私のような庶民に贅沢が許されるれるとしたら、ポルシェマカン(Porshe Macan)を手に入れる、というのは少しは現実的な夢です。

10.9インチのタッチスクリーンと沢山のボタンが並んだ大きなコンソール。豪華な内装だけで圧倒されます。

『金持ち父さん、貧乏父さん』流に言えば、車はキャッシュが出て行くだけなので「負債」なのですが、このぐらいの高級車になると「財産」と呼びたくなります。

長く大切に維持すれば、もしかしたらプレミアムがついて値上がりすることだって、あり得ます。

そんなポルシェマカンを、バック駐車で車庫入れするのに最低限必要な道路幅(通路幅)を調べてみました。

 PORSHE-Macan
(出典:https://kakaku.com/item/K0000616012/)

ポルシェマカンのサイズ

項目サイズ
全長4,696mm
全幅1,923mm
全高1,624mm
ホイールベース(前後車軸中心間の距離)2,807mm
トレッドF/R(左右輪の中心間の距離)1,655/1651mm
最小回転半径(最小回転した外側前輪の円軌道半径)5.6m
*オーバーハングF/R(車軸中心とバンパー外端の距離)*944.5mm振り分け

*オーバーハングの寸法データ不明のため、全長からホイールベースを引いた値を2等分して、前後のオーバーハングと仮に想定しました。

 PORSHE-MACAN-1

バック駐車で車庫入れするのに必要な道路幅

 PORSHE-MACAN-2


最小回転半径の中心は、後輪の車軸の延長線上にあります。その中心で回転させると直角バックをするときの軌跡がをシミュレーションできます。150度ずつ90度回転させています。

車庫の中心からm離して後輪を置き、車庫入り口ラインからm車体側面を離して直角バックをした場合、mを超える道路幅(通路幅)があれば、1回で車庫入れが可能と考えられます。

前向きに車庫入れするにはどのくらいの道路幅が必要か?

参考までに、車庫入れを前向きで行うことにした場合、1回で駐車するにはどのくらいの道路幅(通路幅)が必要か見てみます。25cmサイドミラーの余裕を見ています。


PORSHE-MACAN-3

 

8.564mを超える車庫前の道路幅(通路幅)は通常はないので、切り返しを何度も行う必要が出てくるわけです。

生まれ変わったら、こんな車に乗れる人生を送ってみたい・・・。

(出典:『【パリショー2018】ポルシェ・マカンが欧州デビュー。245馬力の4気筒ターボはイオン空気清浄機付き【読み上げてくれる記事】』by clicccar in YouTube)

 

「私の乗ってるのイタリア車だけど、何か?」なんて一度は言ってみたい。高級ブランドのイメージがあるイタリア車SUVが300万円で現実のものになります。

外観は私の好みではありませんが、フロントマスク、特に大きな印象を受けるヘッドライトを中心に可愛い顔をイメージします。夜間に点灯するとなお一層その感を強くします。

それより興味を惹かれたのが、ATとMTの中間のような「デュアロジック」というシフトチェンジの仕組みを選べることです。

もちろん通常のAT操作もできますが、切り替えて、MTのように手動でギアチェンジの感触を味合う方法も選べるのです。

クラッチペダルでギアを切ったりつないだりする操作をしなくても、ローギアで車をゆっくり発進させ、一瞬間をおいてセカンドに入れてから引っ張り、再び間をおいてサードに入れる、みたいなマニュアル車のギアチェンジを楽しむことができます。

ローとかセカンド、サード、フォース、トップというような区切りではなく、「+」と「-」の2つだけで、シフトアップ、シフトダウンをしていく仕組みです。クラッチ操作もないので簡単ですが、ギアの区切りを境に、アクセルを踏み込んでから一瞬離すといったマニュアル車のつなぎ方は必要なようです。面白いですよね。

フィアット500Xが、バック駐車で車庫入れするのに必要な道路幅(通路幅)を調べてみました。
FIAT-500X

(出典:https://kakaku.com/item/K0000815885/)

フィアット500Xのサイズ

項目サイズ
全長4,280mm
全幅1,795mm
全高1,610mm
ホイールベース(前後の車軸の中心間距離)2,570mm
トレッドF/R(左右輪の中心間距離)1,545mm
最小回転半径(最小回転した時の外側前輪の円軌道半径)5.5m
*オーバーハングF/R(車軸中心とバンパー端間の距離)*855mm振り分け

*オーバーハングの寸法データは不明でしたので、全長からホイールベースを引いた値を2等分し、前後のオーバーハングとして振り分けました。

FIAT-500X-1

バック駐車で車庫入れするのに必要な道路幅

直角バックに必要な道路幅(通路幅)を求めます。一般的な車を斜めに傾けて行うバック駐車も、直角バックの一つの通過点に過ぎません。

そういう考え方から、直角バックが可能な最小の道路幅(通路幅)が、いわゆるバック駐車に最低限必要な道路幅(通路幅)に相当すると言えます。

想定する車庫(駐車スペース)は、標準的な間口2.5m、奥行き5mとしました。


FIAT-500X-2

 

車庫の中心4.090mの位置に後輪を置いて、車庫の入り口のラインから1.727m車体側面を離して直角バックをした場合、4.584mを超える道路幅(通路幅)であれば1回で車庫入れが可能です。

一般の駐車場で直角バックをしたい場合には、運転席から見て、駐車したいスペースの2つ先と3つ先の駐車スペースの境界線が、運転席の横に来た辺りがスタート地点の目安になります。

 

前向き駐車を1発でするために必要な道路幅

バック駐車に比べて、前向き駐車がどの位余計に道路幅(通路幅)が必要なのかも見ておきましょう。バック駐車の方が前向き駐車よりやりやすく感じるのを数字的に再確認できます。

(出典:『【フィアット500X試乗】新エンジンの投入でより上質となったコンパクトSUV 【読み上げてくれる記事】』by clicccar in YouTube)

 

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