バック駐車が苦手から得意になった30代主婦のメモ

バック駐車が苦手だった30代主婦が運転が得意になったコツのメモ

カテゴリ: ドライブ

私は知りませんでした。最近「車中泊禁止」の看板を表示する道の駅が出てきているようなのです。余程目に余るマナー違反をする利用者が常態化して来ていると思われます。

一体どんなマナー違反をしているのか?道の駅側が「車中泊禁止」に踏み切るには、相当な決断があったはずですから。

私の親戚のある夫婦は、子育ても終わって、ワンボックスの軽自動車で車中泊の旅行を楽しんでいます。

車中泊を始めた10年程前は、今のような本格的なブームになる前でしたので、どの道の駅に行っても余裕で駐車出来たそうです。

ドライブを楽しむ人たちのための道の駅が、まるで敵対するような態度に出たのはどうしてなのか?私はとても気になりました。

私は、一部の確信犯だけでなく、知らずにマナー違反をしている善意の利用者が増えて来たのではないかと推測します。

親戚の夫婦によれば、最近では車中泊をする車が増え、遅い時間に行くと満車になっている場合があるそうです。利用者が増えれば、質の低下が起きるのも自然な流れのような気もします。

知らないことから起きる不幸は、知ることで少しでも減るのではないか?少なくとも善意のマナー違反者にとっては。

道の駅での「嫌われる車中泊」を調べていくうちに、道の駅から「嫌われない車中泊」の姿が浮かび上がって来ました。2つの違いを知ることが、道の駅を末永く利用するための必要条件です。

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「車中泊禁止」の実態

車中泊禁止(湯沢温泉村)

<出典画像『車中泊禁止(野沢温泉村)』https://syachuhaku.fxtec.info/index.php?車中泊禁止の道の駅>

道の駅側の車中泊する人たちへの本音としては、

  • 「施設を利用しゴミを増やすだけでお金にならない」
  • 「お金を落としてくれる利用者の邪魔になっている」

ということのようです。気持ちはよく分ります。

車中泊禁止(ぱぱすランドさっつる)

<出典画像『車中泊禁止(道の駅パパスランドさっつる)』https://syachuhaku.fxtec.info/index.php?車中泊禁止の道の駅>

ただし、車中泊禁止の看板は掲示されていても、車中泊をしている車を取り締まるような行為はなく、利用者のモラルに訴えかけるにとどめているようです。

車中泊禁止の看板も、撤去されたり、文字を消したり流動的で、道の駅側の苦悩も伺えます。それでも全体的には、車中泊禁止の看板を掲示する道の駅が増えつつあるのは確かなようです。

車中泊禁止を掲示するに留める理由

道の駅側としての「本音」はビジネスで営利を求めます。道の駅の認可の権限をもっている国土交通省も、道の駅側の立場も考慮しているのが分かります。車中泊をして良いかの質問に以下のように答えています。

「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。

もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。<出典:『「道の駅」駐車場での車中泊は可能ですか?』https://www.mlit.go.jp/road/soudan/soudan_03_04.html

ただし、「宿泊目的の利用」という表現で、「車中泊」という言葉は解答の中に使っていません。さらっと書いているようで、相当吟味して答えています。

「車中泊」を全否定してしまうと、語弊が生じると判断したと思われます。「車中泊」には「休憩」から「車上生活」(キャンピング)まで、幅広い意味が含まれているからです。

「宿泊目的」は「車上生活」を指すのでしょう。道の駅としても、「宿泊目的」=「車上生活」としての「車中泊」を締め出したいのであって、「休憩」としての「車中泊」まで規制出来ないジレンマがあるのです。だから、「車中泊禁止」の看板を掲示するだけに留めているのです。

道の駅の設立目的の中に問題の根が

道の駅の設立目的を見ると以下のようになっています。

道路を利用する人へのサービスと、道の駅の運営側への利益を目的にしているのです。

従って、道の駅の一方的な利益だけを主張するのは限界があります。道の駅には、道路利用者へのサービスの義務があります。「車中泊」と、一括りで利用者の行動を決めつけることができないのです。

ですから、「車中泊禁止」と単純に看板によって利用を規制するのは、行き過ぎた行為とも言えます。「車中泊」の中のある部分、「宿泊目的」=「車上生活」(キャンピング)しか、規制することが出来ないはずなのです。

この動画の作者の主張が、現在の道の駅と利用者の関係や、あるべき関係を良く言い表しています。

<出典動画:『車中泊禁止の真実をお話します【道の駅】』YouTube>

いわゆる車中泊のイメージ

道の駅から車中泊が嫌われ出したのは、道の駅側の求める車中泊のイメージと、利用者の車中泊に抱くイメージが食い違って来たからではないのか。

「車中泊」という言葉からは、車の中で生活するイメージを受けます。おそらく、それは「泊まる」という意味から来ているのでしょう。

「泊まる」には、そこで顔や体を洗ったり、歯を磨いたり、飲んだり食べたりする、「生活」を含めて思い描くのが自然です。

熊本地震の際にも、段ボールで仕切られた避難所の体育館でなく、倒壊した自分の家の側や、避難所の敷地に置いた車の中で寝泊まりする人が大勢いました。

「車中泊」には、家に代わって車の中で生活するイメージが付きまといます。おそらくこれは、とても自然なことで、間違った理解ではないはずです。

道の駅で嫌われる車中泊

「車中泊」自体には何の罪もなく、問題はその場所に相応しい「車中泊」かどうかです。「車中泊」のTPOです。

車中泊一般でなく、「道の駅での」車中泊が嫌われているのは、どんなことなのか?道の駅での車中泊の実態を調べてみました。一部の人達でしょうが、凄いことになっていました。

洗面所で炊事や洗濯をする人

<出典画像:『洗面所での警告』https://blog.goo.ne.jp/yadokari274/c/c6381b9acdf3a2d7992c5f4b0f7cb8f5

洗面所で調理をしたり、使った食器を洗ったり、汚水をそのまま流したりしている人たちがいるそうです。

手や顔を洗ったりするのが洗面所です。ドライブの疲れを取るために、歯を磨いたり、口をすすいだり、うがいをするのは許される行為です。

少し広げて、頭や身体や足を洗うのはどうでしょうか?その場合は、タオルを濡らして、車の中で行うべきです。シャンプーなどを使用するのは行き過ぎです。

洗面所で行き過ぎた「生活」をすべきではありません。

食器を洗ったり、料理の準備をしたりするのは論外です。そういう「生活」をするのであれば、車の中で完結すべきです。

そして、車の中で行った「生活」から出た汚水やゴミは持ち帰るべきです。

車の周りで食事やバーベキューをする人

<出典画像:『道の駅でバーベキュー』http://mks0223.blog.fc2.com/blog-entry-480.html

車のバックドアを開けて屋根代わりにして、その周りに椅子やテーブル、コンロ、食器などの道具を出して、食事やバーベキューなどをするのも完全にマナー違反です。

駐車スペースの中で収まっていても、煙やにおい、騒音などの実害だけでなく、車外での食事には、必ずゴミが発生し、その生活ゴミを家庭に持ち帰りたくない誘惑を助長します。

このような車外の食事やバーベキューは、洗面所での調理や洗い物のマナー違反と結びつきやすいです。

また、それを見た人達の中に、真似をしてみたいと思うマナー違反者の予備軍を増産する悪影響が考えられます。

施設の電気を無断で使用する人

キャンピングカーの電源を確保したり、照明器具、ドライヤー、スマホの充電のための電源に利用します。

仮眠のためでなく、車上で生活するために電気を使うのは、道の駅の目的外の行動です。

延長コードなどを用意している人達もいるそうです。

連続して駐車場を占有する人

連泊や長期滞在して駐車場を占有する人。その道の駅を観光などの行動の基点にして、宿泊費用を節約するためです。

ただ、営業時間内は出かけて、営業時間外に戻って仮眠のために2,3日駐車するのはどうなのか?他の利用者の場所を奪わない限り許されるようにも思うのですが、どうでしょう?何カ月も利用し続けるのは問題と思いますが。

<出典画像:『長期間の利用禁止』https://blog.goo.ne.jp/mesureo02030403/e/65630fd3139ca6435803818483d96134

上の画像からは、推測ですが、「長時間」を「長期間」(時を期に修正)に修正したと思われます。休憩は時間で規定できませんが、不当な連続使用は、期間で規定できると考えたのではないでしょうか。

道の駅の苦心が垣間見えます。期間とは日数単位ですから。道の駅が想定しているマナー違反は、相当の日数を滞在する人達と思われます。

洗濯物を干す人

<出典画像:『道の駅で勝手にキャンプ』http://blog-imgs-35.fc2.com/c/a/b/cabcon/otDSCN4255.jpg

車と近くの電柱や植木などにロープを渡して、洗面所で洗濯した衣類を干します。

洗濯ものを干している景観から、車上生活が許されるような誤解を、他の利用者に与えることになります。

また、洗濯物に使う水を調達するところ、汚れを落とした水を捨てるところは、施設の洗面所を使う可能性が高いので、これも利用者の目的外になります。

車中泊で出た生活ゴミを捨てて行く人

<出典画像:『月曜日の朝6時の道の駅』https://plaza.rakuten.co.jp/sakamotodayori/diary/201407090000/

ゴミの捨て方は微妙です。私もまだ確信の持てる回答はありません。言えるのは、要するに程度問題ではないかと考えています。

家庭から持って来た生活ゴミを捨てるのは、明らかなマナー違反です。ドライブ中に出たゴミに限定されるべきです。ゴミの量的な制限を設けたいはずですから。

道の駅に来るまでのドライブ中に飲んだペットボトルなどを、ゴミ箱に捨てるのは許されると思っています。道路を走行していた間に出たゴミという解釈で良いと思います。

仮眠中に、車の中で食べたり飲んだりしたものは、ドライブ中のゴミでなく、生活で出たゴミです。車の中とは言え、生活ゴミは捨てるべきでないと考えます。

ただ、道の駅の自販機で買ったペットボトルなどは、道の駅の利益にもなっているので捨てるのは問題ないはずです。

敷地内にテントを張る人

キャンプ場と取り違えた論外の行為です。道の駅を公園や河原のように捉えているのかも知れません。

芝生の上でなく、車の隣の駐車スペースを堂々と占拠するような行為は、これからは出来にくくなるのではないかと思います。

オートバイや自転車で旅をする人たちが、敷地内にテントを張って宿泊する様子も多く見られます。私は個人的には、敷地の片隅で野宿する、こういう二輪の旅人には寛大であって欲しいと思うのですが・・・。

<出典画像:『道の駅での野宿』https://piiiiiiiii.exblog.jp/5744827/

道の駅で認められているのは仮眠

国土交通省の説明にもあった通り、道の駅ではドライブの疲れを取ってもらうための仮眠をしてもらう場所です。問題は、仮眠の中にどのような行為まで含まれるかという点です。

道の駅の主旨は、「24時間休憩を取れる施設」です。利用する時間帯の制限はありません。いつでも休憩して良いのです。休憩の中には仮眠も含まれます。

そうは言っても、最近の車中泊ブームで混雑した状況では、仮眠はなるべく営業時間を避けた利用が望ましいです。

仮眠の中の許容範囲の行為

仮眠をするためには、それに付随する行為も必要です。空腹では眠れないだろうし、仮眠の前後には歯を磨いたり、顔を洗いたくなります。

ですから、直接仮眠とつながる行為は許されるはずです。ただし、他人の仮眠の妨げになるような行為は許されません。従って、食事も車内で完結すべきです。

昼間であっても、誰かが仮眠をしていると考えれば、車外でバーベキューなどをして騒げないことが分かります。

嫌われない車中泊の姿

  1. 仮眠のために駐車する。なるべく営業時間外で利用する。
  2. 食事などの生活行為は車内で完結する。
  3. 話し声や音楽などの音は車外に漏らさない。
  4. 車中泊中に出た生活ゴミ、汚水は持ち帰る。
  5. キャンピング行為(テント、バーベキュー、炊事洗濯など)は禁止。

道の駅は、安全のためにドライブの疲れを癒してもらいながら、同時に地域の活性化を促す目的を持った施設です。

利用する側は疲れを癒す範囲の節度を持ち、提供する側は利益だけを求めない寛容さが必要です。

今は利用する側の方が、より多くの心遣いが求められています。

ゴキブリは幼虫で1㎜、成虫でも3㎜の隙間があれば侵入することが出来ます。

新築の家でも、周囲に古い家や草むらなどがあると、エアコンの排水ホースや換気扇などの隙間から入り込んで来ます。

車もゴキブリにとっては隙間だらけの空間です。ジメジメした地下駐車場や雑草に囲まれた駐車場などに置いておく間に、いつのまにかゴキブリは侵入してきます。

私は家の中や玄関のドアの外側に「コンバット」という駆除剤を置いています。ただ幸いのことに、今まで車の中にゴキブリが入ってきたのを見たことはありません。

最近は温暖化の影響か、冬の次は直ぐに暑い日が来るような印象です。災害も多くて、ゴキブリに適した環境へ向かっているような気もします。

車中泊などもする人が増えてきて、車の中で飲食をする機会も多いです。もし、車の中でゴキブリを発見しても慌てないように、今から対策を立てておきましょう。車内に出たゴキブリをどう駆除するのが最も安全で確実な方法か、調べてみました。

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「 コンバット」・「ブラックキャップ」と「ごきぶりホイホイ」はどうか?

家の中でゴキブリ退治に使うポピュラーな製品に、「コンバット」・「ブラックキャップ」・「ゴキファイター」と「ごきぶりホイホイ」があります。

コンバット・ブラックキャップ・ゴキファイターは、餌を食べたゴキブリが巣に戻って死にます。死ぬ前にした糞を、他のゴキブリも食べるので、2度の効果があるとされています。ごきぶりホイホイは、餌に寄ってきたゴキブリを、粘着剤のマットで捕獲します。

コンバット・ブラックキャップ・ゴキファイターの餌は、ヒドラメチルノンやフィプロニルなどの殺虫成分が入っていますが、ごきぶりホイホイの餌は、魚粉、穀物、糖類などの食品から作られています。

<出典動画:『【実験】ブラックキャップの実力(コンバットとの比較)』YouTube>

車の中でコンバット・ブラックキャップ・ゴキファイターを使った場合、ゴキブリの死骸が車の内部に残る可能性が高くなります。また、餌に殺虫成分が含まれているので、小さい子供がいる場合には好ましくありません。

<出典動画:『【実験】ゴキファイターの実力』YouTube>

ごきぶりホイホイは、ゴキブリを捕獲して、そのまま捨てられる利点がありますが、ビーフ、エビ、野菜などの台所の臭いを再現した誘引剤を含んだ餌が、外のゴキブリを招き寄せる可能性があります。車にはゴキブリが入り込める隙間があるので、ゴキブリが好む臭いの餌を使った製品を車内に置くのは良くありません。

<出典動画:『【大量捕獲】ゴキブリホイホイの威力ヽ(゚Д゚;)ノ!!(※グロ注意…虫の苦手な方は見ないでください)』YouTube>

コンバット・ブラックキャップ・ゴキファイターを車内でなく、自宅車庫の中に仕掛けておくのは、車の外でゴキブリを退治する効果はありますが、車内で使用するのは適切ではありません。コンバット・ブラックキャップ・ゴキファイターもごきぶりホイホイも、車内に侵入したゴキブリの退治には向かないと判断します。

「バルサン」はどうか?

「バルサン」は殺虫成分を含んだ薬剤を煙や霧状にして密室に散布する殺虫剤です。バルサンの販売元では、「車の中では製品を使用しないでください」と回答しています。ただ、その理由までは説明されていません。

テレビやパソコンなどの電化製品に対してはビニールなどでカバーをかけて薬剤が触れないようにとの注意があります。また、エアコンは電気を切り、冷蔵庫や電話はそのままで大丈夫ともあります。

おそらく電化製品の中でも、特に精密機器への影響を考慮しているように思えます。販売元の説明だけでは、物足りないので、もう少し調べてみると、ハードディスクやCD-ROMなどの駆動部分の接触面に薬剤が付着すると動作に障害をもたらす恐れがあるとか、基板の電極を薬剤が酸化して皮膜をつくる可能性があるなどの推測がされていました。

<出典動画:『バルサンの使い方と破壊力を、ど素人の父に頑張って伝えてもらう』YouTube>

車にはエンジンをコントロールする精密機器は勿論、カーナビ、CD-ROMなどの電子機器が装備されています。車と一体になっているので、機器だけカバーで覆うことは不可能です。

また、車での使用は漏れた煙や霧の影響が周囲に及ぼしてトラブルになることも考えられます。薬剤には引火する可能性もあり、屋外での使用に懸念があるのかも知れません。

薬剤の成分に関しては、フェノトリンという物質が、幼児やペットに与える影響を心配する意見もあります。フェノトリンが皮膚に触れると炎症を起こしたり、体内に入ると痙攣や肝機能に障害をもたらすとされています。販売元では、使用後に空気を入れ替えて、掃除機をかけ、拭き取りをすれば危険はないとしていますが、狭い車の室内で使用するには不向きな製品といえます。

ホウ酸団子はどうか?

ホウ酸は無味無臭の白色の結晶です。毒性は人間にとっては塩と同程度で、過剰に摂取しなければ問題はありません。(致死量は体重1㎏あたり2g~4gで、体重60㎏の人で120g以上)無味無臭なので、特に幼児やペットの誤食には注意が必要となります。

ホウ酸は腎臓機能のない虫にとっては毒性の強い効果があります。無味無臭のホウ酸そのものをゴキブリは食べないので、臭いを出すタマネギや焼き肉のタレなどを小麦粉と一緒に練り込んで作ります。

【ホウ酸団子のレシピ例(ホウ酸10%)】

  1. ビニール袋にホウ酸10g、砂糖15g、小麦粉40gを入れよく混ぜる
  2. 玉ねぎ20gをみじん切りにして、電子レンジで柔らかくなるまで加熱する
  3. 1の袋に、2の玉ねぎと水15g、焼肉のタレ数敵を加えて混ぜる
  4. ビニール手袋をはめる(ホウ酸は経口摂取毒性があるため、手につかないようにする)
  5. 3を小分けのお団子にして完成 (出典:『ホウ酸団子の作り方』http://cockroach.hajime123.net/10.html

ホウ酸の量は10%~20%がゴキブリの摂取量が最も多く効果的です。ただし、ホウ酸を食べたゴキブリの糞を他のゴキブリが食べて2次的効果を期待するには、ホウ酸の量を40%以上に増やす必要がありますが、ゴキブリの摂取量は減少するデメリットがあります。

作るのが面倒な場合には、製品も販売されています。

<出典動画:『【実験】ホウ酸団子ゴキンジャム試してみました Housan-Dango』YouTube>

ホウ酸団子を食べたゴキブリは、1週間から半月で死に至ると言われています。また、ホウ酸団子の毒性は、ホウ酸を食べたゴキブリが産んだ卵には影響せず、そのため、卵が孵化してホウ酸団子を食べるまでの50日程度の期間は続ける必要があります。

<出典動画:『【実験ゴキ注意】フマキラーホウ酸団子試してみた!』YouTube>

ホウ酸はゴキブリの足や触覚に付着した場合でも、毛づくろいで舐めたり、呼吸をする気門という穴に入って死ぬ可能性もあります。そのため、ホウ酸の粉をゴキブリの通り道に撒いておく方法もあります。

ホウ酸団子を車内で使うことを考えると、幼児が誤食しないかどうかの問題とゴキブリの死骸の問題です。幼児にはお菓子のようにも見え、食べたゴキブリはホウ酸団子から離れた場所で死にます。

ホウ酸団子は「コンバット」と同じように、車庫の中に置いて車の外側で退治するには向いていますが、車内で使うには不向きな方法と判断します。

ゴキブリが生きていけない環境を作る

いくつかゴキブリ対策を見てきましたが、ここで、そもそもゴキブリが生きていけない環境を知ることが重要だと思いました。ゴキブリが生きていけない、餌や温度や湿度の状態とはどういうものなのでしょうか?

ゴキブリは何があれば生きながらえるのか?

ゴキブリは食べ物の生ごみや食べこぼし、人や動物のフケ・髪の毛・爪などを食べているらしいことは良く知られています。改めて、ゴキブリの好物を調べてみました。

  • 砂糖
  • ジャガイモ・タマネギ
  • チーズ
  • ビール 「ゴキブリはグルメか!」と突っ込みたくなります。そして、ゴキブリは夜行性で、臭いをかぎ分ける能力が発達しているため、ネギやニンニク、山椒、干しエビ、煮干しなど、香りの強い野菜や乾物を好みます。食べ物以外では、固形石鹸も好物にしています。

車の中にお菓子の食べこぼしなどを、そのままにしておくのが良くないことが良く理解できます。

それでは、掃除機を入念にかけて、食べかすなどのゴミがなくなったとしたら、それでもゴキブリが生きられるものは何でしょうか?

ゴキブリは水1滴で3日、油1滴で5日生き延びられるそうです。(出典:アース製薬『害虫なるほど知恵袋』)こうなると、掃除機をかけただけでは限界があることが分かります。

ゴキブリが嫌いなもの

ゴキブリの天敵は、ネコ、ムカデ、クモですが、車のゴキブリ退治に利用するのは現実的ではありません。嫌いなものとしては以下のようなものがあります。

  • アルコール
  • 食器用洗剤
  • ハーブの香り ゴキブリは塩を食べると脱水症状になってしまうそうです。アルコールや食器用洗剤は、呼吸する気門という穴を塞がないように、身体から出している脂分を洗い流して、気門を塞いで窒息させてしまうからです。

また、柑橘系や清涼感のあるハーブの香りは、ゴキブリは苦手です。ゴキブリが嫌いなハーブには以下のものがあります。

  • ミント、ハッカ
  • タイム
  • ローズマリー
  • ベチバー
  • キャラウエイ
  • セロリ
  • クミン
  • レモングラス
  • ニーム
  • ピレスラム(除虫菊)
  • シトロネラ
  • ナツメグ
  • メイス
  • クローブ
  • ユーカリ ハーブの中にも、バニラビーンズ、アニス、シードなど、ゴキブリが好物にしているものもあります。どちらかというと甘い香りのハーブです。

車を掃除するなら、掃除機の他に、柑橘系の食器用洗剤で、室内を拭き取るのも効果がありそうです。

また、ハーブのアロマオイルでスプレーを作り、車内にスプレーするのもゴキブリは嫌がると思います。 【ゴキブリが嫌いなアロマスプレーの作り方】 <材料>

  • ハーブのアロマオイル(数滴~10滴)
  • 無水エタノール(消毒用エタノールは水が20%入っているので不向き)
  • 水40ml(水道水でも可だが精製水がベター)
  • 遮光性のある青や茶色のスプレーボトル(ガラス製のものが良い) <注意>
  • プラスチックのスプレーボトルはオイルによっては劣化の恐れがあります。
  • 保存料を使用しないので使用期限は10日~2週間とします。
  • 無水エタノールを使うことで水とアロマオイルを混ぜることが出来ます。
  • 精製水は薬局で購入可
  • おすすめのハーブはキャラウエイ、ベチバー (出典:『ゴキブリに効果のあるハーブ14選』https://taskle.jp/media/articles/474

<出典動画:『【ゴキブリ回避100%!?】子どもがいても安心!ベチバーアロマスプレーの作り方【害虫対策】』YouTube>

ゴキブリが生きていけない温度は?

ゴキブリが生きていける限界の温度範囲は7℃~45℃で、活発化するのは18℃~35℃とされています。

7℃を下回ると成長できなくなり、-5℃~-10℃になると死んでしまいます。暑い方では、32℃を超えると少しずつ活動が鈍り、42℃を超えると体内のタンパク質が固まり始め死に至ります。

車の場合、室内が7℃下回るのは冬季で、45℃を超えるのは夏期になります。したがって、春や秋の頃に車に侵入するゴキブリへの対策が必要になります。ゴキブリの産卵期は5月~10月なので、5月と10月辺りが車への侵入の要注意月なのかも知れません。

ゴキブリが生きていけない湿度は?

ゴキブリが好む温度は分かっていますが、湿度については調べてもはっきりしませんでした。75%以上の湿度を好むという意見もありましたが、アース製薬で実験用に飼育しているゴキブリの飼育室の環境は、温度は25~28℃で、湿度は40~50%に保っています。これは人間が快適に感じる環境とあまり変わりません。

恐らく湿度を限りなく下げて、カラッカラの乾燥状態にすれば、水が1滴もない状態に等しく、ゴキブリの生きていけない環境になると思いますが、正確なデータもなく、車の中で湿度をそこまで下げるのは難しいでしょう。

掃除してアロマスプレーをエアコンで循環させるのがベスト

いろいろ対策グッズを見てきましたが、安全で手軽な車内のゴキブリ駆除の方法は、丹念に掃除機をかけ、柑橘系の食器用洗剤で拭き、ゴキブリが嫌いなアロマスプレーをして、エアコンで循環させることがベストではないかという結論に至りました。

毒性のあるものを車内に置くより、身体に安全な物を使った方が良いし、車のエアコンは一年中稼働させているので、特に面倒なこともありません。エアコンをかけることは車内の除湿をしていることでもあるのですから。(エアコンをかけていると、除湿した水が車のしたから垂れています)

ゴキブリを死なせる確実性よりも、車から追い出して寄せ付けない確実性の方が、安心してゴキブリ退治できる方法だと思います。

気に入ったアロマスプレーを、時々車内に循環させるのを日頃の習慣にするのも、気分のリフレッシュとゴキブリ対策の一石二鳥になりますよね。どのハーブが効果あるか試すのも楽しいかも!

昨日と同じような毎日が過ぎていきます。そんな日常でも、他人には分からない山があり谷があります。そういう時は、一人になって車を走らせたくなるのです。

自分が小さく思えて、どうでも良い存在に思えて、自分で自分を慰めたくなるのです。

一人になりたくて車を走らせたのに、人恋しくて音楽を聴きたくなります。深夜の街は私を見つめているようで、寂しさを紛らわせてくれます。

辛い時ほど音楽が心の中に染みこんできます。深夜のドライブと音楽。私がまた日常へ帰って行くまでの、ほんのひと時の安らぎを与えてくれます。

明日からまた始まるいつもの生活。思い出に浸る深夜のドライブと音楽は、また歩き出すために必要な時間。誰にも邪魔されない、私だけのもの。

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故郷の同級生に逢いたいドライブの曲

<出典動画:『【オリジナルソング】 桜逍遙の歌』by ハーモ兄 in YouTube>

小学校の入学式、校庭の桜が満開でした。母の手に連れられて、恐る恐る不安な気持ちを抱えてくぐった校門。背中のランドセルが重たくて、目の前の校庭がとても広く感じられました。

イジメられて、泣いて帰った雨の日。畑仕事から帰った母の、泥だらけの手。小麦粉を焼いただけのお焼きを、砂糖醤油を付けて食べた時の味。

一番仲良くしてくれた友達が転校して、一番優しかった先生が転任して行った秋。空は高く澄んで、甘酸っぱい風が吹いていました。

日が暮れるまで遊んで、帰り道の家から漏れてきたカレーライスの香り。友達の家の灯りが温かく羨ましく感じられた冬。

小学校の卒業式も校庭の桜は、満開の花びらを散らせていました。今頃みんなどうしているのだろうか?クラス全員の名前をまだ覚えています。あまり話をしたことのない子も、名前と面影は思い浮かべられるます。

あの子供の頃に、もう一度帰ってみたい。そして、みんなとまた無心に遊んでみたい。

初恋の人を懐かしむドライブの曲

<出典動画:『【オリジナルソング】 白い階段Ⅰ ~彼女の季節~ / 切ないフォーク』by ハーモ兄 in YouTube>

中学3年生の2学期。冬休みも間近に迫った頃。クラスの男の子から告白されました。

嬉しいような恥ずかしいような変な気分でした。高校受験が、人生の大きな出来事のように思えていた時期でした。

今から思えば、人の思いは受験などと比較にならない位大切なものなのに、その時には、その重さがわかりませんでした。

消しゴムで消すようにして過ぎ去った思い出。

お互いに高校生になった5月、学校の帰りに駅前のロータリーでバスを待っていた時、遠くで軽く手を上げて、笑顔で挨拶してくれたのに、何も挨拶を返せなかった私。

幼かった私は、今でも成長していないように思えて、思い出す度恥ずかしく、大人だった彼が懐かしく思えてきます。

人を思いやる心が、今の私には少ないように感じられて、あの駅前の景色の中の私に、教えてあげたくなるのです。もっと、思いのままに生きなさいと。

悲しみを癒したいドライブの曲

<出典動画:『【オリジナルソング】 こうして二人きりになったけれど / 切ないフォーク』by ハーモ兄 in YouTube>

自分が不幸だと思った時、それが間違いだと気づかされるのは、かけがえのない家族の存在です。

長い人生、家族を失うこともあります。でも残った家族がいます。私は一人ぼっちではない。残った家族のある幸福。

天国に昇った家族は、写真の中でいつも優しく微笑みかけてくれます。何もしてあげることが出来なかった後悔も、包んで許してくれるような面影。

残った家族で精一杯生きて行こう。亡くなった家族の分まで。そう心に誓っても、また明日には生活の中で置き忘れてしまうに違いない。でも今は思い出に浸りたいと思います。

「ごめんなさい」

「ありがとう」

「頑張って生きていきます」

遠い空から、懐かしい声が聞こえてきたら嬉しいけれど、空は何も語ってくれません。

ストレスを解消したいドライブの曲

<出典動画:『【オリジナルソング】 ルサンチマンブルース /ハードロックにはちょっと足りない』by ハーモ兄 in YouTube>

他人の悪口は好きではありませんが、誰かに怒りをぶつけたい気持ちになることもあります。

都会ならロック音楽を流して高速を飛ばしたらスカッとすることでしょう。広くて大きな道路は私の我儘を受け止めくれます。

頭の中を空っぽにして、日常を全く忘れて、家族のことや仕事、一切の事を全て忘れて、車と音楽と一体になって走ってみたい時があります。

自分が惨めに思えてきた時、他人が羨ましく思えた時、人生が上手くいかなく感じられた時、そう思う自分が嫌になって車を走らせます。

この夜の、この瞬間だけは私のものです。弱い自分の心も、暗闇の彼方へ置き去りにしてしまいたいのです。

青春の思い出にふけるドライブの曲

<出典動画:『【オリジナルソング】 君がさよならを言うとき / 切ないフォーク』by ハーモ兄 in YouTube>

高校2年生の夏休み。クラスの12人の男女で、1泊で遊びに行った海。誰と誰がカップルとかそういうことはなくて、でも、心の中では私にも好きな人がいました。

でも、何も言えなくて、もやもやしたまま、楽しくはしゃいだ砂浜。白く光る波しぶき。

肝試しに、くじ引きで選んだ男女が、懐中電灯1つ持って、近くの神社まで行き、隠しておいたものを探して帰って来るゲーム。私は意中の人と組むことになったのに、ドキドキして、思うように話しかけることが出来なくて、うつむいて歩いた暗い道。

帰りの電車の中で、たかぶった気持ちを、言葉にしようとしたけれど、彼は男の子同志でおしゃべりしていたので、何も出来ずにそのままになってしまいました。

あの眩しかった夏は、もう二度と戻って来ません。

走る車から眺める夜の海は、全く違う景色ですが、どこかにあの夏の香りを潜ませているように思えて、またこの海岸に来てしまうのです。

自分に自信がなくなった時のドライブの曲

<出典動画:『【オリジナルソング】 あの丘を越えたら / 60年代70年代の昔風フォーク』by ハーモ兄 in YouTube>

自分に自信がなくなって、生きていくのが辛くなった時、誰かに慰めて欲しくても、自分の気持ちは誰も分かってくれません。

ただ、音楽が私の気持ちに寄りそってくれます。誰かのために作られた言葉が、今の私の心の奥を代弁してくれます。

自分でも気がつかなかったもう一人の自分を表現してくれます。しぼんでしまった胸の中に、また灯りをともしてくれます。

明日からの勇気をもらって、またやり直す気持ちになれるのです。

道は暗くても、やがて朝はやってきます。この道は私の家に続いています。もう少し走ったら、家族の待つ家に帰ります。

深夜の街に流れる歌は、自信を無くした私だけの慰めの曲。自分を見つめ直したら、心の整理が出来たように感じます。

窓を少し開けて、深夜の風に吹かれます。少し自信を取り戻せそうな気がしてきます。

汚れた心を洗い流したいドライブの曲

<出典動画:『【オリジナルソング】 雪の日の約束 / 優しい歌』by ハーモ兄 in YouTube>

真面目に生きて来たつもりでも、知らずの内に心の中に埃が溜まってしまいます。

無邪気だった子供の頃の、汚れがなかったあの頃に戻りたいと思う時があります。

心の中を綺麗に洗い流して、また真っ白な心になって生きていきたい。音楽が心を清めてくれる。そう信じられるような深夜のドライブ。

神様がいるかどうか分かりませんが、汚れたままの心では生きて行けそうにありません。せめて音楽に身を委ねて、また信じられる自分を取り戻したい。

間違った生き方をしているなら教えて欲しいのです。時は直ぐに過ぎ去っていきます。出来るなら、綺麗な心のまま生きていきたい。間違っているなら早く教えて欲しい。

夜空に浮かぶ星も月は何も語ってはくれません。私の心の中を映す鏡のように。今はただ静かに曲を聴いていたい。

心の傷を癒してくれる音楽のような、そういう人になってみたい。そんな不可能な夢を思い起こさせてくれる深夜のドライブ。

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