バック駐車が苦手から得意になった30代主婦のメモ

バック駐車が苦手だった30代主婦が運転が得意になったコツのメモ

カテゴリ: 車選び

2019年3月30日(土)に、BS日テレで放送された『おぎやはぎの愛車遍歴』(毎週土曜、21:00-21:54)をたまたま見ていました。

タレントの小島瑠璃子さんが家族(母、弟)と出演して、自分用の車を購入するために、4台の車を試乗していました。

小島瑠璃子さんの気になる車種はSUV車ということで、最初にDS7クロスバック、次にSUV4シーターでハードトップのカブリオレ(オープンカーになる車)のフォルクスワーゲンイオス、プジョー308CC の、番組側から紹介された3台を試乗し、最後に長い間気になっていたというトヨタオリジンを試乗しました。

私から見ても、どの車も個性的で、格好も良く素敵な車に感じられました。私の憧れの車はフォルクスワーゲンのカルマンギアなのですが、フランス製の車の魅力を知ることができました。

小島瑠璃子さんは最終的に、「初めて自分が乗る車は新車で」ということで、DS7クロスバックに決めたようですが、私はプジョー308CCにとても惹かれました。中古価格なら100万円代で手に入るようなので、憧れでなく現実的に考えられます。

「こんなカッコイイ車にいつか乗ってみたい」と想像したら、車の大きさとか駐車のしやすさ(バック駐車に必要な通路幅)はどうなのか調べてみたくなりました。どうせなら、ついでに4台とも調べてみたいと思います。

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<出典画像:『プジョー308CCグリフ』https://kakaku.com/kuruma/used/

DS7クロスバックの車体サイズとバック駐車に必要な通路幅

DS7-1

 

<出典画像:『DS7クロスバック グランシック ブルーHDi』https://kakaku.com/kuruma/used/

項目サイズ等
全長4,590mm
全幅1,895mm
全高1,635mm
ホイールベース(前輪と後輪の車軸中心間の距離)2,730mm
トレッド(内側と外側タイヤの中心間の距離)1,625mm/1,605mm(F/R)
最小回転半径(最小に回転した時の前輪外側タイヤの軌道半径)5.4m

参考にした寸法はGrand Chicピュアテックタイプ5人乗り(新車販売中)です。見た目より大きなサイズの印象です。特に横幅が結構広いです。

ヘッドライトの3つのLEDが操作に応じて自動的に回転してキラリと光ります。バックドアは自動開閉で、トランクは555リットルと広く、路面のデコボコをカメラが捉えて、振動を抑えるようにサスペンションを自動制御します。シートメモリー(座席位置の記憶)付きです。

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<出典画像:『DS7クロスバック グランシック ブルーHDi』https://kakaku.com/kuruma/used/

小島瑠璃子さんは、ウインカーの「ポコポコ」と言う音が可愛らしく、センターコンソールのデザインもきらびやかで、ハンドル操作も小回りが利くとコメントしていました。

DS7-3

<出典画像:『DS7クロスバック グランシック ブルーHDi』https://kakaku.com/kuruma/used/

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どの位の小回りなのか、直角バック(直角駐車)に最小限必要な通路幅を調べてみます。直角バックが1回でできる通路幅が、通常の車体を斜めに傾けるバック駐車の、最小通路スペースの目安となると考えるからです。(直角バックの回転する角度のあるポイントに車を傾け配置すれば、一般的なバック駐車は可能になります)

DS7-1

駐車スペースのサイズは間口2.5m、奥行き5mで想定しました。駐車スペースの中心から3,844mmの位置に後輪を、駐車スペースの入り口の水平ラインから1,507mmの位置に車体側面が来る位置から開始して、4,640mm以上の通路幅があれば、1回で直角バックが可能です。

一般的な車を傾けるバック駐車であれば、15度~30度(図の右から2番目~3番目)の位置に、車を配置できれば1回で駐車が可能になります。(45度、図の右から4番目の位置では入り口に近すぎてほぼ不可能)

必要な通路幅が5mを超えないで、意外に小回りが利く印象です。ホイールベースがこのサイズの車にしては短いのが活きている様です。さすがにフランスの車は、お国柄、狭い路地に対応できるように作っているのかも知れません。

VWイオスの車体サイズとバック駐車に必要な通路幅

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<出典画像:『フォルクスワーゲンイオス2.0TSI』https://kakaku.com/kuruma/used/

項目サイズ等
全長4,410mm
全幅1,790mm
全高1,435mm
ホイールベース(前輪と後輪の車軸中心間の距離)2,575mm
トレッド(内側と外側タイヤの中心間の距離)1,540mm/1,550mm(F/R)
最小回転半径(最小に回転した時の前輪外側タイヤの軌道半径)5.1m

参考にしたのは、フォルクスワーゲンイオス2.0TSI(2006年10月~2010年6月の販売)です。新車時の価格は438万円以上で、紹介されていた中古車の価格は146万円です。

DS7クロスバックに比べるとかなりコンパクトなサイズになりましたが、4シーターです。

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<出典画像:『フォルクスワーゲンイオス2.0TSI』https://kakaku.com/kuruma/used/

私の好きなフォルクスワーゲンの車なので、好意的に見ていましたが、ハードトップを格納してオープンにする途中で、枠が挟まって止まってしまったハプニングがあり、ちょっと引きました。5分割して25秒で格納するそうですが、耐久性に難があるような印象です。

VW-EOS-2

<出典画像:『フォルクスワーゲンイオス2.0TSI』https://kakaku.com/kuruma/used/

乗り心地としては、重心が下にあるような安定感、小回りが利くようですが、小島瑠璃子さんにはハンドルの位置が高く、運転姿勢で疲れたとコメントしていました。

VW-EOS-1

最小回転半径5.1m、ホイールベース2,575㎜と、かなりの小回りが利きそうなスペックです。トレッドが前輪の方が後輪より狭くなっているのが、通常と異なり特徴的です。

VW-EOS-2

やはりかなり小さな小回りになりました。駐車スペースの中心から後輪まで3,627㎜、駐車スペースの入り口の水平ラインから車体側面まで1,389㎜離した位置からスタートすれば、通路幅4,369㎜以上あれば、1回で直角バック駐車が可能です。

プジョー308CCの車体サイズとバック駐車に必要な通路幅

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<出典画像:『プジョー308CCグリフ』https://kakaku.com/kuruma/used/

項目サイズ等
全長4,455mm
全幅1,820mm
全高1,430mm
ホイールベース(前輪と後輪の車軸中心間の距離)2,610mm
トレッド(内側と外側タイヤの中心間の距離)1,520mm/1,500mm(F/R)
最小回転半径(最小に回転した時の前輪外側タイヤの軌道半径)5.4m

参考にしたのは、プジョー308㏄グリフ(2009月6月~2014年10月まで販売)です。新車時の販売価格は420万円以上で、番組で紹介された中古車の価格は121万円でした。

308cc-2

<出典画像:『プジョー308CCグリフ』https://kakaku.com/kuruma/used/

この番組の中で、私が最も好印象を持ち、とても欲しくなってしまった車です。スタイルもカッコよく、コンパクトな4シーターです。外気温と太陽光の強さに応じて、室内温度を自動調節します(インテリジェントオートエアコン)。前席のシートの首のあたりから温風が吹き出ます(小島瑠璃子さんは要らないとコメント)

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<出典画像:『プジョー308CCグリフ』https://kakaku.com/kuruma/used/

試乗した小島瑠璃子さんの感想は、運転席が自分にフィットして、ハンドルの握り具合も太さが丁度よく、アクセルも軽くて、運転し易いので疲れないとコメントしていました。オープンに格納する時間は20秒でVWイオスより5秒速くて、動きもスムーズでした。

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VWイオスに比べて、ホイールベースも最小回転半径も長くなっているので、バック駐車の小回りが、どの位の通路幅の差になるか興味が出てきます。

308cc-2

DS7クロスバック程ではありませんが、必要な通路幅は広くなりました。駐車スペースの中心から後輪まで3,967mm、駐車スペース入り口水平ラインから車体側面まで1,658mm離れた位置からスタートすれば、4,614mm以上の通路幅があれば、1回の直角バックで駐車できます。

フランス製の車に、いつかは乗ってみたいと思わせる車でした。フランス製の車は、これまで関心がありませんでしたが(知らなかっただけですが)、今後はもっと注目したいと思います。

トヨタオリジンの車体サイズとバック駐車に必要な通路幅

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<出典画像:『トヨタオリジン ベースグレード』https://kakaku.com/kuruma/used/

項目サイズ等
全長4,560mm
全幅1,745mm
全高1,455mm
ホイールベース(前輪と後輪の車軸中心間の距離)2,780mm
トレッド(内側と外側タイヤの中心間の距離)1,475mm/1,460mm(F/R)
最小回転半径(最小に回転した時の前輪外側タイヤの軌道半径)5.1m

参考にしたのは、トヨタオリジン ベースグレードです。(2000年1月~2001年3月まで販売)。トヨタ国内生産1億台達成記念として限定1,000台のみ生産されました。センチュリーの生産ラインから、熟練工をえりすぐって、手作業で作られました。

小島瑠璃子さんは、写真を見て上品でシックなフォルムに一目ぼれしたそうです。特に正面を下から見上げた表情は、落ち着いた可愛さがあります。

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<出典画像:『トヨタオリジン ベースグレード』https://kakaku.com/kuruma/used/

また、後ろのテールランプ周りの突き出た形も、ノスタルジックで個性があります。小島瑠璃子さんも気に入っていました。

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<出典画像:『トヨタオリジン ベースグレード』https://kakaku.com/kuruma/used/

ただこの車の注意点としては、観音開きのドアで、手を挟む可能性あることです。ちょっと想像しただけで痛いですからね。

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<出典画像:『トヨタオリジン ベースグレード』https://kakaku.com/kuruma/used/

番組内では価格の説明はありませんでしたが、調べてみると走行距離の多いものなら100万円代からありますが、少ないものはまだ300万円以上が相場のようです。

司会のおぎやはぎさんたちからは、「君には似合わない」とつっこまれていましたが、小島瑠璃子さんは「10年以内には乗る」と力強く答えていました。

確かに、国産のこのタイプの高級車は、運転している人が「運転手さん」に見えてしまうのが難しいところです。小島瑠璃子さんなら、マネージャーに運転させ、後部座席から颯爽と降りて来るイメージの方が似合っています。

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回転半径が5.1mと短いので、かなり小回りが利きそうです。乗り心地も良さそうで、小島瑠璃子さんも、「加速がなめらか」とコメントしていました。

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駐車スペースより3,538mm離れた位置に後輪を置き、駐車スペース入り口水平ラインより1,288mm車体側面を話して開始すれば、4,360mm以上の通路幅で、1回の直角バックで駐車できます。

最小回転半径5.1mのフォルクスワーゲンイオスとほぼ同等の小回りです。今回の4台の中では最も狭い通路幅でした。

 

小島瑠璃子さんは、既に母親にBMWのミニクラブマンを買ってあげていて、今度は自分用の車選びということでした。「人とかぶりたくない」と、若いのに中々渋いセンスの持ち主でした。

 

 

 

小学校の父母会や授業参観日に乗って来るお母さん達の車は、軽ならムーブやタント、ワゴンR などのミニバンや、普通車でもセレナやヴォクシー、ステップワゴンのワンボックスなどの、家族が便利に使える実用車が多いです。

でも、そんなお母さん達の車を見ていると、生活感が車を覆っていて個性がありません。小学生の子供を持つ主婦になっても、他の車とは違うカッコよさを出したいと思ったことはありませんか?

ヤンキーや暴走車のような改造でなく、センスのいいドレスアップです。ぬかみそ臭い主婦でなく、車に対するセンスにオリジナルがあって、車を大事にしているカッコイイ主婦に見られたい。そんな小さな贅沢をかなえる方法はあるでしょうか?

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車の改造の例

車のドレスアップといっても様々です。小学生を持つ主婦にとって、他のお母さん達とは違うカッコよさを出すドレスアップとはどんなものでしょうか?その答えを出す前に、どんなドレスアップ(改造=チューニング、飾りつけ)があるか見てみましょう。

●ナンバープレートを下向きにする

ナンバープレート下向き

 <出典画像『ナンバープレート下向き』:http://www.yuki-trd.co.jp/images/product/BA87.jpg
スピード違反を監視するオービス対策と、スポーツカー的な目立つカッコよさでかつては一部で流行りましたが、現行(2016年4月1日より施行)の道路運送車両法でも、意図的に角度をつけるのは禁じられています。数値的な制限の規定はありませんが、2021年4月1日からは、数値的な制限が盛り込まれ厳しくなる予定です。

●ヘッドライトのバルブ(電球・LED)を白色以外の色に交換

ヘッドライトバルブ黄色

 <出典画像『ヘッドライトバルブ黄色』:https://shop.r10s.jp/carmate/cabinet/products8/bd1035-r04.jpg

<出典動画:『Crooooberパーツ取り付け講座 第十五弾 LEDポジション球交換編』YouTube>
かつてヘッドライトの色を黄色にしたりして目立ちました。車検の検査基準では、ライト類の色は次のように規定されています。

ライト名
ヘッドライト(前照灯)白色または淡黄色
スモールライト(車幅等)白色または淡黄色または橙色
ウインカー(方向指示灯)橙色
フォグライト(霧灯)白色または淡黄色
バックライト(後退灯)白色
ブレーキランプ(制動灯)赤色

車検は道路運送車両法の保安基準に基づいて行われます。2015年9月1日の改正で、ヘッドライトの色は実質的には白以外は禁止になりました。

●ホーン(クラクション)の音色を交換

<出典動画:『Crooooberパーツ取付講座 第九弾 ホーン交換編』YouTube>
車のホーン(クラクション・警笛)に関して、道路運送車両法では以下の規定の範囲なら、好みのものに交換が可能です。

規制対象規定値
音量自動車の前方2mの位置で115db以下908db以上
音の種類音が一定で変化がないこと

メロディの付いたものは駄目ですが、質の良い響きのホーンに変えることは出来ます。

●マフラーの改造

<出典動画:『センスブランド マフラー 21ワゴンR』YouTube>
2016年4月20日から施行されたマフラーの音量規制で、純正マフラーより音量の大きなマフラーは装着できなくなりました。(平成28年10月以前に生産された車は適用外。または新型車でない継続生産車も平成33年9月1日までは適用外)

●むき出しのエアクリーナー(毒キノコ)に交換

排気のマフラーを改造したら、当然吸気をアップするためのエアクリーナーを改造したくなります。
エアクリーナー毒キノコ1

<出典画像『エアクリーナー毒キノコ1』:https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/note/000/003/317/531/3317531/p5.jpg?ct=16f953caa73f

エアクリーナー毒キノコ2
 <出典画像『エアクリーナー毒キノコ2』:http://tsubasatti.sakura.ne.jp/sblo_files/tsubasatti/image/C8BEBCABBAEEA5D1A5EFA1BCA5D5A5EDA1BCB4B0C0AEA1AA.jpg

<出典動画:『44G カスタムエアクリーナーパイピングキット 吸気音』YouTube>
吸気量の多い社外のエアクリーナーに交換すると、取り込む空気は増えますが、

  • エンジン、ラジエーターからの熱風を直接吸い込んでしまうので遮熱カバーが必要。
  • 排気を促すマフラーの改造とセットで交換しないと意味がない。
  • 砂や埃を吸い込みやすくなりオイル交換の時期が早まる。 などのデメリットがあります。見た目のドレスアップ効果はありますが、吸気音の変化は気分的なもの以上ではありません。

●ローダウン(シャコタン)に改造

ローダウン前後比較

<出典画像:『ローダウン前後比較(スプリングの交換)』https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/039/135/078/eb09811f72.jpg?ct=3d908773f989
車高が固定された純正のサスペンションを、車高が調整できるサスペンション(車高調整式サスペンション)に交換する高価な方法と、純正のサスペンションのスプリングだけを、短い硬めのスプリング(ダウンサス)に換えて車高を下げる安価な方法があります。
ダウンサス

<出典画像:『ダウンサス』https://minkara.carview.co.jp/image.aspx?src=https%3a%2f%2fcdn.snsimg.carview.co.jp%2fminkara%2fparts%2f000%2f004%2f420%2f230%2f4420230%2fp1.jpg%3fct%3d4c6061a56d59
車高調純正との比較

<出典画像:『純正サスペンション(上)と車高調サスペンション(下)の比較例』https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/note/000/001/503/161/1503161/p6.jpg?ct=faa763488786
レーシングカーのように重心を低くして、カーブで外側に振られる(ローリング)のを軽減します。また高速走行では、路面に押さえつける空気の圧力(ダウンフォース)が生まれるので安定します。

見た目も「いかにも速く走りそう」に見えます。ただデメリットも多く、

  • 路面の凹凸が直に伝わりやすくなるので、乗り心地が悪くなる可能性がある。
  • 路面との隙間が少なくなるので、マフラーやエアロパーツなどを擦りやすくなる。
  • 駐車場の車止めにぶつけたり、駐車場側で入場を規制する場所もある。

車の飾りつけの例

●ルームミラーの飾りつけ

車内を室内に見立てて、ゴージャスな雰囲気を演出したいのでしょうが、どうしてもセンスがあるようには思えません。視界が妨げられるのを犠牲にしてまでも、自分だけの空間を感じていたいのでしょうか?
ギャルソン ラグジュアリーミラー
<出典画像:『ギャルソン ラグジュアリーミラー』https://cdn.snsimg.carview.co.jp/carlife/images/UserCarPat/1042955/p1.jpg?ct=c9d006f3e549

●運転席・助手席の遮光カーテン

遮光カーテン(運転席)

<出典画像:『運転席の遮光カーテン』https://cdn.snsimg.carview.co.jp/carlife/images/UserCarPat/355198/p1.jpg?ct=bf54177fef7f
運転席、助手席のカーテンは、走行中に使用すると道路交通法(第55条第2項)に違反します。設置する場合も、

  • カーテンをガラスに直接取り付けず、開け閉めの際にもガラスに振れないこと。
  • 背もたれよりも後ろに収納できること。
  • 走行中はカーテンは収納して使用しないこと。 などの注意が必要です。 取り付けのためのカーテンレールが、車検場によっては検査に通らない場合もあります。

運転席や助手席の窓ガラスの透過率は、70%以上であることが求められています。カーテンが収納された状態だったとしても、その一部でもガラスに触れている場合には、車検でも道交法でもクリアできません。

カーテンを薄地のものにするとか、カーテンレールを窓枠でなく、天井に設置して窓から少し離すような工夫が必要です。

●派手なハンドルカバー
派手なハンドルカバー

 <出典画像:『ストーン付きハンドルカバー』https://im4-a.mbokimg.dena.ne.jp/3/7/203/464969203.1.jpg
派手な色や柄のハンドルカバーは、黒系の色の車内では浮いた存在になり、それに合わせようと他の装飾も加えていくと、雑然とした一人住まいの独身女性の部屋みたいになりがちです。

雑然とした車内

 <出典画像:>『雑然とした車内https://resource.shoppies.jp/items/699/681/017/17681699/MA_150328095314240.jpg

●ダッシュボードの飾り

ダッシュボードの上はコレクションの陳列棚になります。
ダッシュボードコレクション

 <出典画像:『ダッシュボードコレクション』https://sociopouch.files.wordpress.com/2014/08/itasya_05.jpg?w=580&;h=433>
あるいは、リビングルームのフカフカのカーペットにもなります。
ダッシュボードカーペット

 <出典画像:『ダッシュボードカーペット』https://static.minne.com/productimages/13234142/large/d50d748b2aa154f92daa5a385b1216693bcaf952.jpeg?1455519783

●シートカバー

良くあるのがディズニーなどのキャラクターのシートカバーです。
キャラクターシートカバー

 <出典画像:『キャラクターシートカバー』http://www2.bellemaison.jp/product/pic_m/3292013A/901090pm01_32913A.jpg
Tシャツをシートカバーにしているのもよく見かけます。
Tシャツシートカバー

<出典画像:『Tシャツシートカバー』http://cdn.mkimg.carview.co.jp/minkara/note/000/000/818/018/818018/p1.jpg?ct=e8d290e08b80
若いカップルが乗る車に似合うドレスアップです。求められるのは統一感と清潔感です。

●フロントバイザー

フロントバイザー

 <出典画像:『フロントバイザー』http://www.calstage.jp/gallery/assets_c/2011/07/2010.3.7%20023-thumb-464xauto-2021.jpg
どちらかと言えば、トラックや作業用ワンボックスなどの「ガテン系」の車に似合うアイテムです。主婦が乗る車には丸みのあるバイザーでないと似合いません。

●エアロパーツ

エアロパーツあるなし比較

<出典画像:『エアロパーツあるなし比較http://w220-custom.up.seesaa.net/image/E382AFE383A9E382A6E383B3E794BBE5838FE58AA0E5B7A5E382A8E382A2E383ADE38391E383BCE38384E8A385E79D80.jpghE6AF94E8BC83.jpg4.jpg』>
確かにフロントのエアロパーツを装着しただけでも、高級感はアップしますね。軽自動車よりも、高級車になる程、その印象を強くします。

●アルミホイール

アルミホイール比較

 <出典画像:『アルミホイール比較』https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/002/527/657/2527657/p1.jpg?ct=782f69283ddc
ホイールは「車の瞳」に匹敵します。アルミホイールの種類を換えただけで表情が大きく変化します。

カッコイイ主婦のセンスあるドレスアップとは?

基本姿勢

  • 生活より美的なセンスを重視するので、車種はスポーツタイプを基本とする。
  • シンプルな統一感があること。雑多なものを混ぜ合わせて複雑にしない。
  • 表面的で単純な若さよりも、控えめな豪華さと希少性を目指す。
  • 良く洗車、掃除をして磨き上げておく。最高のドレスアップは内外とも清潔に輝いていること。

ヤンキーっぽい若さを見せつけるのではなくて、隠れたセレブ感を目標にすべきです。ヤンキーでもシンプルな統一感があれば良いのですが、往々にして雑多な趣味に走り勝ちです。若い独身女性の部屋を見れば分かります。

見えないところを改造するより、チューニングはノーマルのままで、室内にゴミや汚れがなく、無駄な飾りもないシンプルさで、一方ホイールはピカピカ

小学校に乗り付けた時、埃をかぶったような生活感が滲み出た車の中で、本当は経済的に余裕があるわけでもないのに、シックな豪華さを感じさせる車に乗っていたら、素敵な主婦、センスのある主婦に見られます。

ポイントは、ただ目立つのではなくて、シンプルなのに、「ちょっと私たちには真似ができない」と思われるような感動です。それは、車選びから違っています。

カッコイイ主婦が選ぶ車

ベンツやポルシェ、レクサスなどの高級車で乗り付けてはドン引きされてしまいます。誰でも手の届くランクの車なのに、生活がかかっている普通の主婦は選択しないような車を選ぶセンスに価値を置きます。乗る車を選ぶこと自体がセンス、ポリシーの表れです。それは自分自身のドレスアップでもあります。

新車販売中の車

主婦が乗りそうな車に比べて、スポーツタイプの車、更にMT車なら、他の主婦とは違うギャップを感じさせてくれます。車種の選択だけでもセンスの良さをアピールできます。「こんなカッコイイ車を選んだ主婦のセンスって・・・」「本当は私も乗ってみたいけど・・・」日々の生活から一歩飛び出た車を選ぶことで乗るセンスが光るのです。ルーフをオープンにして登場して、静かに閉めた後、青いジーンズに木綿の白いブラウスのあなたが颯爽と降り立つ。そんな姿を想像しただけで「カッコイイ―」
●『マツダ ロードスター』 家族が3人以上でも、セカンドカーとして夫婦や親子でドライブだけでなく、社交的な場所へ出向く際には、二人乗りのスポーツタイプは生活感を払拭してくれます。
マツダロードスター

<出典画像:『マツダロードスター』http://www.kenstyle.co.jp/aeroparts/img/main/main_263.jpg
ロードスター新車価格帯255万円~325万円、中古価格帯8万円~374万円(価格.com調べ) ●『ダイハツコペン』 軽でも立派なスポーツカーです。ボディもホイールも磨き上げて乗り付けましょう。パールホワイトはもちろん、リキッドシルバーのボディカラーもゴージャスに映ります。
ダイハツコペン

<出典画像:『ダイハツコペン』http://2.bp.blogspot.com/-oH5TPs8LHg8/U6Ub8yiUACI/AAAAAAAALjE/0DBVD77ma98/s1600/2015-diahatsu-copen-08.jpg
コペンローブ新車価格帯185万円~207万円、中古価格帯19万円~350万円(価格.com調べ) ●『ホンダS660』 こちらも軽のスポーツカーです。エンジンが車の中央にあるミッドシップで軽自動車初の6速MT車。ミッドシップはフェラーリなどのスーパーカーと同じ方式で、車の重心にエンジンがあるので、カーブ走行やブレーキ時に安定性があります。
ホンダS660

<出典画像:『ホンダS660』(http://image.motortrend.com/f/wot/american_honda_ceo_wants_s660_concept_in_us_2013_tokyo/61948054/honda-s660-concept-front-three-quarter-02.jpg
S660新車価格帯198万円~285万円、中古価格帯119万円~428万円(価格.com調べ)

可愛い中古車

あまり見かけなくなった中古車の中に、気品があって可愛い車があります。ネットで検索して可愛い中古車の車名が分かったら、最寄りの中古車販売店に依頼すれば、希望に近い車をオークションで探してもらえます(手数料はかかります)。

中古車ですから当然新車よりもメンテナンス費用がかかる場合もあります。しかし、それも愛着に変わり得ることで、クラシックカーを大切にするエレガントな主婦になれます。 ●『ニッサンフィガロ』 平成3年(1991年)に発売された車です。丸みを帯びたボディは落ち着いた雰囲気があり、フランスやイギリスの古き良き時代の欧州車を彷彿とさせます。年式は古くても、ピカピカのホイールを履かせたらカッコイイですね。
ニッサンフィガロ

 <出典画像:『ニッサンフィガロ』https://image.blog.livedoor.jp/isamuchan_com/imgs/e/4/e4059251.JPG
フィガロ中古車価格帯35万円~168万円(価格.com調べ)
●『VWカルマンギアクーペ』
カルマンギアクーペ

<出典画像:『VWカルマンギアクーペ』http://basecamp-vws.com/gu/phot/68_type3_karmann/001.jpg
私の一押しの車です。フォルクスワーゲン(VW)の車種には好きな形の車がいくつかあります。その中で一番好きな形がこのカルマンギアクーペです。中古車市場でも人気があって、価格帯も高めです。カルマンギアクーペ中古価格帯179万円~307万円(価格.com調べ)

ドイツ人のカルマンとイタリア人のギアがデザインしたカルマンギアは1955年7月に発表されました。1973年で(タイプ1の)生産は終了しています(タイプTCは1975年で生産終了)。量産車でメンテナンスもしやすく、社外部品も豊富に出回っているので、維持管理しやすい車です。完全にクラシックカーです。
●『VWビートルタイプ1』
VWビートル

 <出典画像:『VWビートルタイプ1』http://www.v-w.co.jp/forsale11/67t1_011611/67t1_011611_001.jpg
カルマンギアの次に好きなのがビートルタイプ1です。実に、戦前の1938年から2003年まで生産されたドイツの大衆車です。部品も大量に出回っているので、メンテナンスや維持は難しくありません。ビートルタイプ1の中古車価格帯78万円~129万円(価格.com調べ)

センスあるドレスアップとは?

車選びで生活から抜け出てスポーツタイプの車を選んだら、どうドレスアップするかです。あれこれ飾り立てたり、ノーマルの性能を低下させる改造ではなく、ノーマルのシンプルさを一層引き立てるための、1点豪華主義が良いと思います。

●掃除、洗車用品にこだわる

車のドレスアップの神髄は、室内の清潔さ、シンプルさと、外回りの汚れがないことです。ルーフの上、バンパー、泥除け、ホイール、タイヤまで常にピカピカにしておきます。出来れば、普段は見せることのないエンジンルームもピカピカにしておきます。これが最高のカッコよさです。

そのためにはハンディ掃除機、洗剤、ワックスなど最高の物を使います。車を複雑にして汚す物にではなく、車をシンプルにして清潔に輝かせる物にお金をかけます。そういうポリシーがカッコイイのです。

●ホイールにこだわる

ホイールは車の瞳です。「目は口ほどに物を言う」の諺の通り、ホイールの違いで車の表情だけでなく、高級感も変わります。ホイールにオーナーの車に対する愛情やポリシーが表れます。

ドレスアップを冒険するなら、ホイールです。ホイールだけは思いっきり派手にして構いません。インチアップだってチャレンジしても良いでしょう。ホイールにはお金をかける価値があります。

本当に乗りたい車を選んで、いつも頭の先からつま先まで磨き上げて、ホイールで自己主張をするのが、私が理想とする最高にカッコイイドレスアップです。人真似の改造より、メンテナンスを楽しむことの方が、車を愛するポリシーを感じます。

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