バック駐車が苦手から得意になった30代主婦のメモ

バック駐車が苦手だった30代主婦が運転が得意になったコツのメモ

カテゴリ: 直角バック

集合住宅などの駐車場でよく見かけますが、向き合うように駐車する形で、車を切り返すスペースが狭い駐車場があります。


身近な駐車場で両隣の車にぶつけないか、毎日苦労しながら駐車するのは大変です。

車を傾けながらバックと前進で何度も繰り返すより、最初から直角駐車をした方が面倒ではありません。

車を傾けて切り返しを繰り返すやり方より、直角駐車(バック駐車)の方が、コツを覚えれば毎回の駐車は安定します。

speed-1249610_640

注意するポイントは分かっているけど

こういう駐車場でぶつけないように注するポイントは分かっています。

  • 対面に駐車している車にぶつけたくない
  • 両隣の車にぶつけたくない

つまり自分が乗っている車の中から見て、前に駐車してある車と後ろの両隣の車です。前の車は2台は関係するので、合計4台の車とのスペースを確保することになります。

それが分かっていても常に不安があるのは、

  • ぶつかる限界が分かっていない
  • 直角駐車の適切な開始位置が分かっていない

理屈があいまいだから、毎回の駐車が不安定で一定にならないので、楽に駐車できないのです。

対面の車にぶつかる限界は?

対面に駐車している車との間隔で関係する要素は、前輪から車体前面の先端までの距離であるフロントオーバーハングです。

BlogPaint


車種によっても大小あります。特にバックする時には車体前部が外側に膨らみます。これは前輪は後輪より外側を通る内輪差が生じるからです。

BlogPaint


どのくらい外側に膨らむのかは、最小回転半径ボディ最小回転半径の差でわかります。最小回転半径は外側の前輪のタイヤの中心が描く円で、ボディ最小回転半径は車体前部のバンパーの外側先端が描く円で、どちらも同じ中心で描かれる円です。

BlogPaint


最小回転半径とボディ最小回転半径の差が分かれば、回転する時にどのくらい外側に膨らむのかが把握できます。

参考までにトヨタ車のいくつかの車種の最小回転半径とボディ最小回転半径を見てみましょう。(代表的なグレードに絞っています)

車種最小回転半径ボディ最小回転半径
プリウスPHV5.4m5.8m0.4m
アクア4.8m5.3m0.5m
センチュリー5.9m6.3m0.4m
クラウン5.5m5.9m0.4m
シエンタ5.2m5.3m0.1m
ハイラックス6.4m6.8m0.4m
ランドクルーザー プラド5.8m6.2m0.4m
ヴィッツ4.7m5.0m0.3m

他の車種、他社の車のデータが見つかりませんでしたが、おおむね同様な数値だと推定できます。最大でも0.5m(50㎝)程です。

つまり自分の乗っている車の外側の前輪のタイヤの中心から、外側に50㎝膨らんで車は回転するということです。これはハンドルを一杯に切った時にです。ハンドルを一杯に切った時が最大に膨らみます。

タイヤの中心から車体側面のバンパーの端までおよそ10㎝程です。概算ですが車体の前部外側のバンパーから40㎝ぐらいが、他の車とぶつかる限界になります。

BlogPaint
自分の駐車場で車から降りて、運転席から見た距離感と実際の距離の違いを確かめます。運転席から見た感覚で、どのくらいまで近づけて良いか把握しておくことです。


少しづつ車をバックさせながら、車を降りて確かめてみたら良いでしょう。40㎝を基準にどれだけ余裕を持てるのかです。

出来るだけ外側から円を描いてバックしたいので、対面する車との距離感の把握は必須です。

外側後方の車の先端と隣の車との間隔が確認できない

左側からバックする場合は右側後方の先端、右側からバックする場合は左側後方の先端は、サイドミラーかバックモニターで感覚的に判断するしかありません。

バックモニターでは不十分の角度ですし、サイドミラーでは実際の間隔を掴むのは難しいです。

運転席から見えにくい、判断しずらい方法で確認するよりも、運転席から近い部分で確認するべきです。

曲がる方向の内側、つまり左側からバックする場合は左側後方、右側からバックする場合は右側後方は、サイドミラーで隣の車との間隔が確実に確認できます。

曲がる方向の内側で隣の車との間隔をギリギリまで詰めるようにすれば、反対側は余裕ができるので安全性は高まります。

つまり確認しやすい方を基準にして、そちらで隣の車との間隔を一定に安定させるようにします。

外側後方を無視するというのではなく、内側を詰めていれば外側は安全だという考え方です。

BlogPaint
慣れてくれば、どこまで詰めれば良いのか分かってきます。安全で丁度良い間隔で一定に入っていけるようになります。


内側も外側も両方に神経を散らばせるより、確認しやすい内側を重点を置いて、一定の間隔の基準を持ちましょうということです。

直角駐車の適切な開始位置

狭い駐車場という前提なので、出来るだけ外側から円を描いてバックします。

直角駐車(バック駐車)の開始位置の目安は、駐車したいスペースから2台目の駐車スペースの奥の境界線(2台目と3台目の境界線)が、助手席の窓に来た位置です。

『バック駐車(直角駐車)を理論的に考察【感覚でなく数字で説明】』

BlogPaint
この位置を基準にして一度試します。内側の隣の車を回り切れなければ開始位置を後ろにして、間隔が空き過ぎたら開始位置を前に調節します。

物理的に一度で直角駐車(バック駐車)が出来ない程の狭い駐車場の場合でも、なんとなく感覚的で、いつもどこか違う駐車の仕方より、一定した直角駐車(バック駐車)で、少ない切り返しで行った方がずっと楽で安全です。



バック駐車(直角駐車)を理論的に解説したものは少ないです。
「駐車中の車から1mぐらい空けて」とか、
「2台隣の車が助手席に来たら」など、
感覚的に説明したものが多いです。


でもどうしてそうなるのか知りたくなります。
理屈が分かれば自分の車に合わせて、
もっと正確な駐車開始地点の位置関係が出せるはずです。

car-3046424_640

最小回転半径とボディ最小回転半径

バック(直角駐車)を考えるためには、
最小回転半径とボディ最小回転半径のことを、
正確に理解しておく必要があります。


最小回転半径とはハンドルを限界まで切って、
低速で運転した時に描かれる、
外側前輪の中心線の円の半径のことです。


ボディ最小回転半径とは、
車体前部のバンパーの外側先端が作る円です。
当然最小回転半径より大きな円になります。


そしてこれらの円の中心は、
左右の後輪を結んだ直線の延長線上になります。
前輪でなく後輪というのが意外なポイントです。

BlogPaint

駐車場と円の関係

バック(直角駐車)を具体的な数字で考察するために、
具体的な車種を決めて進めた方が良いので、
トヨタのアクア(Stype)のデータを参考にします。
carlineup_aqua_grade_common_size_s
(出典:https://toyota.jp/aqua/grade/s/)

アクアの主な車体サイズデータは、
全長4050㎜(簡略化して4m)
全幅1695㎜(簡略化して1.7m)
全高1455㎜(簡略化して1.5m)
前輪左右間隔1470㎜(簡略化して1.5m)
(後輪左右間隔1460㎜)
ホイールベース2550㎜(簡略化して2.6m)
最小回転半径4.8m
ボディ最小回転半径5.3m

これらのデータから駐車場と円の関係を見ていきます。
BlogPaint
前輪の外側中心は4.8mの半径の円、
車体前部の外側バンパーの端は5.3mの円を回転します。
車体内側(助手席側)の側面は3.2mの円を移動します。


3.2mの円がこの後のバック駐車(直角駐車)を考える基準になります。

バック駐車の円

概略ですがCADを使って作図してみました。
白い枠は駐車スペースで2mX5mにしています。
隣の車の先端が駐車スペース前面の境界線上にあるという設定です。


3.2mの円上で車の側面がバックしてくると、
隣の車の右前方バンパーとは20cmm余裕で通過します。


駐車する車のスタート地点では、
駐車スペース前面の境界線(駐車中の車の先端)から、
1.5mの空間をあけています。


またボディ最小回転半径(5.3m)より20㎝余裕を考慮して、
3.8mの道路幅があればバック駐車(直角駐車)できます。

理論を実践する場合の目安

実際の駐車場では測量できませんので、
運転席から見た目安を探します。


今回の数字を元にすると、
トヨタアクアの場合になりますが、
駐車場の前面境界線ライン(駐車中の車の先端)から1.5m空けて進入し、
助手席の窓に2台目駐車スペースの奥の境界線が見えたら、
ハンドルを一杯に切ってそのままバックすると良いでしょう。


アクアより小さい車なら円が小さくなるので、
1.5mより狭く進入し2台目の奥の境界線より、
手前の位置が助手席に見えた位置からのスタートになります。


アクアより大きい車の場合は円が大きくなるので、
1.5mより空けて進入し2台目の奥の境界線より、
先の地点からスタートです。


次の動画のバック駐車(直角駐車)の場合では、
駐車中の車との距離は正確には分かりませんが、
2台目の車の中央が助手席の窓の来た地点からスタートしています。


今回考察したより手前からスタートしています。
そのせいか奥の壁際に近づき過ぎているように見えます。



(出典:『一発で駐車を成功させる「運転の神様」』by YouTube)





前向き駐車でも同じ道路幅が必要

CAD図を見ても分かりますが、
車は前進でもバックでも同じ円周上を回転します。


水平方向のスタート地点はバック駐車(直角駐車)と変わってきますが、
必要な道路幅は同じです。


隣の車(障害物)と道路の向こう側の壁(障害物)との余裕を、
20㎝とった条件で前向き駐車でも3.8m以上の道路幅が必要です。

私も最初は直角バックと教習所で習う方向変換は、
同じものだと誤解していました。


どちらも真っすぐ進入して来て、
斜めに車を傾けずにバックしていきます。


でも2つを良く比較していくと、
全く同じではないことが分かりました。

lomografia-1611256_640

直角バックの絶対条件

私の認識している直角バックの絶対条件は、
ハンドルを一杯に回してスタートしたら、
ハンドルを固定したまま一発でバック駐車できることです。


途中で切り返したりハンドルを調節したりする操作を、
一切しないで済むことです。 BlogPaint
最小回転半径の円周に沿ってバックするだけなので、
スタート地点さえ間違えなければ、
何回でも同じように”自動操縦”で バック駐車できるわけです。


直角バックではこのスタート地点を見つけるのがポイントになります。
一度見つけてしまえば余程条件のことなる駐車スペースでない限り再現できます。

『前の道路が狭い車庫へ何度も切り返しせずに入るには直角バックは必須』

回転半径の円周に沿って移動するので、
場所の広さや形状に左右されるよりも、
車の大きさ(最小回転半径の長さ)で決定されます。


直角バックの利点は駐車する工程で、
サイドミラーで確認しながら、
ハンドルで操作する煩わしさがありません。
(接触しない様に確認する必要はあります)

教習所の方向変換のポイント

教習上の方向変換は見た目が直角バックに似ています。
私もほとんど同じものだと思っていました。


決定的な違いは”自動操縦”ではない点です。
教習所で習う方向変換と直角バックの、
具体的に異なるところは下記のポイントです。
  • スタート地点は近すぎなければ調節できるので遠くても支障はない。
  • スタート地点でハンドルは一杯に回しておかずにバックしながら回す。
  • ハンドルを回しながらコーナーに近づけるように操作する必要がある。


(出典:『右方向変換の仕方』by YouTube)

余裕を持った距離(コーナーから車1台分空けるなど)から、
曲がるコーナー目指してハンドルを回しながら近づき、
コーナーに後輪のタイヤが入ったら、
ハンドルを一杯に切る感覚です。


つまり最初から最小回転半径の円周にセットするのではなく、
バックしながら車を傾けていき、
コーナーに入ってから円周に乗る要領です。

BlogPaint


コーナーに近づけながらのハンドル操作なので、
その都度の感覚で出来栄えが変わります。
直角バックに比べると安定性には欠けます。


窓から直接コーナーを見ながらの運転は、
実際の道路上では他への注意が不足する可能性があります。
実践ではサイドミラーだけで確認したいですね。

共通点と異なる点

方向変換スペース(駐車スペース)のコーナーから、
どのくらい離して車を置くか、
脱輪しないように内輪差をどのくらい計算して置くか。


スタート地点をどこに置くかの点では、
方向転換もバック駐車もほぼ同じとみなして良いでしょう。


バック駐車の場合は丁度良いスタート地点を記憶して、
いつでも再現できるようにします。
教習所の方向変換でも適切な位置を、
決定するようにしておくと良いでしょう。


バック駐車の方が、
スタートからハンドルを一杯に切っておくので、
方向変換より狭いスペースしかない場所でも、
バック駐車ができる理屈です。



自分の家の車庫の前の道路が狭い場合、
何度も切り返しをしないで、
出来れば一発で、
可能な限り少ない切り返しでバック駐車したいです。


交通量の多い道路なら尚更切り返しをしたくありません。
そのためには車を斜めに角度をつけてバックするよりも、
直角バックで入る方法は必須です。

woman-289315_640

オーバーハングを知る

直角バックに限らず、
駐車全般に言えることですが、
接触事故は避けなければなりません。


直下バックは車の位置取りで決まるので、
接触事故を起こさない位置取りでなければなりません。


接触事故の起こる原因は「オーバーハング」です。
車のタイヤの中心から車体の端までの長さをオーバーハングと言います。
前輪側を「フロントオーバーハング」、
後輪側を「リアオーバーハング」と言います。

BlogPaint
フロントオーバーハングによる接触事故は、
車庫に入る前の段階で、
ハンドルを切ってバックする時に、
車の横にあるものと、
助手席側前部との接触です。


リアオーバーハングによる接触事故は、
車庫に入る直前から入った後に、
車の横にあるものと、 助手席側後部との接触です。

BlogPaint
直角バックで車庫入れする場合、
車の最小回転半径の円周上にあれば、
一発で駐車できるわけです。


スタートの位置が悪いと、
助手席側前部を塀にぶつけたり、
車庫に入ってから、
助手席側後部を車庫の壁にぶつける可能性があります。

道路上での位置取りを知る

2つのオーバーハングの接触事故を防ぐには、
最小回転半径に基づいた、
適正な位置からスタートしなければなりませんが、
そのためには2方向(X方向とY方向)を決めなければなりません。 BlogPaint

Y方向は助手席側のスペースを、
フロントオーバーハング分以上空ける必要があります。


フロントオーバーハングの長さは、
車種によって異なりますが、
例えばトヨタのアルファードやベルファイヤーで90㎝弱です。
軽自動車では50㎝以下になります。

アルファードbodysize
(出典:https://autoprove.net/toyota/alphard/4322/)

実際は円周上をバックしながら(助手席側の塀などの壁から遠ざかる)なので、
フロントオーバーハングより少し短くなりますが、
安全のためフロントオーバーハング以上は確保します。


ちなみにフロントオーバーハングによる接触事故は、
バックする場合の注意であって、
前進しながら回転(壁から遠ざかる)しても接触しません。
「内輪差」によって、 後輪は前輪の内側を通るからです。

BlogPaint
初心者の頃この感覚が身についていなくて、
バックしながら壁から離れようとして、
助手席側を擦ったことがありました。


Y方向はフロントオーバーハング以上空け、
できるだけ車庫側と運転席側のスペースを確保した方が、
車庫へ入る角度が直角に近づくので楽になります。

BlogPaint
次にX方向の位置取りですが、
車庫の入り口の中心を、
円周(最小回転半径の円周)が通ることができる位置です。
これはY方向の位置によって変わります。

BlogPaint
X方向の適正な位置の出し方は難しいので、
Y方向の位置を先に決めてから、
試行しながら決めるようにします。


基本的なデータとして、
最小回転半径はホイールベースの2倍強ですので、
車庫の中心から車1台分以上離すのが目安になります。

BlogPaint

位置が決まれば自動操縦

フロントオーバーハング以上空けてY方向を決め、
車庫の中心から車1台分以上を開けてX方向を仮に決めます。


その位置からハンドルを一杯に切って、
後はアクセルを踏まずにブレーキ操作だけで下がります。


車庫の入り口への入り方が、
近過ぎたり遠すぎたら、
Y方向は変えずにX方向だけ調節します。


丁度いいスタート地点が決まったら、
その位置を覚えます。


運転席から見た景色で、
目印になるポイントなどを記憶します。


一度位置が決まってしまえば、
後は周囲の注意をしながら、
自動操縦のように楽に車庫へ入れることができます。


直角バックの利点はここにありますね。



直角バックで駐車しなければならない駐車場は、
車の頭を振れるスペースがない狭い場所、
あるいは駐車場の一番奥のスペースなどです。


たまにあるのが、
広い立体駐車場で満車の時、
駐車スペースが空くのを待っていて、
後から来た車に先に駐車されてしまうことです。


直角バックが出来ると、
後ろで空いた駐車スペースに、
スーッと入っていけます。


直角バックで入っていける態勢で待っているのです。
この辺の意識も変わってきます。


そのためには練習で、
どの位置に車を持って行けば良いのか、
把握しておく必要があります。

parking-lot-3632061_640

直角バックは「自動操縦」


車の頭を45度前後に振って行うバック駐車は、
サイドミラーを見ながらピボットエリアに近づける方法なので、
ハンドルの操作で調節する度合いが高いです。

⇒『バック駐車でピボットエリアを旋回するイメージが出来ている主婦は少ない』

直角バックは車の最小回転半径に従って、
「自動操縦」のようにバックしながら、
スタート地点から直角に回転して駐車します。

⇒『バック駐車を直角バックでカッコよく決めるのは非常に難しい理由』

最小回転半径を利用するので、
ハンドルを一杯に切った後は、
車に任せたままで駐車できてしまいます。


しかしそれには条件があります。
正しい位置に車を配置してスタートできるかどうかです。


駐車したいスペースからの、
X(横)方向、Y(縦)方向の距離感です。

BlogPaint

これは車種にもよるので自分で経験するしかありません。
最初回転半径は決まっているので、
一度、距離感覚を掴めれば安定した駐車が可能です。

直角バックの練習方法


参考として最小回転半径は、
ホイールベース(前輪と後輪の距離)の
2倍に近い距離です。


問題は理論上の距離と、
実際の現場での距離感の合わせ方です。


目安となるのはホイールベースの2倍近くは、
駐車したいスペースから遠ざかる必要
があります。


しかしこの距離感を運転席から確認するのは難しいです。


理屈を頭に入れておいて、
後は実際にやってみるしかりません。


この辺で良いと思う位置からハンドルを一杯に切って、
後はそのままサイドミラーで隣の車にぶつからないか注意してバックします。


もし手前過ぎたり行き過ぎたら停止して、
ハンドルはそのままにして前進して戻ります。


大事なポイントはハンドルは一杯に切ったまま戻ることです。
スタートする地点を前後に調節してやり直します。

BlogPaint

ハンドル操作で調節するのではなく、
スタート地点の調節で行います

最小回転半径で入れる位置を探すのです。


駐車スペースとのY(縦)方向との距離感ですが、
駐車スペースの前面の線から1m前後が安全な目安です。
これ以上近づけると駐車スペースに鋭角に入って行くので
隣の車と接触する危険が高くなります。

BlogPaint
スムーズに入っていける位置が発見できたら、
その位置を運転席から見える目印や目安で記憶します。


例えば運転席の横に境界線の何本目が来ているとか、
車の後輪と駐車スペースの境界線との距離とか
運転席から見た目印や目安を見つけます。


このスタートの位置関係を把握してしまえば、
後はいつでも自動操縦でバック駐車が出来るようになります。


ショッピングモールなどの大きな駐車場で、
空いている時間帯に練習すると良いでしょう。

直角バックは安全なバック駐車


車の頭を45度前後に振るバック駐車は、
頭を振った時に後続車や停車している車に、
接触する危険性がある
ことです。


直角バックはハンドルを固定したままバックするだけなので、
周囲を注意することもサイドミラーを注視する余裕もあります。


ハンドルを無駄に操作しないので、
サイドミラーで隣の車に接触する前に停止することに気を付ければ、
安全にバック駐車できます。


失敗しても切り返しをする必要もなく、
スタートする位置を前後に調節するだけ
で済みます。


どうです、
あなたも直角バックを試してみたくなりませんか?



↑このページのトップヘ