バック駐車が苦手から得意になった30代主婦のメモ

バック駐車が苦手だった30代主婦が運転が得意になったコツのメモ

カテゴリ: 運転操作


バック駐車が斜めに曲がる原因が分からずに悩んでいませんか?

私も同じでした。

バック駐車で斜めに曲がるとカッコ悪いんですよね。

 

バック駐車で斜めに曲がることなく、

真っすぐに駐車できる人は、

「この人駐車うまい!」と見られます。

 

バック駐車で曲がる原因ははっきりしています。

原因が分かれば、

あなたもカッコよく真っすぐ駐車できます。

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バック駐車で斜めに曲がる原因は?


バック駐車で斜めに曲がるのは3つの原因があります。

  1. 内側のサイドミラーに意識を集中していない
  2. ハンドルを回す方向と車が曲がる方向が混乱
  3. バックする速度が速すぎる

1.内側のサイドミラーに意識を集中していない

バック駐車で最も注意を集中させるものは、

内側のサイドミラーです。

 

左からバックするなら左側のサイドミラー、

右からバックするなら右のサイドミラーに集中します。

 

ルームミラーを見たり、

窓から顔を出して覗いたり、

身体を捻って半身で後ろを振り向いたり、

余計な確認動作の分だけ多すぎる情報で混乱するのです。

 

曲がっていく内側のサイドミラーに集中します。
もっと詳しい理由はこちらを参考にしてください。
→バック駐車のコツはたった1つ

2.ハンドルを回す方向と車が曲がる方向が混乱

ハンドルを回す向きが、

前進する時には分かるのに、

後ろへ下がる時には分からなくなってしまいます。


ハンドルは前進も後進も同じです
ハンドルを左に回せば左へ曲がり、
右へ回せば右に回ります。


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初心者は前進と後進で、
ハンドルを回す方向が、
逆になるのではと錯覚しているケースが多いです。

頭では分かっていても、
感覚的に間違えている場合が多いと思います。

 

3.バックする速度が早すぎる

初心者ほど後ろから来る車を気にします。
駐車場でもたもたしてると思われたくないのです。


後ろから車が来ていても、
バック駐車は
意識的にゆっくりした速度に落とします


焦って何度も切り返しをして待たせるよりも、
結果的には早く駐車して迷惑をかけません。


技量に比べて速度が早すぎると、
間違った方向へ余計に動いてしまうのです。

バック駐車で斜めに曲がるのを解決する方法

サイドミラーを見ながらゆっくりバックすれば良いのですが、
それには2つのコツがあります。
ハンドル操作と境界線です。

送りハンドルで少しづつ回す

両手を交差させるクロスハンドルは、
回転が速すぎて曲がり過ぎてしまいます。


ゆっくり曲がりながらバックしていくには、
送りハンドル(プッシュプルハンドル)の方が正確に操作できます。

言葉で説明するよりも、
分かりやすく実演した動画があるのでご覧ください。


(出典:『
クルマの運転の基本 ~ハンドル操作(回し方)~ 「プッシュプルハンドル」by YouTube)

片手でプッシュして(送って)片手でプルする(引く)ハンドル操作です。


参考までに、このハンドル操作はバック駐車だけでなく、
左折する時にも、右折する時にも使うと安全性が向上します。


歩行者や自転車、バイクの左折時の巻き込み、
右折時に右から来る歩行者や自転車との衝突を防ぎやすくします。


なぜならば、
ハンドルを少しづつ回すので、
それに伴って車の曲がる速度が抑えられるので、
周りを確認する余裕ができるのです。


クロスハンドルは一気に回転させるので、
車が曲がる速度も速くなってしまうので危険です。

片方(内側)の境界線だけに沿ってバックする

駐車スペースの真ん中に止めるのが理想です。
駐車スペースの左右に均等に空間を開けられるのは快感です。


しかし、最初からそれを目指そうとすると、
左右のサイドミラーにきょろきょろ視線を動かして、
肝心の境界線に沿って真っすぐにする注意が薄れます。


初心者は、駐車場のど真ん中に止めることよりも、
車を曲げないで駐車できることを目指すべきです。


内側のサイドミラーに映る境界線と、
車体が平行になることを意識します。


左右の境界線を意識するのでなく、
片方(内側)の境界線だけに集中することです。

こうして真っすぐ駐車できるようになってから、
外側のサイドミラーも見るようにして、
左右の空間を均等にすることを目指します。

注意を分散せずに的を絞る

 初心者がバック駐車で斜めに曲がるのは、
余計な情報を確認しながら、
余計な操作をするからです。


その上速度を緩めないのですから、
失敗しやすいのも当然です。


バック駐車に必要な最低限のポイントに的を絞って、
ゆっくり落ち着いて運転すれば、
誰でもバック駐車は克服できます。

サイドミラーで内側の境界線に集中して、
ゆっくり送りハンドルしながらバックしてください。


バック駐車が苦手な主婦は多いと思います。
私もそうでした。


細かいポイントを挙げればいくつもあります。


でも1つのコツだけに集中すれば、
あなたもバック駐車が苦手から得意になります。

バック駐車のコツ

バック駐車を感覚に頼るから失敗する



どうしてバック駐車が苦手なのか、
考えてみたことがありますか?

  1. 後ろ向きだから良く見えない
  2. 後ろ向きだから方向が分からない

この2点がバック駐車が難しく感じる根本原因です。
視覚と方向感覚が混乱するためです。


この2つの感覚を補おうとして、
教習所ではポールなどの目印を使います。


でも実際の道路にはポールなどは立っていません。
「このポールの位置に来たら」とか、
「あのポールが見えるように」などの、
感覚に頼った覚え方では応用ができません。


どこでも通用するバック駐車のコツとは何でしょうか?

バック駐車のコツは内側の後輪を意識するだけ

バック駐車の最大のコツは、
内側の後輪を意識することです。


左右のどちらからバック駐車しようと、
一番大事なコツは、
内側の後輪を意識することです。

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駐車スペースの境界線に近づけるようにバックします。

進入角度やハンドルの操作に囚われずに
とにかく内側の後輪を、
境界線に近づけていくことだけに意識を集中します。

内側後輪を境界線に近づけることから全てを発想する



駐車スペースに対して垂直(90度)でバックするのが、
最も簡単な入りかたです。

でもほとんどの駐車場はそこまでのスペースがありません。
だから出来るだけ角度を付けて入るように車を位置づけます。

この時「45度の角度に車を傾けて」とか、
「境界線が助手席に見えたらハンドルを切って」とかの、
感覚的な操作をしては駄目です。

駐車場の状況は千差万別です。
角度や目印などは、
駐車場のスペースで変わってきます。

固定した感覚的に頼らずに、
最も基本的な条件を基準にします。
この基準はどんな駐車場でも大原則なので、
変わることはありません。

それが内側後輪を境界線に近づけることです。

だから、
内側後輪が近づけやすい角度で、
内側後輪が近づけやすい位置へ、
車を配置できるように発想するのです。

先に決まった角度や位置があるのではなくて
駐車場の状況によって、
内側後輪が境界線に近づけやすくなるように
角度と位置に車を持って行くのです。


バックの時は内側後輪が車の最先端だから



車のは「内輪差」があります。
車が曲がる時に、
前輪と後輪の軌道に差があることです。

バックして曲がる時は、
内側前輪は内側後輪よりも外側を通ることはありません。
だから内側後輪が境界線より内側に入れば、
内側前輪および車本体は駐車スペース内に納まります。

バック駐車する時は、
内側後輪が隣の駐車スペースに対しての最先端になります。
内側後輪さえ安全範囲(駐車スペース)であれば、
隣の車にぶつけることなく安全に駐車できることになります。

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片側の位置だけでも安全範囲(駐車スペース)に納まるようにします。
外側(この絵の場合は右側)はぶつからないことだけ注意すれば良いです。
左右の空間を均一にしようとするのは上達してからでよいです。


バック駐車する時は、
たった一つのコツ
内側後輪を駐車スペースの境界線に近づけ、
そのまま境界線に沿ってバックすれば良い
のです。

具体的にはサイドミラーの確認になります。
実際の様子を説明しているこちらの動画が分かりやすいです。



(出典:『初心者運転 サイドミラーだけで車庫入れするコツ 駐車』by YouTube)


隣に車が止まっていない場合は境界線に直に向かって行けますが、
多くの場合は隣に車が停まっていて車の頭が境界線より出ています。
ぶつからないように境界線の延長ラインをめがけて近づけていきます。


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