バック駐車が苦手から得意になった30代主婦のメモ

バック駐車が苦手だった30代主婦が運転が得意になったコツのメモ

カテゴリ: 運転操作

左側からのバック駐車は一回で入るのに、右側からだと何故かいつも合わなくて、何回か切り返すことが多い。同じバック駐車でも、左と右では全く同じ感覚でできない。そういう人もいるかと思います。

  • なぜ右側からだと上手くできないのか?
  • 改善する方法はないのか?

上手く出来る左側のバック駐車は、なぜ上手く出来ているのか?その理由が右側からのバック駐車で活かされていないのではないのか?

右側からのバック駐車が上手く出来るように、失敗する原因を求めながら、どうすれば左側のバック駐車のように上手く出来るのか考えてみたいと思います。

左側では無意識に出来ていることを、再確認する作業になるかも知れません。バック駐車の本質は、左側からでも右側からでも変わらないのですから。

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右側からのバック駐車が苦手な理由

右側より左側からの駐車がやりやすい感覚

日本では車は左側通行なので、自動車学校で教えられた「キープレフト」(道路の左側を保ちながら走行すること)を基本に走りますので、運転中の注意は助手席側の方が多くなります。

左側の路肩に停まっている車を避けたり、左前方を走る自転車やバイク、路線バスなどを追い越すタイミングを図ったり、左の路肩に停車や縦列駐車をしたり、左折をする時の巻き込みを気を付けたり、左側を意識している割合は右側より多いのです。

右側の障害物より、左側の障害物との距離感の方が、普段の運転の中で判断している頻度が多いので、バック駐車の際にも、右側より左の側の方が、他の車との距離感がつかみやすいのです。

例えば路肩に車を停車させるのは、ほとんど左側の路肩です。(一方通行の道路で右側の路肩に停車させる場合もあります)

車を左にギリギリ寄せる方が、右に寄せる経験にょり圧倒的に多いのです。バック駐車でも、左に停まっている車にギリギリ寄せる感覚の方が、右側の車へ寄せていく感覚より安心感を持っているのです。

左側に比べて右側では、隣の車への寄せ方が離れてしまうのが、右側のバック駐車が上手く出来ない人の原因です。

また、駐車場でも通路を左側に寄って入ってきますので、始めから左側の駐車スペースから近い位置にいます。右側の駐車スペースへ駐車するためには、一旦右側に大きく寄って行く操作が、心理的にも操作的にも負担になることもマイナス要因です。

左側と同じ位置と角度で車を斜めに傾けていない

運転席から見て、助手席の窓から見た感覚と運転席側から見た感覚、また、左側のサイドミラーから見た感覚と右側のサイドミラーから見た感覚は異なります。

同じ様な位置でハンドルを切り、同じような角度に車を傾けても、左側と右側に駐車する場合では微妙に変わってきます。

右側のバック駐車だけ上手くできないのは、左側のバック駐車の場合と、位置や角度、ハンドルを切るタイミングなどが違っている証拠です。

距離感や見た景色が左右で異なるのですから、当然ではあるのですが、どうしたら右側も上手にバック駐車出来るか、問題点を解決する方法はあるはずです。

失敗しない右側のバック駐車

右側のバック駐車が失敗する原因は、右側の間隔を空け過ぎてしまうからです。どの時点で空け過ぎてしまうかというと、右隣りの車との間隔(車が停まっていない場合は白線)、もっと厳密に言えば、右隣の車の前方左側の角との間隔(車が停まっていない場合はピボットエリアとの間隔)が空き過ぎてしまうのです。

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<出典画像:『ピボットエリアとは』>

では、空け過ぎないようにするためにはどうすれば良いでしょうか?

  • 右側後輪を右隣の車の左前方の角(車がない場合はピボットエリア)に近づけるようにハンドルを左に切る。
  • 車を駐車スペースに限りなく垂直になるように、出来るだけ駐車スペースに寄せてから左にハンドルを切る。
  • 右隣の車の角(ピボットエリア)には、カーブでなく直線で近づく。 この3つの原則を守れば、切り返しすることなくバック駐車が出来ます。(この3つの原則は左側の場合でも同じです)

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<出典画像:『バック駐車の3原則』>

「隣の駐車スペースの奥の白線が運転席の横に来たらハンドルを切る」とか「車を45度に傾ける」とかの形式的な目安は忘れてください。

後輪を近づける位置でハンドルを切り、出来る限り大きな角度をつけ、真っ直ぐ下がる。

ハンドルを左に切る位置は、車によっても駐車場によっても変化します。固定的な感覚でなく、後輪が近づけるようにハンドルを切ります。

45度ぐらいに車を傾けるのではなく、めいっぱい可能な限りの大きな角度になるように車を傾けます。

左に切ったハンドルを戻しながらカーブでバックしていくのではなく、ハンドルを真っ直ぐに戻した後に、直線的にバックしていくのです。カーブで近づこうとするから離れてしまうのです。バックしていく目標は、右隣の車の角(ピボットエリア)です。

大きな角度で右隣の車の角(ピボットエリア)に寄せることが出来れば、その場所で車が真っ直ぐになるように回転するだけです。大きな角度で、角(ピボットエリア)に寄せられれば、小さな回転だけで車を真っ直ぐに出来ます。

バック駐車を失敗しないための補足

バックする速度を意識してゆっくりにする

車を左に出来るだけ傾けてからバックを開始する時、速度を意識して遅くする程、バック駐車の精度は上がります。

車を左に傾けた状態では、ハンドルは左に向いています。バックを開始するのとハンドルを戻すのを同時に行うと、どうしてもハンドルを戻す方が遅れて、真っ直ぐの位置に戻らない内にバックしていきます。

そうすると、車は左後方に一旦進み、ハンドルが右に戻るに従って、車も右後方へ向きを変えていきます。

そのままハンドルを右に一杯に回して、右後方へカーブしてバックしていくやり方をすると、右隣の車の角(ピボットエリア)から離れやすくなります。

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<出典画像:『ピボットエリアから離れてしまう原因』>

それを防ぐためには、バックを開始する前にハンドルを真っ直ぐの位置に戻しておくのです。車が停止した状態でハンドルを真っ直ぐにするのが確実です。慣れてくると、ほんの少し動かしながらハンドルを戻せるようになります。

車を左に傾けた後は、バックする前に(ほんの少し動いても良いが)ハンドルを真っ直ぐにすることを意識してほしいのです。目標までカーブしながら近づくより、直線で近づく方が正確だからです。

ミラーの確認は3拍子

バック駐車ではミラーを頼りにバックしますが、一つのミラーだけを集中するのではなく、ルームミラーと左右のサイドミラーの3つのミラーを均等に見るようにします。

例えば、左サイドミラー→ルームミラー→右サイドミラー→ルームミラー→左サイドミラーという具合にです。そのためには、車をゆっくり動かすことを意識します。

この3拍子を習慣にしておくと、車を後退させるあらゆる状況で行うようになります。近づいてくる車や人などの早期発見にも役立ちます。

私は前向き駐車したコンビニなどの駐車場からバックで出る時、この3拍子の確認はとても有効だと感じています。車の後方をまんべんなく見ていないと、とても危険なのです。

自転車でも練習できる

自分の家の車庫や駐車場でバック駐車の練習をする場合、車でなく自転車でも(バイクでも)可能です。

例えば右からのバック駐車を練習するとしたら、自転車の前輪を車の右側前輪、自転車の後輪を車の右側後輪に見立てます。

通路から入って来て、駐車スペースに寄って、自転車の後輪を奥の角(ピボットエリア)に近づけるように左にハンドルを切ります。出来るだけ大きな角度のなる様に傾けたら、ハンドルを真っ直ぐに戻します。そのまま目標まで真っ直ぐ近づき、後輪が近づいた位置でハンドルを右に切って自転車を真っ直ぐにします。

自転車でも、ハンドルの向きとタイヤの向きの関係、真っ直ぐ下がりながら目標まで近づいて行く感覚、回転をするポイントとハンドルの切る方向などの感覚が得られます。

普通は40度から60度ぐらいの間の角度に車を傾けて、そのまま入るか一度切り返して、バック駐車を行っていると思います。

駐車場によっては、通路も駐車スペース自体も狭くて、いつものようなバック駐車が出来ない場所があります。私が経験したのは、繁華街の小さなコインパーキングや、古びた私立病院、混雑する税務署の駐車場です。隣に大きな車も駐車してあって、停めるのも車から降りるのも一苦労でした。

狭くて大きな角度が付けられない場所では、バック駐車をどうすれば良いでしょうか?勿論、前向き駐車など更に狭くて出来ません。

バック駐車するしかないのですが、直角バック(直角駐車)をする方法と、小さな角度で入って、何度か切り返しを繰り返す方法が考えられます。

今回は、ワンボックスカーのトヨタヴォクシー(Voxy)を例に検証してみたいと思います。このサイズの車が入れば、ほとんどの普通車は入るでしょう。
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ヴォクシーを一回の直角バックで駐車させるための条件

先ず、ヴォクシーを直角バック一回で駐車するための条件を検討してみます。ヴォクシーの車体サイズはグレードによって多少バラツキがありますが、以下の概算寸法で考えてみました。
* 全長 4.7m
* 全幅 1.7m
* ホイールベース 2.85m
* 最小回転半径 5.5m
ホイールベースとは、前輪と後輪の間隔です。最小回転半径とは、ハンドルを一杯に切って、回転した時に、外側前輪の描く円の半径です。
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最小回転半径の描く円の中心点は、後輪の車軸の延長線にあります。車はこの最小回転半径の円の軌道より小さく回転することは出来ません。

直角バックで一回で駐車するためには、この最小回転半径に必要な回転スペースが必要になります。それでは、そのスペースはどの位が必要なのか見てみましょう。最小回転半径で回転する90度の範囲に、駐車場の通路(あるいは車庫前の道路など)、駐車スペース(車庫)が収めれば良いわけです。

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駐車スペースの標準的なサイズは、幅2.5m、奥行き5mから6mです。しかし、狭い駐車場の駐車スペースは、通路が狭いだけでなく、幅も奥行きが標準より狭いことが多いです。今回は条件を厳しくして、駐車スペースの幅を2m、奥行きを5mで考えてみます。

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分かったことは、通路の幅(道路の幅)は5.12m以上必要になります。車のフロント外側は、最小回転半径より大きな円を描きます。

駐車スペース(2mx5m)の入り口のラインより、車体側面を2.14m離して、後輪を駐車スペース1つ置いたところの中央付近から直角バックすれば、一回で駐車することも分かります。

しかし、通路の幅(または車庫前の道路の幅)が5m以上あるなら、最早狭い駐車場(車庫)とは言えないわけで、一回の直角バックで駐車することは、狭い駐車場で行うには有効な方法ではないことが分かります。

ヴォクシーを直角バックと複数の切り返しで駐車させる方法

それでは、直角バックと複数の切り返しを併用した方法を検討してみます。途中まで直角バックで回転して、途中で切り返しを何度か行って駐車します。通路幅(道路幅)がどの位少なくて済むのか検証します。

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直角バックを開始して、45度に傾け駐車スペースに内側後輪が入ったあたりで限界が来ています。このまま回転すると左隣の車に衝突します。

ここから切り返しをして、車の傾きを大きく立て直していけば、駐車は可能になります。その条件として、3.6m以上の通路幅(道路幅)が必要なことが分かります。また、一回で直角バックする場合より、駐車スペース入り口ラインから0.62mに車体側面を近づけ、開始位置も駐車スペース寄り(車の後輪を手前の駐車スペースの端辺り)に近づける必要があることも分かります。

また同時に分かるのは、左方向から通路を前進して来て、左側に車を傾ける場合、この条件ではここまで車を傾けられないことです。前進してきた場合、周りが空車でない限り、駐車スペースに入り込むことが出来ないからです。通路を左側から前進して同じ45度の位置にするには、通路幅(道路幅)が5.3m以上必要です。
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幅3.6m以内では直下バックで車を傾けるのが最も効率の良い方法だということです。

ヴォクシーの場合、通路幅(道路幅)が3.6m以上あれば、角度0の直角バックで45度まで車を傾けられます。これは、駐車スペースが2mx5mの条件ですが、2mの入り口幅が広くなる程、もっと狭い通路幅(道路幅)でも可能になってきます。

狭い場所でのバック駐車の考え方(まとめ)

狭い駐車場でのバック駐車の場合、通路を前進して車が傾けられる余裕があるならば、角度が小さくても、そのまま傾ければ良いですが、もっと狭くて傾けられない場合には、直角バックで駐車スペースに車の後部を少し入れて、45度付近まで傾ける方法を取ります。

直角バックは、
* 駐車スペースの入り口ラインからの間隔をどうすべきか難しい。
* 駐車したいスペースからどの位離れて回転すれば良いか分かり憎い。
この2つのポイントを、その場で判断するのが困難です。毎回同じ駐車場(車庫)を利用する場合は、適切な位置を割り出すのは可能ですが、そうでない駐車場では正確な位置は直ぐに出せません。何度か繰り返して割り出す必要があります。

狭くて普通のバック駐車がとても出来ないと判断した場合のみ、角度をつけないで直角バックで45度ぐらいまで入り込み、後は切り返して入る様にするのが良いと思います。


バック駐車を極めるのは、意外に奥が深いのです。一発で駐車スペースの中に入れることが出来るようになっても、車体が斜めになってしまう人はたくさんいます。

車体が真っ直ぐに入れられるようになっても、駐車スペースの片側に寄ってしまう人もいます。どんなベテランでも、毎回のバック駐車で、

  • 一回で駐車スペースに入る。
  • 車体が真っ直ぐになる。
  • 駐車スペースの中央に停車する。

という3拍子揃って完璧に出来る人は少ないのではないでしょうか。

今回は、車体を斜めにならずに真っ直ぐにすることと、駐車スペースの中央に停めることが出来る方法を考えてみます。そのためのツールの使い方として、サイドミラーの見え方を知る必要があります。

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サイドミラーは凸面鏡

見通しの悪い所に立っているカーブミラーの表面が、膨らんだ球面なっているのは、なるべく広い範囲の景色を鏡の中に取り込みたいからです。

車のサイドミラーも、カーブミラー程ではありあせんが、微かに膨らんだ球面になっています。役割もカーブミラーと同じで、小さな鏡の中に広い範囲を映したいためです。

このような鏡を凸面鏡(とつめんきょう)といいます。凸面鏡の特徴は、広い範囲の光を鏡の中央に集めます。そのため、遠くの景色は実際よりも遠くに、実際よりも中央に寄って見えます。

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<出典画像:『凸面鏡の特徴』>

スプーンの膨らんだ面に、並行した2本の線を映すと、スプーンの端では間隔が狭く、スプーンの中央では間隔が広く見えます。

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<出典画像:『スプーンに移した平行な2本の線』>

駐車場の白線をサイドミラーに映した場合も、カーブミラーやスプーン程極端ではありませんが、同様の現象が起きています。

バック駐車で、車の横にある白線は、サイドミラーの中では、手前は実際よりも車体から離れて見え、奥の方は実際よりも車体に近く見えます。

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<出典画像:『サイドミラーに映る白線と車体との間隔』>

平面の鏡でも、遠近法で遠くのものは中央に寄って、手前のものは外側に広がって見えます。凸面鏡は、自然な遠近法よりも更に誇張された見え方になります。

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<出典画像:『遠近法によるものの見え方』>

車体は完全な直方体ではない

白線に平行になる様に比較する対象の車体のラインは、正確な直線ではありません。ほとんどの車は、正面(フロント側)や背面(リア側)から見た時、車の上の方が狭くなっています。完全に四角い箱のような直方体ではありません。

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<出典画像:『NOAHの車体寸法図』https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-15-e7/ogw2ogw2/folder/709574/62/38584962/img_0>

サイドミラーから見える車体の後部側面は、下側から続いた直線が上側にかけて斜めのラインになります。このため、遠くの白線と車の間隔の狭さを心理的に緩和させる効果を持ちます。車体の上側も下側と同じ直線のラインだったら、もっと狭く感じられるはずです。

サイドミラーに映る車体と白線

<出典画像:『サイドミラーに映る白線と車体後部のライン』http://carinformation.xyz/wp/wp-content/uploads/2017/03/c8ddd5eda68465cf5dc70bb8bf87a323_s.jpg>

特にエスティマなど、全長が長くて上体が丸みを帯びたワンボックスタイプの車は、遠くの白線と車体との間隔が実際より狭く感じられるはずなのに、上体の曲線のためにそう感じさせ憎くしています。そのため、白線と車体を平行させることだけを頼りに真っ直ぐにしようとすると、実際の距離感を複雑に惑わされて、結果は斜めになりやすいのです。

エスティマの丸みを帯びたボディライン

<出典画像:『エスティマの丸みを帯びた上体のボディライン』http://www.do-blog.jp/raisen/photo/20150502-1957.JPG>

サイドミラーのどこを見れば斜めにならないのか?

サイドミラーを見ながら車体の斜めを整える場合には、2つの鉄則があります。

  1. 片側だけに頼らず両側のサイドミラーを見比べること。
  2. 車体の側面と白線を平行にするのでなく、車体最後部両側と白線との間隔を見比べること。

サイドミラーは凸面鏡で、車体の上部は斜めのラインになっています。白線と車体を平行にさせるには、それらを勘案したコツが必要です。また、白線と車体側面を平行にしようとすると、どうしても片側のサイドミラーに偏ることになり勝ちです。

微かですが、歪んだサイドミラーの中で、しかも片側のサイドミラーだけで、白線と車体側面を平行にするのは、実は難しいテクニックなのです。

もっと簡単で確実に車体を真っ直ぐにできるサイドミラーの見方があります。

両側のサイドミラーで、車体の左右の最後部と、白線の隙間が同じになるようにするのです。

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<出典画像:『車体両側最後部と白線の間隔が同じようにする』>

サイドミラーで色々なところを見る必要はありません。車体の後ろの端と白線との間が、左右で同じになるように調整するだけです。

  • 左右で一点だけ見れば良い。
  • 遠くのポイント(車の最後尾)を注視するので後部の衝突も防げる。
  • 斜めになるのを防ぐだけでなく、駐車スペースの中央に停車できる。

などの利点もあります。

私も片側だけのサイドミラーに頼るのを止めた

私も長い間、片側のサイドミラー(内側のサイドミラー)と白線を平行にする方法で、車体を真っ直ぐにしようとしていました。このブログでも最初の頃にその方法を紹介している記事もあります。

しかし、完璧に真っ直ぐにならなかったり、駐車スペースの中央でなかったりするのが不満でした。その両方の悩みを解決してくれたのが、両側のサイドミラーで、車体の後部と白線の隙間を等しくさせる方法です。

バック駐車はサイドミラーだけで行うものではありません。本当は、駐車スペースに入り込む段階で車体を真っ直ぐにしておくべきです。そのために、一旦入った後に前進して、幅寄せして車体を真っ直ぐにする方法も紹介しています。

『バック駐車でどうしても車体が斜めになって真っ直ぐに停まられない人へ』

斜めになった車体を、サイドミラーで真っ直ぐに操作するというより、ほとんど真っ直ぐなものを、微調整しながら中央へ停めるというのが理想です。一発でバック駐車しなくても良いのです。

駐車場で、真っ直ぐスペースの中央に駐車させている車を見ると、「この車の人、運転上手いな」と思います。

 

 

  • 他の人と同じようにやっているつもりなのに、駐車して降りてみると斜めになっている。
  • サイドミラーを見ながら真っ直ぐになるようにしていると車止めまで来てしまう。
  • ハンドルが真っすぐに戻っているのかどうかが分からない。

バック駐車で駐車スペースに入れることは出来ても、斜めになってしまうからカッコ悪いし、何度もやり直すのも気が引けます。

「みんなどうして真っ直ぐに駐車できるんだろう?」「自分のバック駐車のどこがまずいのか?」

真っ直ぐに出来ない原因があるわけです。駐車スペースに入れられるのですから、前半の基本操作は身に付いています。問題は後半にあります。バック駐車の理想的な基本動作のある部分を分解すると、

  1. 斜めにした車体を、ピボットエリア(駐車スペース入り口の左右の端を中心にした円)に向けて、内側後輪が近づくように、直線的にバックする。
  2. ピボットエリアに内側後輪が入ったら、そこを軸にするように回転して車体を真っ直ぐにする。
  3. そのまま真っすぐの状態を維持して奥までバックする。 のようになります。

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車が斜めになってしまうのは、2の時点で真っ直ぐになっていないわけです。これをどうやって解消するかが今回の問題です。

斜めの状態のまま3の工程に進むのか、それとも3に進む前に修正するのかです。不十分な状態で3に進むより、車体の向きを修正してから3に進む方が簡単で正確に出来るというのが今回の提案です。

ピボットエリアで回転するのは難しいと感じる人は、

  • どの位回転したら良いのか分からない。
  • 真っ直ぐになったかどうか判断できない。

このような理由です。車がどうしても斜めになってしまう人には、ピボットエリアでの回転よりも、もっと簡単で確実な方法があります。

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誰でも簡単に車体を真っ直ぐに停める方法

どんなに運転が下手な人でも、一人で運転をするのが怖いと思っている人でも、前に向かって走っている時には、右に行ったり左に行ったりフラつくことはありません。細い道であっても、誰でも真っ直ぐ前進することは簡単に出来ます。

ところが、間違えて入ってしまった狭い道などを真っ直ぐバックするとなると、そうはいきません。右や左にフラフラしながら、恐る恐る後退しなければなりません。

前進する時は、微妙なハンドルの調整結果を、大きく開けたフロントウインドウの視界と車体の位置関係から感じ取っています。

それに比べてバックする時は、ルームミラーやサイドミラーからの情報量が少なく、ハンドル操作の効果を感じ取りにくいからです。振り向いてリアウインドウを通して直視したとしても、その傾向は変わりません。

自分の車を真っ直ぐにコントロールするには、バックよりも前に進んでいる時の方が遥かに簡単です。

ですから、バック駐車の場合でも、車体を真っ直ぐにするのが苦手で、どうしても斜めになってしまう人は、バックする時に真っ直ぐしようとするのではなく、前進する時に真っすぐになるようにすれば良いのです。

以下は、ピボットエリアの回転をしないでも、真っ直ぐにバック駐車できるシミュレーションです。

  1. 駐車スペースに対して車の後方を向けながら車を斜めに傾ける。
  2. 駐車スペースの入り口に向かってバックしていく。
  3. 駐車スペースの入り口に車の後部が入ったら一旦停止する。
  4. 車を前進させながら車体を真っ直ぐにする。
  5. そのまま駐車スペースの中へバックする。

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駐車スペースの入り口まで車を持って行くところまでは通常のバック駐車と同じです。違うのは、車の後部が駐車スペースの良い位置(車が駐車スペースの中央に入った位置)で、ここで車体を真っ直ぐにしたい位置まで入ったら、一旦停止して、少し前進させながら車を真っ直ぐにします。

当然ハンドルも真っすぐになっています。車が斜めになってしまう人の多くは、ハンドルが真っすぐの位置になるのが分からないのです。バックしながらハンドルを真っ直ぐにするのは分かり憎くても、前進で真っ直ぐにするのはとてもわかりやすいです。

私の観察では、バック駐車を一発で完璧に出来る人はそれほど多くはありません。一発で入っても真っ直ぐになっていない人が多いのです。また、一回前進して入れ直す人は意外に多いです。

どんなに混雑した駐車場でも、一度前進して入れ直すのは自然な駐車風景です。焦って車を斜めにしてしまうより、余程運転上手と認識されます。

車体が斜めになる原因

ハンドルの真っすぐの位置が分からないから

バックの時にハンドルが真っ直ぐになっているかの判断は、ある程度の距離をバックで走らないと分かり憎いのです。

通常のバック駐車の場合には、工程の半分は回転運動で、直線的にバックする距離が限られています。その中でハンドルが真っ直ぐの位置にあるかどうかを判断するには、

  • 前方の景色と車体の方向の関係を見比べる。
  • ハンドルの向きや軽さを感じ取る。 などの感覚的な情報から短い時間で下さなければなりません。

バックしながら真っ直ぐにしようとするから

前述したように、前進に比べてバックで車を真っ直ぐに保つのは難しくなります。前進に比べて、少ない情報の中で、時間的にも、距離的にも短い範囲で行わなければなりません。

真っ直ぐに調整するタイミングが遅いから

斜めになってしまう多くの場合、車が駐車スペースにほとんど入ってからも、ハンドルを右に左に回して調節しようとしています。

しかし、僅か数メートルの間に車体を真っ直ぐに調整するのは至難の業です。バックしながらだけでも難しい上に、短い距離での調整は斜めになって当然なのです。

駐車スペースの入り口で真っ直ぐになっているのが理想です。そこで真っ直ぐになっていない場合は、前進して真っ直ぐにする方が簡単です。

サイドミラーは白線がないと不正確だから

バック駐車でサイドミラーは重要な役割をします。駐車スペースの中に入ってからサイドミラーで白線との間隔を確かめながらバックしますが、この時のサイドミラーでの確認は、真っ直ぐな状態を維持するための確認であるべきで、曲がっているものを真っ直ぐにしようとするためではないようにしたいのです。

駐車スペースに入ってからサイドミラーを頼りに真っすぐに調整しようとしていると、白線がない駐車場では真っ直ぐ駐車することが困難になります。

駐車スペースの入り口付近で真っ直ぐな状態にしておくべきで、サイドミラーは曲がらないように、隣の車に接触しないように確認するために使います。

いつもバック駐車で真っ直ぐ入れない。一旦前進してまた下がる。この前は、ちょっと前進して切り返したけれど、完全に真っ直ぐにならなかった。今度はもっと大きく前進して切り返したら、なんとか真っ直ぐになった。

切り返すために前進するのはかっこ悪いから、駐車枠の中で調整しようとしたけど、車を降りて見ると、かえって余計曲がっていた。サイドミラーで真っ直ぐにしたつもりなのに、曲がってしまった。

いつもこんな調子で、バック駐車が真っ直ぐに出来たり出来なかったりしていませんか?真っ直ぐになるのは偶然みたいな風に捉えていませんか?

バック駐車で真っ直ぐ入れない人の多くが陥っている原因があります。この原因を理解すれば、偶然性を無くして、常に一発で真っ直ぐ入れるようになります。

幾何学模様

バック駐車が曲がる原因

ほとんどの駐車場は、バック駐車が可能なスペースを確保しています。バック駐車が可能なスペースとは、車を斜めに傾けて切り返しせずに、一回でバックして駐車できるスペースです。

しかし、車が曲がって入ってしまうと、駐車枠の中で立て直すのは難しいのです。奥行5~6mの距離で曲がった車の向きを真っ直ぐにするには、距離が十分ではありません。実際は、後輪が数メートル入ってしまっているので、立て直すために使える距離はもっと短いのです。

バック駐車で曲がってしまう原因は3つあります。

  1. スペースを一杯に使って車を大きな角度で傾けていない。
  2. 近づけることと回転することを同時に行っている。
  3. 駐車枠の中で調整しようとしている。

何のために角度をつけて車を傾けるのか、本当の意味が分かっていません。だから、もっと大きな角度で傾けるスペースがあるのに、45度ぐらいがいいのではないか、ぐらいの認識で行っているのです。

それから、想像してみてください。空き缶を立てて、その空き缶に数メートル離れた位置から、内側後輪を当てるゲームです。離れた位置から回転しながら当てるのと、真っ直ぐ下がって当てるのとどちらが簡単、確実ですか?

斜めに傾けた車を、どこかで真っ直ぐに戻さなければなりません。問題はどの地点で戻すのが良いかです。離れた位置で回転しながら駐車枠の中に入るのは、車を真っ直ぐに回転させることと、駐車枠に入れることの2つの事を同時に行っているのです。

1つでも難しいのに、2つ同時では尚更です。

多くの人がバック駐車を難しくしているのも、この点です。多くの人は回転しながら車を真っ直ぐにして、回転しながら駐車枠に入れようとしているのです。

更に車体が真っすぐになったかどうかの判断にも原因が潜んでいます。ほとんどの人が、曲がってしまった後に判断しています。

バック駐車を一発で真っ直ぐ入れる方法

バック駐車を簡単、確実にするには先ず2つのことを分けます。

  1. 真っ直ぐに近づいて駐車枠に確実に入れる。
  2. 少ない回転で確実に真っ直ぐに戻す。

バック駐車に限らず、どんなことでも2つのことを同時に実行するのは難しいことです。ところが、運転が苦手な人、バック駐車が苦手な人でも、こんな難しいことを行っているのです。

理論的にはどの角度からでも駐車枠に入れることは可能

駐車枠のどこをターゲットポイントにすれば良いでしょうか?

当然、駐車スペースの中央に真っすぐに車を収めた時のタイヤ、あるいはボディ側面の延長線と、駐車スペースの入り口の水平ラインが交わる辺りなのは想像できます。

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<出典画像:『駐車枠のターゲットポイント』>

真っ直ぐターゲットにバックして行けば、どんな角度からでも確実に近づくことができます。駐車場によって、通路の幅は異なります。通路の幅が広い程、車を大きな角度で傾けることが出来ます。駐車枠に対して垂直(90度)に近づくほど、バック駐車は簡単になります。

ですから、通路の幅に合わせて、出来る限り大きな角度で車を傾けたい訳です。言い方を変えれば、駐車場によって、車を傾ける角度は変わってくるということです。

どんな角度であっても、直線的にバックすればターゲットへ近づくことは可能です。

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<出典画像:『ターゲットポイントへの自由な直線的な角度』>

出来るだけ大きな角度でターゲットに照準を合わせる

しかし、車は直線からいきなり角度をつけて曲がることはできません。最小回転半径以下の円周の軌道に沿ってしか曲がれません。直線的にバックしてターゲットポイントに近づけても、角度が小さければ駐車枠に入りきれません。

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<出典画像:『ターゲットポイントと角度による駐車枠への進入の違い』>

大きな角度でターゲットに照準を合わせる程、バック駐車が容易になります。傾ける時には、スペースが許す範囲で可能な限り大きな角度で車を傾けるのです。傾ける角度の大小には意味があるのです。ただなんとなく車を傾けるのではなくて、大きな角度でターゲットに照準を合わせる意識を持って傾けるのです。

例えば通路から入って来て、右側の駐車スペースに入れる場合、ターゲットに対して、右側後輪がターゲットに対して真っ直ぐになる様に、車を左に傾けます。通路から入って来て、右側駐車スペースに車を寄せて行き、ターゲットと右側後輪が接近するようなイメージで車を左に傾けます。この時に、出来る限り大きな角度で傾けるのです。

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<出典画像:『スペースが許す限り大きな角度で傾ける』>

ここで後輪をターゲットに対して真っすぐに出来なかった場合には、下がり始める初動の段階でハンドルを調節して真っ直ぐになるようにします。つまり、傾ける時に角度を誤っても、初期の段階で修正は可能なのです。

ピストルの照準を合わせるように、右のサイドミラーを見て、ボディー側面の延長線がターゲットに向くように調整します。右側後輪がターゲットに向いているかの判断は、右側ボディの側面がターゲットに向いているかで判断した方が分かりやすいからです。

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<出典画像:『右側サイドミラーから見たターゲットへの照準』>

近づく角度によってターゲットエリアは変化する

引き続き右側の駐車スペースに入れる場合の例で進めると、右側サイドミラーで右側後輪、あるいは右側ボディの側面の延長線がターゲットエリアを捉えたら(右側後輪が直接見えていなくても、そう判断できたら)、その場で右側後輪を軸にするイメージで回転します。

ターゲットでなくターゲットエリアとしたのには意味があります。ターゲットに対して垂直(90度)で近づければターゲットポイントに直線で到達できますが、それより角度が小さくなる程、ターゲットポイントから離れたところまでしか直線では近づけません。ターゲットのポイントまでは、90度以外では直線では近づけないので、ターゲットの周辺という意味でターゲットエリアとしました。(駐車枠に入れるためには、ターゲットポイントに直線では近づけないという意味です)

ターゲットポイントと角度の関係

<出典画像:『ターゲットポイントと角度の関係』>

これは、車は最小回転半径より小さく回ることが出来ないからです。大きな角度で近づければ、ターゲットポイントの近くのエリアで最小回転半径の軌道に乗れますが、小さな角度になるにつれて、ターゲットポイントから離れたエリアから、最小回転半径の軌道に乗る必要があります。

また、角度が大きい程、駐車枠の前の位置で、少ない回転で車体を真っ直ぐにすることが出来ます。角度が小さい程、駐車枠の奥の位置で、回転も多くしないと車体を真っ直ぐにすることが出来ません。

角度が最も小さい0度、つまり直角バックが難しい理由がここにあります。ターゲットから最も遠く離れたポイントで、最小回転半径の軌道に乗せなければならないからです。また、直角バックの場合、ただ水平方向(X軸方向)にターゲットポイントから離れるだけでなく、垂直方向(Y軸方向)でも離れなければ、車体が真っすぐになる位置が、駐車枠の奥になるので、その分垂直方向を離さなければ、隣の車にぶつかってしまいます。

車体が真っ直ぐになったかどうかの判断

車体が真っすぐになったかどうかを、サイドミラーで駐車枠の線と平行になっているか、隣の車と平行になっているか、で判断するのは結果の判断です。バック駐車をもう一度やり直すかどうかを決める判断です。

やり直さなくて済むように、一発で真っ直ぐにするためには違う判断が必要です。

運転席から見ると、フロントガラスとダッシュボードの境目は一種の水平線(地平線)です。またボンネットのラインも、同じように意味づけることが出来ます。

これらの水平ラインと、前方の景色を比較することで、自分の車の車体がどちらを向いているかを判断することが出来ます。

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<出典画像:『フロントの水平ラインと前方の景色を比べて判断する』>

もう一つは感覚的な判断です。ハンドルは車が少しでも動いている状態では、タイヤが真っ直ぐになった位置で最も軽くなります。

フロントの水平ラインの視覚的判断と、ハンドルの軽さの触覚的判断を合わせれば、後輪を軸に回転している時にコントロールできるのです。

結果の判断でなく、回転している時の判断で車の傾きを判断します。

ピボットエリアの攻略(まとめ)

これまでターゲットエリアとしてきましたが、それに近い捉え方でピボットエリアと呼ばれている考え方があります。バスケットボールで片足を軸に旋回するルールの名称ピボットと同じ意味です。ピボットエリアの半径は、角度によって変化します。

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<出典画像:『ピボットエリアとは』>

それでは、ピボットエリアのどこをピンポイントに照準を合わせるのがベストでしょうか?ピボットエリアの範囲を点に絞って照準を合わせれば、より正確に駐車枠に入ることが出来ます。ピボットエリアの中心点=駐車枠の縦横のラインが交わる点の延長線とピボットエリアの円周が交わる点です。

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<出典画像:『ピボットエリアの中のベストポイント』>

その理由は、車は直線からいきなり角度をつけて直線的には曲がれないからです。円の軌道でしか曲がれません。このポイントに後輪が来た時に(来たと判断できる時に)回転を始めれば、先ほどのターゲットポイントを通過できます。

角度とピボットエリアの大きさは反比例

車を傾ける角度が大きい程ピボットエリアは小さくて済み、角度が小さくなる程ピボットエリアは大きく想定しなければなりません。

ただエリアが大きくなるだけでなく、回転を始めなければならないポイントも、角度が小さくなる程手前にしなければなりません。角度0度の直角バックが、最大のピボットエリアになり、最も手前から回転し始めなければならないポイントになります。

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<出典画像:『角度によるピボットエリアの大きさと回転ポイントの違い』>

当然、ピボットエリアが小さい程、そこに向かって直線で近づけ、また回転する量も小さくて済みます。可能な限り大きな角度で車を傾けることがバック駐車の第一の秘訣です。

ピボットエリアへ真っ直ぐ接近した後に回転する

ピボットエリアに近づけることと、回転して車体を真っ直ぐにすることを分業します。回転しながら近づけないで、直線的に近づけてから、回転を始めます。近づけることと回転することを分業にするのが、バック駐車の第二の秘訣です。

駐車枠の中で下がりながら直そうとしない

下がりながら、サイドミラーで白線や隣の車との空間などを見ながら、ハンドルを左右に回して調節することは可能です。

しかし、サイドミラーを見ながらの調節をするには駐車枠の奥行の距離が短く、左右に車体を曲げることで、かえって中途半端な角度で収まる可能性が高いのです。

このような調整方法をとるよりも、ピボットエリアに大きな角度で直線的に近づけ、回転で車体を真っ直ぐに戻す判断は、フロントの視覚的な水平感覚と、ハンドルの軽くなる手の感触に任せた方が、確実に真っ直ぐに駐車出来ます。

万が一曲がってしまったり、駐車枠の片側に偏ってしまった場合には、一旦前進して、ピボットエリアに近づけ、そこで回転してと、やり直す方が綺麗な駐車が出来ます。

駐車枠に入った後は、下がりながらハンドルで真っ直ぐにしようとしないことが、バック駐車の第三の秘訣です。

 

 

 

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