(photo出典:『Wikipedia』日産・リーフ)

日産のハッチバック、リーフ(2代目2017年~)の、駐車に必要な道路・通路幅はどのくらいになるか、メーカの諸元表資料を基に、CAD上で検討してみました。

2代目リーフは、全高、トレッド、最小回転半径がグレードによって多少の違いがあります。

今回はその中から、e-POWERモデルのe+Gを取り上げてみます。

(*オーバーハング寸法の情報がありませんでしたので、前後均等に仮定しています。駐車スペースの寸法は一般的な2.5mx5.0mと3.0mx5.0mで想定しています。)

2代目リーフe+Gの車体寸法(単位mm)

項目リーフe+Gの寸法
全長4,480
全幅1,790
全高1,565
ホイールベース2,700
トレッド(F/R)1,530/1,545
最小回転半径5,400

間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

日産のハッチバック、リーフe+Gの間口2.5mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

間口2.5mの駐車場の場合、リーフe+Gを切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.576m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.911m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を1.593m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、7.864m以上のスペースが必要です。

間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

日産のハッチバック、リーフe+Gの間口3.0mの駐車場の駐車に必要な道路・通路幅

間口3.0mの駐車場の場合、リーフe+Gを切り返しせずに一回でバック駐車を行うには、4.144m以上のスペースが必要です。

直角(90度)駐車する場合のスタート位置の目安は、駐車目標の中心から約3.911m前に後輪、駐車目標入り口の水平ラインから車体側面を約1.162m離した位置になります。

また前進駐車を切り返しせずに一回で行うには、7.396m以上のスペースが必要です。

間口2.5mと3.0mの場合の差(単位mm)

駐車方法間口2.5m間口3.0m
バック駐車4,5764,144432
前向き駐車7,8647,396468

リーフe+Gを切り返しせずに駐車する場合、間口2.5mと間口3.0mでは、バック駐車で約432mm(43.2cm)、前向き駐車で約468mm(46.8cm)以上の必要な道路・通路幅の差があります。