バック駐車が苦手から得意になった30代主婦のメモ

バック駐車が苦手だった30代主婦が運転が得意になったコツのメモ

December 2018

接触事故の時、ドライブレコーダーなどの証拠はなく、お互いが100対0を主張している状況で、「こちらはその瞬間止まっていた!私は当てられた方で悪くない」ことを証明したい場合、車の傷から、どちらの方から当てたのか分かるのでしょうか?

バック駐車で後退している時、狭い道で擦れ違う時、ちょっと油断して安全確認を怠り、接触事故を起こすことは珍しくはありません。

ぶつかった後に、振り返って見ると、「その瞬間にこちらは止まっていたはず」とお互いが思い込んいる場合、映像記録や目撃証人がいなければ、傷の付き具合で判断するすることが可能なのか調べてみました。

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傷の付き具合で分かること

  • 基本的には、どちらか一方が止まっている場合には傷の長さは短く浅くなり、両方が動いている時には傷は長く深くなります。

    水平に長い傷

  • 傷の始まりの方は深く、傷の終わりの方が浅くなるので、傷の方向によってぶつかった方向が分かります。

    傷の始まりと終わり

  • きれいな水平の傷は、車かそれに類する機械的なものと考えられますが、斜めの傷は人為的な原因によるものと考えられます。

    いたずらによる傷(通称10円パンチ)

  • 車が当たった部分より、柔らかいものへぶつかった場合の傷は浅く滑らかで、硬い物へぶつかった場合は、深くざらついた傷になります。

    コンクリート塀にぶつけた傷

  • 傷やへこみが角張っている場合は、傷の部分の材質より硬い物に、傷やへこみが丸みを帯びている場合は、傷の部分の材質より柔らかいものにぶつかった可能性が推測できます。

    ガードレールにぶつけた傷

    ポールにぶつけた傷

  • タイヤのホイールに付いた傷が、水平なら止まっていた証明になります。動いている場合にはホイールが回転しているので、傷は円弧上になり水平の傷にはなりません。

    バックしながら縁石を擦った傷

  • ブレーキを掛けると車のフロント部分は物理的に沈みます。相手側の傷の高さと対応するフロントの位置を比較して、傷の方が低い場合は、ブレーキを掛けた可能性が高くなります。

    ブレーキで沈み込む車のフロント

  • 縦方向の傷は動いている時には付きにくく、停止している時に付いた可能性が高いです。駐車場でドアが開いた時に、隣の車にぶつかってできる縦方向の傷などが典型です。

    ドアを開けた時にぶつけた傷(通称ドアパンチ)

  • 駐車場の接触トラブルで良くありますが、自分の車のフロントバンパーか側面の傷と、隣の車のリアバンパーの傷があった場合、傷の位置関係から当てた方、当てられた方を推測できることもあります。(リアバンパーが当てた方)

    バック時に後ろの車にぶつけた傷

傷の付き具合では分からないこと

傷の軽い・重い、浅い・深いでは、どちらから当たっていったのか分かりません。お互いの当たった部分の強度や材質によるからです。

傷の被害程度が小さいから過失割合が小さいとは限りません。例えば、バンパーの角から相手のボディーにぶつかっていった場合、材質的にも、強度的にもバンパーの傷の方が小さくなります。

過度に責任を追及することの是非は別問題

傷の大小では過失の割合は判断できませんが、傷の方向や場所から過失の大小は推測可能な場合があります。傷の持つ特性を知っていることで、事故現場での対応、保険会社への報告に役立つこともあります。

相手の主張と、傷の特徴に矛盾を発見することもあります。また、自分の誤った思い込みを、実際の傷が正してくれる場合もあります。

ただし、過度に責任を追及することの是非は別問題と思います。マンションの駐車場での接触事故の被害を、警察の鑑識に依頼して解決した事例もありますが、解決手段が人間関係を壊してしまう可能性もあります。

双方が運転中の接触事故の場合、ぶつかる瞬間は止まったとしても、信号待ちやパーキング中のように、明らかに一定の時間の停車でない限り、「止まっていたからこちらは悪くない!」と一方的に主張しても、少なくとも保険の過失割合の判断からすると、100対0にはなりにくいです。どちらも接触の前後は、危険を察知してブレーキを踏む可能性は高いからです。

お互いに納得できない場合は、現場の写真を丁寧に撮って、その資料と自分の見解を添え、保険会社に交渉を任せてしまうのが賢明です。

2019年に復活の噂もあり、初めて乗るスポーツカーとして人気のCR-Zですが、後方、特に運転席から見て左後方の視界が悪い欠点があります。

  • 大きなリアウインドウは、間仕切られた水平ピラが邪魔で、ルームミラーでも良く見えない。
  • リアウインドウの下の垂直のエクストラウインドウは、小さくて見える範囲が限定される。
  • 左後方の三角のウインドウも小さくて見える範囲が限定される。

空気抵抗を少なくするためのリアウインドウの形状によって、後方と左後方の視界が良くありません。このため、バック駐車や縦列駐車をする時、車線変更や合流、左折する時などに確認しにくい原因となります。高速道路での車線変更や合流は、瞬間的な判断が求められるので危険です。

運転席に座ると座面が低いので、前方の視界はボンネットが前にせり出して見えます。フロントバンパーがどれだけ先にあるのか、その前の障害物との距離はどれくらいあるのか。これらの前面の視界については、時間による慣れで解消されると思います。

サイドウインドウは横に長いので、両サイドと運転席側の右後方の視界は広く、目視での確認はしやすいです。問題は後方と左後方の物理的な視界の悪さです。

車体自体のサイズは、2017年1月の最終モデルで全長4,105㎜、全幅1,740㎜とコンパクトなので、初心者にも手頃な大きさです。免許取ったらこんなスポーツカーに乗ってみたいと思わせる車です。

慣れだけでは解消されない、心配な左後方、真後ろの死角を解決する対応策を見つけます。

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直ぐにできる対応策

この動画のオーナーのような人に愛されたら、CR-Zも幸せです。それだけの魅力のある車だとも言えます。初心者の人も安心して検討できるのではないでしょうか。

でもその前に、長く乗り続けるための安全対策が必要です。

<動画:CR-Z HONDA 8年落ちCR-Zの具合ーYouTube

早めにウインカーを出す。

早めに合図を出せば、左後方の車やバイクなどを警戒させ、死角に入る前の位置に進入させないでおくことが可能です。

左側の早めの状況確認

左折する場合は、交差点のかなり手前から、左側の路側帯や歩道のバイクや自転車、歩行者の存在を確認しておきます。 左に車線変更する場合も、左の車を充分に追い越して入るか、1度で急に入らず2段階で入るようにします。

ウインドウのメンテナンスを怠らない

リアウインドウ、その下の垂直のエクストラウインドウ、側面の3角ウインドウは、常に埃を拭き取って見やすくしておきます。

装備による対応策

こんな後方の視界を確保するための安全グッズがありますよ、という一例をご紹介します。

バックビューカメラの装着

後方は物理的に視界が狭いので、後退する時の障害物の発見が難しいです。

アルパイン(ALPINE) CR-Z専用 バックビューカメラ取付けブラケット KTX-C24CR

バックガイドモニターもプラスすれば、バック駐車の時も安心です。 バックガイドモニター

ワイドルームミラーとサブミラーの装着

純正のルームミラーより幅の広いルームミラーにして、左右の後方の視界を広げます。さらに両脇のサブミラー(補助ミラー)は独自の角度で調節できるので、ルームミラーの死角を狙って捉えることができます。注意点は、サンバイザーにぶつからないか確認する必要があります。サブミラーが走行中にブレるという購入者の感想もあります。ブラインドスポットミラーをサブミラーの代わりに、ここに付けるという発想もあります。

カーメイト 車用 ルームミラー グローバル 270mm 80mm 50mm 曲面鏡 ブラック PL104

カーメイト 車用 ルームミラー グローバル 270mm 80mm 50mm 曲面鏡 ブラック PL104 カーメイト 車用 ルームミラー グローバル 270mm 80mm 50mm 曲面鏡 ブラック PL104

ブラインドスポットミラーの装着

サイドミラーの表面の端に装着して、サイドミラーでは見えない角度のスポットを写します。サイドミラーの邪魔にならないような小さいものですが、死角になるポイントを確認できるようになります。サイドミラーは平面鏡なので、実写に近い反射ですが写せる範囲は狭いです。ブラインドスポットミラーは凸面鏡で、小さな面積に広い範囲を写します。横長の形のタイプもありますが、円形のタイプの方が、サイドミラーとの区別が明確で見やすいです。

Wolfride 円形 車用 ブラインドスポットミラー 360° 角度調整自由自在 高解像度 バックミラー サイドミラー 補助ミラー 後方確認

Wolfride 円形 車用 ブラインドスポットミラー 360° 角度調整自由自在 高解像度 バックミラー サイドミラー 補助ミラー 後方確認

ブラインドサイドカメラの装着

車体の左側側面に取り付けます。サイドミラーの死角になる範囲を、車内のカーナビのモニター画面に映し出せます。車外のカメラは小さくて目立ちません。車の外観も損ねることはありません。

データシステム(Datasystem) ブラインドサイドカメラ(ドルフィン・アイ) カメラ角度調整タイプ BSC262-M

データシステム(Datasystem) ブラインドサイドカメラ(ドルフィン・アイ) カメラ角度調整タイプ BSC262-M データシステム(Datasystem) ブラインドサイドカメラ(ドルフィン・アイ) カメラ角度調整タイプ BSC262-M
ブラインドサイドカメラ専用にモニターを新たに装着する場合は、助手席の前のダッシュボード上の、サイドミラーよりに設置しておくとよいでしょう。サイドミラーを確認するタイミングで、同時にモニターの映像もチェックできます。

データシステム (Data System) スーパースリムモニター (5インチワイド) SSM-W5.0II

データシステム (Data System) スーパースリムモニター (5インチワイド) SSM-W5.0II

フロントセンサーの装着

運転席前面の視界の、ボンネットと障害物の距離感は慣れですが、万一のためにセンサーを付けて備えるのも良いかと思います。音で障害物への接近を知らせてくれます。 CR-Z純正フロントセンサー(参照:楽天市場) フロントコーナーセンサー

サイドミラーの死角をいかに少なくするかが問題

サイドミラーの死角

CR-Zの前面は、フロントが長く見えて距離感に慣れが必要ですが、時間と経験で解消可能できます。後方(真後ろ)の視界の制限もバックモニターで解消可能です。また、バックする時は速度が遅い場面です。一番危険なのはサイドミラーの死角で、左折、合流、車線変更など、速度の速い場面、人や車と遭遇する場面です。特に左側のサイドミラーの死角をいかに少なくするかです。

運転操作の問題ではなく、物理的な制約なので、装備を工夫して解消するしかありませ。予算の許す範囲で安全性を高めるべきです。

 

 

トヨタの純正のバックガイドモニターには、赤・黄・緑の色のガイド線が表示されるようになっています。

しかし、この機能を十分理解して活用している人は少ないようです。バック駐車や縦列駐車の補助というより、単に後方の安全確認のために使っています。

それだけでも大きな助けにはなりますが、使ってみると意外に頼りになる機能です。サイドミラーだけでバック駐車や縦列駐車は出来ますが、折角装備されているものを使わないのは勿体ないことです。

分からないから使わないのでなく、理解した上で使ってみて、それでも必要ないのなら使わなければ良いし、便利だと気が付いたら使うべきだと思います。先ず正しく知ることです。

狭くて余裕の全くない駐車場でなければ、バックガイドモニターを利用して、楽にバック駐車してしまいましょう。

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3色のガイド線の意味

トヨタのバックガイドモニターに表示される3色のガイド線の意味は次の通りです。

  • 赤色(距離目安線):バンパー後端から約50㎝先を予測したラインで、ハンドルの角度と連動する。
  • 黄色(距離目安線):バンパー後端から約1m先を予測したラインで、ハンドルの角度と連動する。
  • 黄色(予想進路線):ハンドルの角度から算出した車両の予想進路(長さ約2.7m・幅2.2m)で、ハンドルの角度と連動する。
  • 緑色(車幅延長線):車の現在位置の車幅を延長したライン(長さ2.7m・幅2.2m)で、ハンドルの角度と連動しない。

緑色の線だけがハンドルの角度と連動していません。緑色は現在の車の方向を表わし、赤色と黄色が未来の方向を示しています。

バックガイドモニターに映るガイド線

<画像:バックガイドモニターに映るガイド線

どの時点からガイド線を利用すれば良いのか?

駐車場の通路を進んで来て、(あるいは、車庫の前の道路を進んで来て)後輪が駐車スペースに近くなるように車を傾けます。ここまではサイドミラーを使ったバック駐車と同じです。

ここからギアをバックに入れると、バックガイドモニターに切り替わります。この時点からガイド線を利用します。サイドミラーを使った方法のように直線でピボットエリアまでバックするようにはしません。ガイド線だけを見ながらバックしていきます。

サイドミラーを見ながら、ピボットエリアまで直線的にバックするのでなく、バックガイドモニターのガイド線を見ながら、ハンドルを切りつつバックしていきます。直線的にバックするか、曲線的にバックするかの違いがあります。

ピボットエリアとバック駐車の関係

どの線を見てバック駐車すれば良いのか?

黄色の予想進路線の先端はハンドルの角度に連動して動きます。そのハンドルの角度のまま車が後退していけば、黄色の予想進路線の先端に車体が通ることになります。

先ず、黄色の予想進路線の先端を駐車スペースの入り口の幅=枠の線に合わせます。そのままハンドルを動かさなければ、車は駐車スペースの入り口の中央に近づきます。

車の後退に従って黄色の予想進路線の先端は、駐車スペースの奥に達します。奥の枠線に収まる様にハンドルを調整します。駐車スペースの枠線に重なるように、左右にずれないようにします。この時点で車体の現在の向きを示す緑色の線と重なります。

間違えやすいのが、緑色の車幅延長線を駐車スペースの枠に合わせようと、ハンドルを動かしてしまうことです。緑色の車幅延長線は結果として黄色の線に重なるのであって、ハンドルで調節するのは黄色の予想進路線の方です。

黄色の予想進路線の未来に、緑色の車幅延長線の現在が追いつくというイメージです。ハンドルで調節するのは黄色の未来の予想進路線だけです。

黄色の予想進路線は駐車スペースの入り口の枠と、奥の枠の2度セットする感覚です。2度枠にロックオンするという表現がピッタリします。ポイントは、ロックオンしたら動かさないことです。未来の地点に向かって正しくロックオンすれば、現実はその通り近づいていきます。ロックオンしたのにずらしてはいけません。

次の動画は、黄色の予想進路線を利用しないで、緑色の車幅延長線を目安にバック駐車しようとしているために、駐車スペースの中央に綺麗に駐車できていません。

ただし、動画の後半の縦列駐車では黄色の予想進路線を上手に利用できているように見えます。バック駐車でも黄色の予想進路線を先導して使うと良いですね。

 

<動画:バックモニタフィールダ2014-10 - YouTube

赤色と黄色の距離目安線の見方

赤色の距離目安線はバンパー後端から約50㎝先のラインです。障害物との衝突を安全に避けるための境界の目安です。障害物にも様々な形があります。突起などを考慮して、衝突の限界までは少し余裕を持たせています。

次の写真は、赤色の線上に障害物を置いて横から写した場面です。まだ10㎝以上は余裕があるのが分かります。

赤色の距離目安線上に置いた障害物

<画像:赤色の距離目安線上に置いた障害物

黄色の距離目安線はバンパー後端から約1m先のラインです。このラインは、バックドアを開いた時に、後方の障害物と衝突しないための目安として良いでしょう。

次の図はトヨタ ヴォクシーのバックドアの開閉時の側面図です。バックドアが最も遠くに開いた寸法(A)は、タイプにより異なりますが、約940㎝から965㎝になっています。1mあれば、3.5㎝から6㎝の余裕が確保できる計算です。

ヴォクシーのタイプバックドア開閉時の軌跡の最長(寸法A)
ZS約950㎜
ZS以外約965㎜
GR SPORT約940㎜

トヨタヴォクシーのバックドア開閉時の側面図

<画像:トヨタヴォクシーのバックドア開閉時の側面図

縦列駐車の時は、赤色の距離目安線で後ろの車に合わせると、50㎝しかないので後ろの車は出られませんので、黄色の距離目安線なら1mありますから、こちらに合わせておけば出られます。

 

知らない人と話をするのが苦手、大勢の人の中で行動するのが恥ずかしい、一人で何かを判断するのが不安で決められない。

極度の人見知りの人にとって、車の免許を取ることは、「社会に適応していけるのか?」「他人より劣っているのか?」という自分への不信感や劣等感の存在を思い知らされる機会です。

  • 教習所の授業の予約を自分でしなくてはいけない。
  • 若い人達ばかりの中で一緒に習うのが恥ずかしい。
  • 同じことを何度やっても上手くならずに落ち込んでしまう。
  • 同じ日に入った人や後から来た人が先に卒業していく。

「私は運転に向いていないのでは・・・」と虚しくなる。

そんな繊細過ぎるあなたのために、「自分だけじゃないんだ!」「そうそう、共感できる!」であろう、教習所から初心者デビューまでのエピソードを、イラスト漫画風につづった本があります。これを読めば、憂鬱な気分も笑い飛ばすことが出来ます。

40歳を過ぎて運転免許を取ろうと思い立った、極度の人見知りイラストレーターのオジサンの、免許取得から初ドライブまでの奮闘記です。

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極度の人見知りが教習所に行くとどうなる?初ドライブはどうなる?

極度の人見知りの人にとって、教習所は不安の連続です。おそらくあなた以上に緊張した主人公が、いたるところで不安の想像力に一喜一憂します。そして初めてのドライブの予期せぬ出来事。

大人ボン 41歳からの運転免許編

目次紹介

大人のまえがき

20年前に、怖い教官のために逃げ出して、免許取得を断念した教習所に、再挑戦することになった心情が語られる。

登場人物の紹介

スペシャル引きこもりイラストレーターの「ボンボヤージュ(ボン)」(ネコのキャラで描かれる)と、ボン社の社長、ボン社のスタッフの3人が主な登場人物。

1章 運転免許証取得編 前編(第1段階)

若者だらけの中に入って、アナログ人間の素朴な驚き、前時代の先入観とのギャップ。教官との相性に悩みながら、仮免合格まで。

2章 運転免許証取得編 後編(第2段階)

危険が一杯の路上と高速教習。必死のドキドキ卒業検定と感激の学科試験合格まで。

3章 初めてのドライブ、そして初めての・・・

勇気を振り絞って出かけた初めてのドライブで早くも違反切符。ショックで落ち込む。

4章 激走‼首都高バトル

首都高の理解できない周囲の状況。分からないことの連続。「首都高のバカ!」

5章 みんなでドライブ♪日光へ

日光への長距離運転。安全運転に徹するも、運悪く違反切符で合計3点の悲劇。

6章 そしてふたたび教習所へ

違反のため、初心運転者講習を受けるはめに。不名誉なるも貴重な体験。

大人のあとがき

カッコイイ大人とは?

私にも思い当たる恥ずかしい体験が随所に見られます。緊張で失敗しながらも、意外と順調に課程を乗り越えていく主人公。ユニークで憎めない悪戯っぽいイラストが共感を誘います。運転が苦手な初心者が些細な場面で抱いてしまう不安な心理が伝わってきます。

「こんなことを思って、こんな勘違いをするのは、自分だけじゃないんだ」と。

自己防御の想像力が判断の邪魔をする

大人ボン内容
<出典画像:『大人ボン 41歳からの運転免許編』ボンボヤージュ著、主婦と生活者>

人見知りするのは、自分を危険や失敗から守ろうとする本能です。そのこと自体は恥ずかしいことでも、劣ったことでもありません。

問題は、悪い結果を想像したり、間違った推測で、正しい判断の邪魔をしてしまうことです。車の運転は判断の連続です。判断の度に余計な想像が立ちふさがっていたら、実際の能力を出すことが出来ません。

運転の正しい判断は、「勘」を養うことでしか身に付きません。勘は、心配することでも、恐れることでも身に付きません。勘は、やってみて、失敗して、やり直して、また失敗して、またやり直して、で身に付いていくものです。

教習所は、何度でもトライ・アンド・エラーが出来ます。

  • 小さく回り過ぎたから今度はもう少し大きく回ろう。
  • この位置では近づき過ぎたから今度はもう少し離れた位置にしよう。
  • タイミングが遅かったから今度はもう少し早くしよう。

頭で心配するのでなく、色々試して体で覚えるように意識を変えることです。不安のまま同じ失敗を繰り返すのでなく、理性的に失敗を試すのです。そうやって勘を養います。短期間で勘を養うところが教習所です。

そのように意識を変えるためには、

  • 自分と同じ無駄な心配をしている。
  • 自分と同じ余計な想像をしている。
  • 自分と同じ間違った努力をしている。

ことを、他人の物語を覗き見て自覚してみると良いです。必要のない不安、恐れ、努力を客観的に笑い飛ばします。自分と同じように運転と格闘している滑稽な様子を共有して安心します。

これから教習所へ行こうか悩んでいる人にとっても、安心をもらえる本です。普通の人には感じられない、心配性特有の気になってしまうエピソードが満載です。この本を読んでから教習所へ行けば、小さな不安や疑問に、既に疑似体験してしまったことで、もう悩まされることはないでしょう。例え同じような場面に遭遇しても、漫画で主人公を笑ったように、自分を客観視できるはずです。

教習所へ行くのが怖い、恥ずかしい、苦痛だと感じているのは、あなただけではありません。コンプレックスを感じる教習所も、同じ様な仲間が「みんなで渡れば怖くはない!」です。

マンションの駐車場は、できるだけ駐車スペースを確保するために、機械式の立体駐車場になっているところが多いです。

平置きの駐車場になれた人にとっては、鉄で囲まれた狭いカゴの中に、無理やり押し込むようで、とても違和感を覚えます。

  • 後ろに何台も待っていると、せかされているようで焦ってしまう。
  • パレットに乗る時に段差があり、アクセルを踏むのをいつも緊張する。
  • 人目もあるし、前に平置きの車があるから自由に練習できない。
  • 斜めにバックして入れる時に、外側のタイヤが確認できなくて怖い。

仕事からマンションに帰って来て、機械の前で何人も待っている人がいたら嫌になるでしょう。

休日ともなれば、一層混雑するでしょうし、駐車が苦手な人にとっては、下手な運転をじっと見られているようで、気が重くなります。

空いている夜中に練習するのも、騒音で迷惑がかかるので出来ません。もやもやした気持ちのまま、嫌々ながらなんとか苦手なバック駐車をしているのではありませんか?

ターンテーブルもない。前向きに入れるスペースもない。バック駐車するしか方法がなくて、いつも四苦八苦している人のための対策です。

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切り返しをルーチン化する

車を真っ直ぐにすることをルーチン化する

後ろで車が待っていたり、機械の前に居る人から見られていると思うと、バック駐車を一発で決めて、運転が苦手なのがばれないようにとパニックになるのが最も危険です。

それよりも、最初から切り返しの回数も決めて置き(何度かやってみれば、切り返しに必要な回数は分かります)、駐車スペースに対して車を真っ直ぐに(垂直に)します。

これは、一発で入ろうとして駄目だったからやり直す切り返しではありません。ルーチンです。ラグビーのゴールキック前にキッカーがやるルーチンと同じです。

焦ってやる切り返しではなく、決まり事のルーチンなので、何人見ていようと、後に何台車が待っていようと、堂々と自信を持って、当たり前のように振舞えます。

車が真っすぐになるのを目的にしたルーチンなので、切り返しの動作も素早いです。焦ってどうしていいか、もたもたやってる切り返しではありません。真っ直ぐになることだけに集中すれば良いのですから。

切り返しでハンドルを切るのは前進だけ

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切り返しの時に注意することがあります。

切り返しとは、車を前後させながら左右に移動させる操作です。車を傾けるには前進する時と、後退する時に行えます。しかし、前進の時の方が後退の時より遥かに安全で分かりやすいです。

切り返すスペースが狭い上に、後ろに鉄の柱が控えているのですから、安全の上からも、正確性の面からも、車を傾ける(つまりハンドルを回す)のは前進の時だけに限定します。

後退の最中に左右を確認しない

切り返しの最中で、車を傾ける(ハンドルを回す)のは前進の時だけに限定しましたので、後退している時はルームミラーかバックモニターで真後ろのぶつかりを警戒するだけです。

サイドミラーをキョロキョロ確認するのは、車を傾けさせるために必要な行為で、後退する時はハンドルを回さないのですから必要ありません。

サイドミラーを見ながら車を左右に操作しようとするのが、一番時間がかかり、難しい動作なので、この部分が必要ないようにする対策でもあります。

切り返しの最中は、後退時にはサイドミラーは見ない。見るのはルームミラーとバックモニターだけです。サイドミラーは、切り返しで前進して停止した時に、初めて入り口の中央に来たか、真っすぐになったかを確認するために見ます。
次の動画はありがちなバック駐車の例です。どこに時間をかけているか注目してください。切り返しのためにバックする時にサイドミラーで確認しています。これは斜めの体勢のまま、出来るだけ早く入庫したい心理から、「まだ、入れないだろうか?」と確認しているからです。

更には、パレットに乗った後も、斜めのまま入庫したために、車体を真っ直ぐにしようと、バックしながら位置を調節しています。そのために時間が掛かっています。

入庫する前に、ルーチン化した切り返しで素早く車体を真っ直ぐにしてしまえば、後は時間をかけずに駐車スペースの奥まで真っ直ぐ後退できるのです。


(動画:マンションの駐車場が立体駐車場です。切り返しをしないと無理―YouTube

切り返しのスペースが十分にない場合は、パレットの前部に乗り上げて利用します。この場合でも、斜めのまま回転しながら、真っすぐになるようにハンドルを回して下がるより、車体を先に真っすぐにした方が、結果的に速く駐車を終わらせられます。

入庫する時はサイドミラーを下げる

切り返しで車が真っすぐ入り口の中央に来ました。いよいよ入庫です。後はハンドルは微調整だけでバックします。パレットに乗り上げる段差の確認、パレットの溝の壁にタイヤやホイールを擦らないように、サイドミラーはバックする前に下げておきます。(下げなくても普段から見える状態の角度になっていれば必要はないです)

車幅が広くてサイドミラーを入庫前に折りたたまないといけない場合は、切り返しの時点で、車を真っ直ぐにする精度を高める必要があります。後輪がパレットに乗って、サイドミラーに柱が来るまでは見ていられます。

バックモニターが搭載されていれば、サイドミラーの補完になります。パレットの中央を維持するように注意していれば、大きく左右にズレることはありません。

普段から、コンビニやスーパーの駐車場にバック駐車する時には、駐車スペースの中央に停められるように意識することです。サイドミラーなら左右の空きが均等になるように、バックモニターなら緑の枠が中央に収まるようにします。

最後に大事なことは、「危ないかも?」と思ったら、直ぐに停めて確認することです。最悪車から降りて確認しても構わないのです。

平場の駐車場の感覚・やり方と区別する

機械式の立体駐車場には、平場の駐車場にはない違和感があります。段差や溝、檻のような構造、サイドミラーをぶつけてしまいそうな狭さ。

バック駐車に自信がない人は、必要以上に見た目による恐怖感を覚えるのです。苦手意識に更に不安が重なって、その上、後ろに順番待ちされて注目されるのですから、パニックになるのは当然です。

でも、運転が上手な人程、苦手な人には優しい眼差しを向けるものです。焦りながら急いで何度もやり直すより、遅くても落ち着いて確実な人の方が有難く思うはずです。

不安や恐怖を克服するには意識を変えることです。平場のバック駐車のやり方は捨てて、機械式立体駐車場専用のバック駐車に変えることです。

車を斜めの位置から回転させながらバックして入れるのはとても難しい技術です。平場では白線を踏んでも支障はありませんが、機械式立体駐車場では鉄骨の柱に激突します。

車を斜めに傾け、一発で入るのは平場のやり方です。機械式立体駐車場では、車を真っ直ぐ(垂直)にするために何度も切り返すのです。失敗した切り返しでなく、予定通りの切り返しです。ルーチン化です。この意識改革が必要です。

「一発で決めないと恥ずかしい」のは平場の駐車場の感覚です。入庫する前に車体を真っ直ぐにするのが機械式立体駐車場の感覚です。

真っ直ぐの位置からバックするだけなら、慌てることも、サイドミラーの死角も、入り口の段差も、パレットの溝の不安も全てなくなるのです。

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