毎日生活している、自分が良く知ってる土地ならば、ほとんど問題なく普通に走れるのに、知らない場所や、ちょっと遠出するとなった途端に、不安なことが色々頭に浮かんできて、どうすればいいか、ビクビク緊張してしまうのではありませんか?

  • 標識を見ても「知らない地名」で、方角も今どこに向かって走っているのか分からなくなる。
  • 走るスピードも自然に遅くなって、周りのドライバーからは迷惑がられ、うろうろして事故を起こしてしまうのではないかと不安になる。
  • 頭の中の地図と目の前の景色が食い違って益々焦ってしまう。

知らない場所での、こんなうろたえてしまう自分が想像されて、運転する勇気や自信を失わせてしまいます。

そういった不安を少しでも解消して、安全で安心なドライブができるような方策を考えてみました。

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お気に入りの場所を1つ見つけて詳しくなる

いきなり色々なところで行く心の余裕はありません。1つの知らない場所へ行くにも勇気がいることで、毎回違う場所へ行くのも不安です。

遠出の練習としては、お気に入りの場所、行ってみたかった場所、何度行っても飽きないような場所を1つ決めて、その同じ場所へ何度も行くことです。同じルートなら行く度に緊張も薄れ、遠出のコンプレックスも弱まって、自信にもつながっていきます。

そして、その場所を基点にして、範囲を少しづつ広げていきます。最初は20㎞位のところでも構いません。公園とか山とか川とか自然のある場所も良いでしょう。そこからもう少し先の湖や温泉に足を広げてみたり。もっと先のテーマパークに行ってみたり。得意な方面、得意なルート、得意なエリアが次第に出来てきます。

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行き慣れない繁華街は事前に下見をしておく

行きたい場所が遠くの離れた場所ではなくて、普段は敬遠して行かない混雑した繁華街の場合もあります。道の空いた郊外から混んでいて車線変更も大変そうな、繁華街の中へ入って行くのを想像しただけでも憂鬱になるでしょう。

この場合も生きたい場所を1つ決めて、電車で行って下見をしておきます。車を運転する立場から眺めて、どの道から入って行くとか、駐車場の場所や入り方、混雑具合、迷いそうな信号や道路標識などを確認しておきます。駅前のロータリーの入り方や出方、一方通行など、運転している目線でチェックしておきます。

行って下見をする暇もない人は、Googleマップのストリートビューを使って、目的地周辺の道路、建物施設などを事前に調べておくと良いでしょう。

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カーナビだけに頼らず事前に地図で下調べしておく

当日の主役はカーナビですが、事前に地図を見て目的地付近の目標物を確認しておきます。カーナビだけに頼ると、ゴール地点に付いて音声案内が終了した途端に、最終的な目標を自力で探さなくてはなりません。その時になってキョロキョロして焦っては遅いのです。

目標になりそうな建物としては、地図記号になるようなもので、郵便局、役所、学校、交番、あるいは目につきやすいスーパー、コンビニ、レストラン、ガソリンスタンドなどを目印にします。

目的地付近の目印になる建物、近くの交差点や道路の名前などを頭に入れておきます。目的地周辺のことを地図のようにインプットしておけば、カーナビが終わっても慌てません。分からなくても、目的地周辺を余裕を持って周回することも出来ます。

高速道路のルートは頭に入れておく

高速道路を利用する場合、乗るところは問題ないと思いますが、目的地までの間に、どこで分岐して、どこの出口から降りるのかは確認しておきます。

カーナビの目的地をセットすれば、カーソルでルートを目的地まで辿ることができます。出発地点から、どのルートを通って行くのか、どこで分岐して、どこから降りるのか予め知ることができます。

遠出や知らない場所へ行くのが苦手な人は、高速道路も苦手な人が多いでしょう。一番負担に感じるのは、合流や分岐を瞬時に判断して、速い車の流れに合わせることです。まごまごしている余裕はありません。少なくとも、降りる手前のいくつかの出口の名前ぐらいは事前に知っておくと心の準備ができます。

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目的地の駐車場は必ずチェックしておく

今は事前に駐車場の空き具合や予約が出来る時代です。目的地や付近の駐車場の場所の確認は勿論、できれば事前に予約しておきます。

駐車場の予約サイトでは、駐車場付近の写真も掲載されているので、それを頭に入れておくと安心できます。ここでも、Googleマップのストリートビューで、駐車場の周辺が調べられれば見ておくと良いですね。

初めて行く場所では駐車場を探すのが一苦労です。私も慣れない都心で駐車場を探しながら、右折禁止の区間の標識に気づかずに曲がって、警察官に呼び止められた経験があります。それ以来、遠出や初めての場所へ行く時は、必ず事前に目的地近くの駐車場を予約するようにしています。

予約できる駐車場【akippa(あきっぱ!)】

道に迷ったらためらわず停車させて確認する

カーナビだけに頼らず、地図は用意しておいた方が絶対に役に立ちます。

道に迷ったと感じたら、路肩に寄せて停車します。できない場合にはコンビニやガソリンスタンドなどに入ります。地図の道路名や交差点名と、周りの行き先案内看板などと見比べます。店員や通行人に訊くのも良いでしょう。

それでも分からない場合は、確認できていた地点まで戻るか、分かりやすい目標物や信号、道路まで進みます。そこから改めて目的地に再スタートします。

信号を通過する際は交差点の名前を見ておく

目的地に向かう途中の心構えとして、なるべく交差点の信号名は見ておくようにします。こうしておくと、道に迷った時に、地図と現在地の関係が分かりやすくなります。

「あっ、この交差点はさっき通った」とか「この交差点はまだ通っていない」とかの判断材料になります。

事前に地図でルートの下見をしていれば、自分が正しいルートを通過している確認にもなります。少なくても、大きな交差点だけでも、信号機の看板やカーナビが教える名前を見ておくようにします。

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カーナビの設定は距離優先を選ばない

カーナビの設定には距離優先のルートを選択できます。たしかに最短距離ではありますが、狭い道路や右左折を繰り返すようなルートになりがちです。

道に迷った場合、周りを見ても地図のどの辺りかの検討が付きにくく、生活道路を通ることが多いので安全面からも避けるべきです。

地図で道路の名前を見つけやすい、国道や県道などをなるべく通るルートを選択します。私はトヨタの純正カーナビですが、一般道優先か有料道路優先を選択しています。

なるべく視線を遠くに置く

近所を運転するには、さほど必要ではありませんが、知らない道を通る場合には、なるべく視線を前方の遠くに置いて、何台も前の車の動きや交差点の状況に注意を向けます。

右折専用レーンや左折専用レーンに入ってしまって、慌ててハンドルを切って車線変更するなどは危険です。前方の状況を早く把握して、次の行動にスムーズに移れるようにします。

私はカーナビの「斜め左です」みたいな表現が苦手です。道路が斜めに分かれているわけでもない場合がほとんどで、トンネルのように下ったり、逆に登るように分かれている道が多いのですが、前方をよく見ていないと判断に迷う時があります。カーナビの通りに行って、元の道にまた戻っていくようなケースも結構ありました。

都心などの車線の多い道路では、かなり前方を見ていないと、カーナビの「次曲がります」で、慌てながら車線をまたいで変更するような場合もあります。

JAFと契約してアプリを登録しておく

もう何年も前になりますが、湾岸道路を走っている時、左前輪がパンクしました。路肩に止めてタイヤ交換しようとしましたが、直線の長い区間で交通量も多く、後方からスピードを出した車がどんどん近づいて来て、横を走り去っていきます。

「もし、後ろから衝突されたら命はない」と思いました。家族を車から降ろして、路肩で待たせたりしていると、1台のパトカーがやって来ました。事情を説明すると、後方で旗を振ってくれたり、車をジャッキアップしてくれました。この時、高速道路でパンクしたら命がけだと感じました。それ以来、私はJAFと契約しています。

現在、私は年間6,000円の会費を払っていますが、日本全国どこへ行こうと対応してくれるので安心です。高速道路でも山道でも、夜中でも来てくれるという安心感があります。

JAFのアプリを携帯にインストールしてあるので、JAFの会員証やカードを持ち歩く必要もありません。故障があった場合には、アプリからJAFに連絡することも、現在地を知らせることもできます。

JAFアプリ
<出典画像:JAF会員証として使える公式無料アプリ

自動車保険のアプリを登録しておく

事故にあった場合には、保険会社のアプリを携帯に登録してあるので、アプリから保険会社へ連絡出来ます。私の場合は、あいおいニッセイ同和損保ですが、このアプリから保険内容も確認できます。

自動車保険には入っていても、いざという時、現場で保険会社の電話番号が分からなかったという人もいると思います。車のダッシュボードの中の書類を慌てて探す心配もありません。

あいおいニッセイ同和損保アプリ
<出典画像:あいおいニッセイ同和損保アプリ

日本全国交通法規は同じですが・・・

交通ルールや道路標識は日本のどこであろうと共通です。教習所で教えられた通りの基本を守ってさえいれば、どこへでも行けます。

しかし、運転が苦手な人には同じようには映りません。田舎の道と大都会の道路を同じルールや標識で車が動いている様には見えないのです。

地方から出て来た人が東京の渋谷の雑踏を見て、「今日はお祭り?」と思うように、近所のスーパーへ買い物に行くのと、高速道路で首都高を走るのとは、日常と非日常の差があるのです。

だから、運転が苦手な人はそれなりの対策が必要なのです。