バック駐車が上手な主婦と下手な主婦では、
見ているところが違います。


バック駐車が下手な主婦は大切なところを見ずに、
余計なところに気を取られています。


バック駐車が上手な主婦が見ているところを、
知ることであなたも変われます。
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上手な主婦が見ている5か所


バック駐車が上手な主婦はキョロキョロしません
振りむいたり窓から顔を出したりもしません。


運転席にリラックスしたままの姿勢で、
外の状況を確認したりミラーをチェックしています。


見るべきポイントを5つに絞って説明します。

車を傾け始める時


バック駐車は車を出来る限り傾けた方が簡単になります。
直角に近い程バック駐車は難しくなります。

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真っすぐ入って行けるほどの、
余裕のある駐車場はほとんどありません。


可能な限り角度を付けて入る様に、
車を傾けることになります。

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バック駐車が出来るだけ楽になるように、
車を傾け始める時にどこを見ているかです。


進入しようとする駐車スペースの、
奥の境界線と運転席が同じ位置にくるように、
直接窓越しに見て確認します。

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運転席の位置に奥の境界線が来たら
ハンドルを回して車を傾け始めます。

車を傾け終わる時


車を出来るだけ傾けたいわけですが、
対面の駐車スペース(に停まっている車)との制限があるので、
ぶつからない範囲で傾けます


この時は対面の停まっている車にぶつからないように見ます。

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車をピボットエリアに近づける時


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車を傾けた直後の前輪は、
ハンドルを回した方向へ傾いています。

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このままバックしてもピボットエリアに近づけないので、
ハンドルを元の位置に戻して前輪を真っすぐにします。


前輪が真っすぐになったかどうかは、
車体が傾いた状態なので前の景色では判断できません。
ハンドルを回した分だけ戻す感覚で良いです。


真っすぐに戻り切れていなくても、
次の動作のバックしていく中で調節ができます。
できるだけ真っすぐにする意識で良いですね。


真っすぐにバックしながらピボットエリアに近づけてから、
ピボットエリアを回転軸にして車を回した方が正確に曲がれます。


車を傾けた位置(ピボットエリアから離れた位置)から
回り込もうとすると駐車スペースに入り切りません。

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真っすぐバックして、
ピボットエリア(半径50㎝の円)に後輪を入れてから、
ハンドルを回して車を回転させます。

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車を傾け終わってからピボットエリアに近づけるまで、
サイドミラーに集中して見ています。

車の傾きを戻す時


ピボットを軸にして車の傾きを水平に戻します。
この時見ているのはハンドルでもミラーでもありません。


フロントガラス越しに見える前方の景色です。
正面の駐車場の線や停まっている車などです。


正面の景色を見ながら、
自分の車の前部やフロントガラスの縁などのバランスで、
車が水平になったのを確認します。


ハンドルの傾きで水平に戻そうとしても、
回し過ぎたり回し足りなかったり判断が難しいです。


サイドミラーで、
駐車場の境界線と車体の平行を確認することも可能ですが、
境界線のない駐車場では判断できません。


隣に駐車している車と平行にしようとするのは、
とても難しい間隔です。
隣の車が真っすぐに停まっていない場合も多くあります。


私が一番確実に車を水平に戻せるのは、
前方の景色と自分の車の傾きを比べて判断する方法です。

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車を最後までバックさせる時


車が水平になったら後は、
サイドミラーで車体を境界線に沿わせながら、
そのままバックするだけです。


駐車スペースの左右の空間に大きな偏りがある場合は、
左右のサイドミラーを見ながら、
ハンドルで微調整しながらバックします。

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バック駐車の最後は、
駐車スペースの奥に停車することですが、
車止めがあっても無くても、
後ろに停まっている車との車間距離の確認が必要です。


車止めが無い前提で習慣化しておく方が安全です。
バックミラーで後方の車との距離を確認します。

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バックビューモニターは、
バックミラーに映らない、
低い位置の障害物の確認には向いています。


しかし駐車場の後ろに停まっている車の後部と、
自分の車の後部の水平方向の距離感は、
微妙に歪曲するバックビューモニターより、
バックミラーの方が感覚的に捉えやすいです。

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(出典:http://response.jp/assistance/usedcar/detail/CU8645883104/)

直視とミラーを順番に


バック駐車が苦手な主婦ほど不安から、
同時に多くの情報を得ようとキョロキョロしています。


しかし必要な情報は一つ一つ順番に見ていくのです。


1、駐車スペースの奥の境界線が運転席の横に来たら車を傾ける。
2、対面の車にぶつからない範囲まで傾けて止まる。
3、ハンドルを戻して前輪を真っすぐにする(回した分だけ戻す感覚)
4、サイドミラーでピボットエリアめがけて真っすぐ近づける。
5、ピボットエリアに入ったらハンドルを回して回り込む。
6、フロントガラス越しの景色と車体を比べながら水平にする。
7、サイドミラーで車体と境界線を平行に沿うようにバックする。
8、ルームミラーで後方の車との距離を確かめながらバックして停める。