バック駐車が苦手な主婦は多いと思います。
私もそうでした。


細かいポイントを挙げればいくつもあります。


でも1つのコツだけに集中すれば、
あなたもバック駐車が苦手から得意になります。

バック駐車のコツ

バック駐車を感覚に頼るから失敗する



どうしてバック駐車が苦手なのか、
考えてみたことがありますか?

  1. 後ろ向きだから良く見えない
  2. 後ろ向きだから方向が分からない

この2点がバック駐車が難しく感じる根本原因です。
視覚と方向感覚が混乱するためです。


この2つの感覚を補おうとして、
教習所ではポールなどの目印を使います。


でも実際の道路にはポールなどは立っていません。
「このポールの位置に来たら」とか、
「あのポールが見えるように」などの、
感覚に頼った覚え方では応用ができません。


どこでも通用するバック駐車のコツとは何でしょうか?

バック駐車のコツは内側の後輪を意識するだけ

バック駐車の最大のコツは、
内側の後輪を意識することです。


左右のどちらからバック駐車しようと、
一番大事なコツは、
内側の後輪を意識することです。

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駐車スペースの境界線に近づけるようにバックします。

進入角度やハンドルの操作に囚われずに
とにかく内側の後輪を、
境界線に近づけていくことだけに意識を集中します。

内側後輪を境界線に近づけることから全てを発想する



駐車スペースに対して垂直(90度)でバックするのが、
最も簡単な入りかたです。

でもほとんどの駐車場はそこまでのスペースがありません。
だから出来るだけ角度を付けて入るように車を位置づけます。

この時「45度の角度に車を傾けて」とか、
「境界線が助手席に見えたらハンドルを切って」とかの、
感覚的な操作をしては駄目です。

駐車場の状況は千差万別です。
角度や目印などは、
駐車場のスペースで変わってきます。

固定した感覚的に頼らずに、
最も基本的な条件を基準にします。
この基準はどんな駐車場でも大原則なので、
変わることはありません。

それが内側後輪を境界線に近づけることです。

だから、
内側後輪が近づけやすい角度で、
内側後輪が近づけやすい位置へ、
車を配置できるように発想するのです。

先に決まった角度や位置があるのではなくて
駐車場の状況によって、
内側後輪が境界線に近づけやすくなるように
角度と位置に車を持って行くのです。


バックの時は内側後輪が車の最先端だから



車のは「内輪差」があります。
車が曲がる時に、
前輪と後輪の軌道に差があることです。

バックして曲がる時は、
内側前輪は内側後輪よりも外側を通ることはありません。
だから内側後輪が境界線より内側に入れば、
内側前輪および車本体は駐車スペース内に納まります。

バック駐車する時は、
内側後輪が隣の駐車スペースに対しての最先端になります。
内側後輪さえ安全範囲(駐車スペース)であれば、
隣の車にぶつけることなく安全に駐車できることになります。

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片側の位置だけでも安全範囲(駐車スペース)に納まるようにします。
外側(この絵の場合は右側)はぶつからないことだけ注意すれば良いです。
左右の空間を均一にしようとするのは上達してからでよいです。


バック駐車する時は、
たった一つのコツ
内側後輪を駐車スペースの境界線に近づけ、
そのまま境界線に沿ってバックすれば良い
のです。

具体的にはサイドミラーの確認になります。
実際の様子を説明しているこちらの動画が分かりやすいです。



(出典:『初心者運転 サイドミラーだけで車庫入れするコツ 駐車』by YouTube)


隣に車が止まっていない場合は境界線に直に向かって行けますが、
多くの場合は隣に車が停まっていて車の頭が境界線より出ています。
ぶつからないように境界線の延長ラインをめがけて近づけていきます。