蓮池咲子、主婦、34歳です。
身長153㎝、50㎏で、
最近ダイエットしなければと思案中です。


家族構成は、夫38歳、長男9歳、長女7歳、義父65歳、義母60歳です。


私はもう5年程、
自転車で10分程のところにあるスーパーの、
野菜と果物売り場のパートをしています。

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結婚以来10年以上ペーパードライバーでしたが、
最近義父がリュウマチになって、
自分では運転ができなくなりました。


夫は仕事が忙しいので、
義父を病院へ送迎のため、
私が運転をしなければならなくなりました。


10年ぶりでしたので、
夫が仕事が休みの日に、
助手席に乗ってもらって練習をしました。


アクセルやブレーキを踏む感覚や、
ハンドルの回し方も思い出しながらで、
ぎこちない運転でした。


「何やってんだよ!」と、
切れそうになる夫の言葉にイライラしながら、
思い通りにいかない運転に自信を無くしていました。


しかし現実問題として、
義父を病院へ連れて行かなければなりません。
タクシーなど毎回呼べる余裕はないですから。


「ゆっくり運転すれば大丈夫でしょう」と、
自分を奮い立たせました。


義父の通う病院は、
駅前の車が渋滞しているところにあります。


病院の駐車場は狭くて、
前向き駐車で入れる余裕がありません。
入れたら出る時が大変ですから。


バック駐車が苦手だった私は、
何度も切り返しをして、
やっと駐車することが出来ました。


いつもバック駐車に苦労していたのを、
駐車場の管理をしていたおじさんが見かねて、
バック駐車のコツを教えてくれました。


その教え方は教習所のように、
目印とかで覚える感覚的な方法ではなくて、
どうしてそうするのか、
どこに注意をすれば良いのか、
理屈と実践でとても分かりやすく教えてくれました。


そのおじさんのお陰で、
バック駐車が苦手だった私が、
バック駐車が面白くなって、
得意になってしまいました。


運転は理屈が分からないと駄目なことも分かりました。
そして理屈を実践にどう生かすかも大切だと感じました。



理屈を忘れて、
感覚的に運転している主婦の人が多いと思います。


理屈と集中するポイントを絞って実践すれば、
運転が苦手な主婦でも大丈夫です。


夫は古紙再生工場の仕事で、
毎日疲れて帰ってきます。
勿論家事には非協力的です。


私の運転の事にはあまり興味がありません。
運転出来て当たり前だろうと思っているようです。


義母はまだ元気で、
家の周りの小さな畑で野菜を作っています。


夫もいずれは兼業農家の跡取りとして、
畑の仕事もしなければならなくなります。


そんな時になったら、
両親の面倒を見る嫁の苦労も分かるかも知れません。


運転に自信がついてきた私は、
義父と義母と子供達を乗せて、
夫抜きで日帰り旅行でもしようかと考えています。